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12月1日(水) ナカフオリヅルラン

211201chlorophytum_comosum
たいがいの解説には「性質は強い」と書かれていて、たしかにこんな時期に花をつけて(不定期開花)、葉も元気、走出枝がピロンピロンですから納得です。
しかし、撮影する人間にしてみると「性質は悪い」で、なかなかきれいな株がなく、しかも都合のいい位置に花をつけてはくれません。過去記事の写真などは苦し紛れに貼り合わせ、とりあえずオリヅルランを載せたというだけのものでした。
それが今回は納得の一枚です。走出枝の先には折り鶴に見えるという子株もあります。「あれから15年」、我ながら執念深いものです。
ただ、欲を言うと外斑(そとふ)タイプを写したかったのです。写真のように葉の白い部分が内側のものは中斑折鶴蘭で、このごろはこれが主流だそうです。そう言われるとマイナーな外斑を見たいのが人間の性であって、さて「これから15年」もあれば愛しの外斑を見つけ出すことができるでしょうか。

<補注> ソトフオリヅルランの収録を機に、こちらの記事タイトルをナカフオリヅルランに訂正します。(2022年5月28日

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