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1月14日(金) ミズバショウ

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過去記事ではこれを若葉と言ってしまって、さて今回、半分凍った水辺で冬を耐え抜くミズバショウに出会い、単純に葉とは呼べないと思い直しました。図鑑的な説明では、ミズバショウは葉に先行して花茎を出して開花するわけで、つまりあの白い仏炎苞が開く前の緑色物体は「芽」と呼ぶべきようです。
その芽が、水中で何枚もコートを脱ぎ捨てているのも初めて見ました。前は湿地とは言え水中ではなかったので気づきませんでした。新発見です。
芽というのは赤ちゃんだという人間的感覚で考えると、これは凶悪な虐待事件になってしまいます。そうではなくて、植物の冬芽は特別に堅牢・堅固な越冬カプセルであって、花芽はそのなかでゆっくりと自分を養っているのでしょう。

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