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11月13日(土) マツカサススキ

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親指の先サイズでまん丸の小穂がビッシリと並んでいました。先端は胸の高さほどもあるので、目の前がこのかわいらしい球体で遮られた感じです。
その小穂の付け根から長くのびる総苞とか、茎の断面が三角形であることから、これがカヤツリグサ科のメンバーであることがわかります。アブラガヤと同属のマツカサススキという、なかなか見られない種類に出会うことができました。
池の縁の湿地というどこにでもありそうな環境は、考えてみれば昭和の時代あたりからどんどん失われています。COP26に見るように環境保護意識は高まっているわけで、このマツカサススキの勢いも復活してほしいものです。

<補注1> 小穂がまだ緑の季節に再会できました。(2022年9月12日
<補注2> 仲間のコマツカサススキとヒメマツカサススキを一挙に収録しました。(2024年8月12日

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