1月27日(木) ゴマキ(ゴマギ)
新幹線の先頭車両を思わせるほど、ゴマキの冬芽はスマートでした。10月半ば、葉が落ち尽くすころはまだコロンと短躯だったので、晩秋からいまの季節も着々と生長していたことがわかります。蝶の幼虫が蛹に育つことを連想します。
長短2対の芽鱗を持っていて、外側の茶色い短めの方がもう失われていたり落ちかけていたり、観察にはいいタイミングでした。来月になれば、赤くて長い方の芽鱗も割れ、みずみずしい若葉が開き出してくる段取りです。
それはまたの楽しみとして、この季節の見どころは芽鱗と葉痕の組み合わせが生み出すユーモアです。臙脂色のお洒落な帽子のすぐ下に眉根を寄せたシカメっ面があって、森のコビトさんがミーティングしているみたいです。
長短2対の芽鱗を持っていて、外側の茶色い短めの方がもう失われていたり落ちかけていたり、観察にはいいタイミングでした。来月になれば、赤くて長い方の芽鱗も割れ、みずみずしい若葉が開き出してくる段取りです。
それはまたの楽しみとして、この季節の見どころは芽鱗と葉痕の組み合わせが生み出すユーモアです。臙脂色のお洒落な帽子のすぐ下に眉根を寄せたシカメっ面があって、森のコビトさんがミーティングしているみたいです。
<補注> 2月末、芽が開き始めました。(2022年2月28日)
過去のきょう 2021 ハオルチア・ベヌスタ 2020 ヒメウコギ(ウコギ) 2019 スギノハカズラ(アスパラガス・デンシフロルス、アスパラガス・スプリンゲリ) 2018 ハクウンボク 2017 ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス) 2016 ウチワサボテン(アカエボシ) 2015 ニワトコとオニグルミ 2014 アマドコロ 2013 ミズカンナ 2012 カジイチゴ 2011 メリケンカルカヤ 2010 コウヤボウキ 2009 レモン 2008 アオキ 2007 パンジー 2006 ヒノキ 2005 オキザリス・バーシカラー
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