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11月30日(火) フクベノキ

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フクベという言葉は、自分が子供のころはまだ現役で、ヒョウタンの実から種を掻き出して乾燥させ、水やお酒の容器にしたものを言いました。ほかに、ユウガオの実(干瓢の原料)のことも言い、このフクベノキはそちらにあやかっているようです。
この丸くて大きな実は最大で直径25cmになるそうで、バレーボール(20~21cm)よりもデカイわけです。それが枝に直接ついていて、上の写真のものがかなりその完成サイズかと思われたのに、場所が高すぎて比較物をあてられません。
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なので、手をのばして届くところにあったものに指をあててみました。これでも直径10cmは優に超えていて、ザボンとか晩白柚を思い出します。
花がまた異形で、花粉媒介者はコウモリだと言います。このごろコウモリはすっかり厄介者になりさがっていて、しかし、いないと困る木もあるわけです。

過去のきょう 2020 紅鏡(イロハモミジ・ベニカガミ) 2019 カラスザンショウ 2018 アシズリノジギク 2017 ネズミノオ 2016 ヤーコン 2015 ゼンマイ 2014 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2013 シラン 2012 バラ(緑光) 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ショクヨウギク(料理菊) 2009 シロダモ 2008 ヤブムラサキ 2007 キヅタ 2006 ムクノキ 2005 リキュウバイ 2004 ウインターコスモス

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11月29日(月) マツカサジンジャー

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和名(マツカサジンジャー)だと、この照り輝く真っ赤な苞がイメージしにくい恨みがあります。クスダマジンジャーという別名を持ち出しても、どうも我が同胞はこのピカピカ&カッキリ感をうまく言い表せなかったようです。
ならば海の向こうはどうかというと、英名がインドネシアン・ワックス・ジンジャーだそうで、ほーら、ワックスでしょ、産地もわかるでしょ、と納得です。
ただ、彼我ともにジンジャーははずしていなくて、もう見るからにショウガ科だもの、蛇足ではあるまいか…というのは野次馬爺さんのご託です。

過去のきょう 2020 エゾヨモギギク 2019 オオバコ 2018 クロウメモドキ 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツタ(ナツヅタ) 2015 サワグルミ 2014 シリブカガシ 2013 マテバシイ 2012 アルテルナンテラ(アキランサス、テランセラ) 2011 ヒモサボテン(ドラゴンフルーツ) 2010 オオモミジ 2009 センニンソウ 2008 マムシグサ 2007 ヒサカキ 2006 タチバナ 2005 ベニバナボロギク 2004 スイセン

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11月28日(日) サトウカエデ

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低脂肪・低カロリーだというのでメープルシロップはときどき話題になります。ただ、いいものはなかなかのお値段で、はた衛門家ではスルーです・涙。
なので、このサトウカエデの幹にナイフを立ててみたということは絶対なくて、現地(カナダ)の採取写真を見ると、この木は巨大なのです。とてもとても、 こんな直径20cmあるかなしの木では、傷つけるだけかわいそうというものです。
そして、カナダ国旗では真っ赤な葉も、うーん冴えない色でした。いえ、異境の地とは言え、もう少しいい色になることもあるはずで、いい出会いを待ちましょう。救いは葉の形があの国旗と同じだったこと…トホ、納得のレベル、低すぎます。

過去のきょう 2020 ペカン 2019 ミヤギノハギ 2018 ホザキアサガオ(ミナ・ロバータ) 2017 温帯スイレン 2016 ノダケ 2015 イカリソウ 2014 モミジヒトツバ 2013 オオバギボウシ 2012 ナンテン 2011 バンレイシ 2010 サザンカ 2009 マユハケオモト 2008 キミノオンコ 2007 ウンリュウヤナギ 2006 シロミタチバナ 2005 ニホンスイセン 2004 クコ

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11月27日(土) ディッキア

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ノコギリザメの集団が岸に打ち上げられたか!みたいな図です。実際、この棘は硬くて、段ボールくらいだったらゴリゴリと切ることができそうです。
ディッキア(Dyckia)と呼ばれるパイナップル科の一つの属で、南米に自生するものがそもそも多種類なのに、そこから育種家が交配作出する品種も多いそうで、この黒光りする凶暴な人相の一品も種小名は探り出せません。
だいたいにして、パイナップル科というのが困ったもので、ブロメリア科とかアナナス科とか、呼び方が安定しません。そのなかで、ディッキア属としての初登場品の固有名がわからないのは情けない話ながら、とりあえずディッキアです。

過去のきょう 2020 イエギク(丁字咲き・丁字菊) 2019 ベゴニア・プセウドルベルシー 2018 ハマヒサカキ 2017 ネズミサシ 2016 フウリンブッソウゲ 2015 コウジ 2014 ハマビワ 2013 メギ 2012 アマチャヅル 2011 サクララン 2010 アオハダ 2009 カミヤツデ 2008 アカネ 2007 オキザリス・バーシカラー 2006 シャクチリソバ 2005 コブクザクラ 2004 イネ

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11月26日(金) ミチノクナシ

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種小名がussuriensisなので、ウスリー(ロシア極東部)あたりが根城のナシだとわかります。中国北部や韓半島、そして日本の北部にも分布があります。
同じように梨のご先祖と思われるヤマナシと比べると、実も樹高も少しだけサイズが大きくて、さすがに大陸ルーツです。
落ちていた実でも外見に支障はなかったので、カプッとやってみました。ヤマナシに比べるとかなり「食品」レベルで、しっかり甘みを感じます。しかし、すでに腐臭もあって、できれば樹上のものを囓りたかったなぁと未練が残ります。

<補注> このナシについての研究が2010年に発表されています。

過去のきょう 2020 イチジク 2019 パキラ 2018 ツルウリクサ 2017 ツルギキョウ 2016 シュウメイギク 2015 キクタニギク(アワコガネギク) 2014 ホシオモト(パイナップルリリー) 2013 ミセバヤ 2012 ハシバミ 2011 フウリンブッソウゲ 2010 ノガリヤス 2009 シャコバサボテン 2008 センボンヤリ 2007 ジョウリョクヤマボウシ 2006 ガーベラ 2005 ガマズミ 2004 フェイジョア

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11月25日(木) セトヤナギスブタ

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スブタです。酢豚ではありません…とやりたくて、スブタをずっと探していました。水田や溝の浅い部分に生息する水草なのに、圃場整備や除草剤のせいで、いまや絶滅危惧種です。近所の徘徊くらいではとても見つかりませんでした。
なので、保護育成の水槽のものをありがたく撮影です。ただ、これは単純なスブタではなく、頭にセトとヤナギが載っかります。茎がないふつうのスブタに対し、茎が立つのがヤナギスブタ、それがさらに大きいのがセトヤナギスブタです。
さて、気になるスブタの意味です。牧野図鑑には「名古屋地方では乱れた女子の頭髪をスブタガミという」とあります。いわゆるザンバラ髪のことで、たしかにこの草が水中に漂っている姿はだらしないボサボサ頭に見えなくもありません。

過去のきょう 2020 クレマチス・シルホサ・ジングルベル 2019 コウボウシバとコウボウムギ 2018 ヤバネヒイラギモチ 2017 ミズメ 2016 ギンツノサンゴ 2015 ハクサンボク 2014 ケヤキ 2013 ニッサボク 2012 オギ 2011 オンシジューム 2010 ヘラノキ 2009 サカキ 2008 ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク) 2007 カワヤナギ 2006 ナツハゼ 2005 カマツカ 2004 サネカズラ

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11月24日(水) ハスノハギリ

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添えた指で計測するに、幅も長さも25cmオーバーで、かなり大型の葉です。その葉に繋がる葉柄が中央に寄ってついている「蓮の葉」タイプです。
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そして幹を叩くとコンコンと軽やかに響き、まるで「桐」です。そこでこの木はハスノハギリ…うーん、そんな安直な名でいいのかと思わないでもありません。
もちろん、蓮とも桐とも血の繋がりはなくて、ハスノハギリ科ハスノハギリ属というかなりレアなグループです。沖縄には自生があって、薄茶色の花が咲き、鬼太郎パパのような実をつけるそうで、そんな写真がネットに出ています。

過去のきょう 2020 イロハモミジ 2019 シロミナンテン 2018 ステビア 2017 ダンドク 2016 トシエ・アオキ・ポカイとオリエント・アンバー 2015 クジャクシダ 2014 カタバミ 2013 シマカンギク 2012 サルスベリ 2011 ゴレンシ(スターフルーツ) 2010 ゴシュユ 2009 ツルソバ 2008 セイヨウリンゴ 2007 マンデビラ(ディプラデニア) 2006 ツタウルシ 2005 オトコヨウゾメ 2004 ウナギツカミ

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11月23日(火) トロロアオイ

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おぉ、トロロアオイをこの段階まで畑に置いてくださるとは奇特なことです。乾いて割れた殻からはもう種がこぼれ始めていて、数粒、掌に受けてみました。
小さくてもゴロンとして量感があります。ウチで播いてみる?と一瞬は思ったものの、すぐに夏の雄大な姿を思い出してあきらめました。
過去2回の掲載はいずれも8月下旬です。あの暑さのなかで、黄色い大きな花が元気に咲いているさまはどうしても目立ちます…と昔の写真を見たら、どちらも花にスケールを当てていません。しまった、やはり手元で育てるべきでした。

過去のきょう 2020 オオベニウチワ・ロイヤルチャンピオン(アンスリウム・アンドレアナム・ロイヤルチャンピオン) 2019 カラテア・プリンセプス 2018 ハナヒョウタンボク 2017 オオバナアリアケカズラ 2016 エンコウカエデ 2015 シラカンバ 2014 エノキウツギ(ウオトリギ) 2013 ムクロジ 2012 カラスノゴマ 2011 サンジャクバナナ 2010 オウゴンカシワ 2009 ラクウショウ 2008 キカラスウリ 2007 シロウメモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 キカラスウリ 2004 ハクサイ

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11月22日(月) メガスケパスマ・エリスロクラミス

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参りました。これを撮ってから数日、名前を覚えようと呟いてみるものの、ほぼ無駄な努力となっています。Megaは「大きな」だからいいとして、「覆うもの」:skepasmaというのがまったくダメです。もちろん、エリスロクラミス(erythrochlamys)は最初から捨てています。一属一種なので、メガスケパスマだけで支障がありません
こうなると、受験記憶法もやむなしかと思えてきます。「メガな(大きな)スケ(女)がパスしたよ、ママ(マ)に」…お、案外これでいけるかなwww。
中米の湿潤な森が住処だそうで、年がら年中、こんな大きな葉(左下隅でカードと比較)を繁らせているらしく、そんなところに迷い込んだら、「大きな」「覆うもの」という意味がしみじみと理解できるのでしょうに、残念です(ホッ)。

過去のきょう 2020 インドボダイジュ 2019 ベンガルボダイジュ 2018 ハマオモト(ハマユウ) 2017 ツメレンゲ 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 ヤブミョウガ 2014 オヤマボクチ 2013 シャコバサボテン 2012 エノキ 2011 アアソウカイ 2010 シマカンギク 2009 ホコリタケ 2008 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2007 ギンバイカ 2006 ナギ 2005 カリン 2004 オオモミジ

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11月21日(日) コモチレンゲ

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10cmほどの長さで直立する花穂は開花期を終えていて、もし白い花が盛りだったならそれに惹きつけられ、地面の「子持ち蓮華」に目が行かなかったことでしょう。その意味では花に遅れて幸運でした(かなり無理してる・笑)。
ただ、あらためてその気で見れば、このバラのような子株、かなりキュートです。多肉植物の殖え方としてはごくありきたりなのに、その形で見せてくれます。
陽当たりが好きで寒さには強いというので、たぶん来年もここで元気にしていてくれることでしょう。秋口にはぜひきれいな花を撮らせてください。

<補注> 同じイワレンゲ属(Orostachys)のツメレンゲはいまごろが開花期でした。(2017年11月22日

過去のきょう 2020 リンドウ 2019 ビロードモウズイカ 2018 セイヨウニンジンボク(とニンジンボク) 2017 ソヨゴ 2016 モミ 2015 ブラシノキ 2014 ヤマハギ 2013 ヒメイチゴノキ 2012 カナムグラ 2011 メガルカヤ 2010 ミツデカエデ 2009 アブラチャン 2008 アメリカヅタ 2007 カタバミ 2006 ヤポンノキ 2005 シロダモ 2004 ドウダンツツジ

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11月20日(土) テングバナ

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花が鼻…というのが笑えます。天狗さんがこんなに丸顔だったかどうか怪しくても、萼を顔の輪郭に見立てていて、だから木の名前がテングバナです。
二階建ての屋根に届くほど大きくなり、細い枝というか蔓が縦横に走ります。このごろの日本の慎ましやかな新興住宅にはほぼ無理に思えます。
説明にはヒマラヤの産とあるものの、ヒマラヤは広すぎて、どんな場所がこの木のお里なのか、探しようがありません。エベレストの雪のなかでは無理でしょうから、たぶんやや温暖な平原とかでゆったりと蔓をのばしているのでしょう。

過去のきょう 2020 タマリンド 2019 シクンシ 2018 コヤブラン 2017 ソバ 2016 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2015 オミナエシ 2014 ウバユリ 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 ナンキンハゼ 2011 メグスリノキ 2010 キチジョウソウ 2009 イワニガナ(ジシバリ) 2008 チシャ(レタス) 2007 オキザリス・フラバ 2006 レンギョウ 2005 ツリバナ 2004 チャノキ

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11月19日(金) エッチュウミセバヤ

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こういうパステル調の秋冬モードにも心惹かれて、これで世界六大紅葉になったぞと言いたいところでも、ミセバヤは「樹」ではないのでボツです。
ただし、これは町でよく見かけるミセバヤではなく、エッチュウミセバヤという珍品です。葉がふつうのミセバヤより尖りめ(ふつう=円形、エッチュウ=卵形)です。
ミセバヤのバリエーションとしてはすでにヒダカミセバヤを収録していても、あれはミセバヤの直系ではない(種小名が違う)のに対し、この越中タイプはHylotelephium sieboldii(ミセバヤ)の唯一の変種(var. ettyuense)になります。
ミセバヤもエッチュウミセバヤも、自生のものは絶滅危惧指定ながら、こうして好事家の人々が大事に栽培してくれていて、眼福に預かることができました。

過去のきょう 2020 ヒポエステス・アリスタタ 2019 ダイモンジソウ 2018 フジ(ノダフジ) 2017 ホワイトオーク 2016 イロハモミジ 2015 コトネアスター 2014 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2013 アレカヤシ 2012 マンデビラ(ディプラデニア) 2011 スズメウリ 2010 スイショウ 2009 ダンコウバイ 2008 ツノナス(フォックスフェイス) 2007 ドウダンツツジ 2006 カザリナス(ヒラナス、アカナス) 2005 シロヨメナ 2004 ビワ

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11月18日(木) ハナノキ

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ハナノキの紅葉については、かつてスマホカメラの性能テスト(K-50との比較)の被写体として取り上げただけで、やや不義理がありました。
なので、これで過去の失礼はきれいに清算ということにしてもらいましょう。
清算ついでにヨイショしておくと、おとといのナンキンハゼで世界三大紅葉樹は四大になるし、きょうのハナノキで五大まで拡大したいほどの見事さです。
どだい、見事な紅葉の木を三つに絞る発想が無理そのもので、言ったもの勝ちとは言えずいぶん無責任なお方もいたものだとあきれかえるばかりです。

過去のきょう 2020 バラ(スヴニール・ド・アンネフランク) 2019 コルディリネ・テルミナリス・アイチアカ 2018 エボルブルス(ブルーコーラルとアメリカンブルー) 2017 ツルリンドウ 2016 アアソウカイ 2015 シマカコソウ 2014 ノダケ 2013 ホトケノザ 2012 ニガキ 2011 ビレヤ・シャクナゲ 2010 シマサルスベリ 2009 ヒオウギ 2008 スイレンボク 2007 エアーポテト 2006 フユノハナワラビ 2005 ムサシアブミ 2004 センリョウ

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11月17日(水) ペペロミア・メタリカ

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これはかなりそそられます。葉表の硬質な光沢はメタリカの名前に恥じません。一方、その裏を見れば、これはまた愛らしくほんのりの紫色と来ています。
深い緑の中央を走る白い筋もこのペペロミアの特徴だそうで、うーん、暗緑色の迫力だけに惚れた自分にはやや余計なお飾りに思えます。そういう場合は室内で陽光を避けておくと白線が薄れるそうで、あらら、買わない理由がなくなりました。
叢生して茎が殖えやすいという性質もお得感があります。注文しちゃおうかなぁ、いや、季節が悪すぎるよぉ……自分の優柔不断さを楽しんでいます。

<過去掲載のペペロミア・掲載順> ☆ オブツシフォリア : 2011年11月17日 ☆ クルシフォリア : 2018年12月18日 ☆ アルギレイア(シマアオイソウ) : 2018年12月24日 ☆ フォレット : 2021年3月6日 ☆ ボニンシメンシス(シマゴショウ) : 2021年3月8日

過去のきょう 2020 チシャ(レタス) 2019 ピレア・カディエレイ(アルミニウムプラント) 2018 ムラサキシキブ・中吉小吉 2017 ピンオーク 2016 コブシ 2015 コバノギンバイカ 2014 クスドイゲ 2013 バラ(ピンク・パンサー) 2012 シュウメイギク 2011 ペペロミア・オブツシフォリア 2010 島バナナ(バナナ) 2009 ヒッコリー 2008 ムラサキカタバミ 2007 チョコレートコスモス 2006 ヒメウコギ 2005 ヨメナ 2004 ヒイラギ

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11月16日(火) ナンキンハゼ

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よぉし、これなら世界四大紅葉樹とウソをついても許されるでしょう。なかなか得心のいく紅葉シーンを撮れなかったナンキンハゼ、会心の一枚です。

<世界三大紅葉樹・和名50音順> ☆ スズランノキ ☆ ニシキギ ☆ ニッサボク
<得心できなかったナンキンハゼの紅葉シーン・掲載順> ☆ 2005年12月3日 ☆ 2009年11月1日 ☆ 2012年11月20日 ☆ 2013年9月24日

こうして証拠写真をあげるとナンキンハゼの紅葉が素晴らしいことには異論が出ないと思うのに、けっこう気むずかしい木ではあるようです。写真の木は県南のふつうの平地で、環境に差はなさそうなのに、近所の庭木はイマイチです。
紅葉の条件その1が寒暖差だとしたら、埼玉南部に変わりがありません。同じく重要な条件の陽当たりも、近所のお庭は申し分ないのです。
あとの要素は夏の間のアントシアニンの形成量でしょうか。いや、またもや「はた衛門珍説」ですけれど、なにか紅葉に効く栄養とか、あるいは逆に栄養過剰とか…。とにかくきょうの写真で、自分のなかのナンキンハゼ伝説は完結(注)です。

<補注> 完結したはずの伝説に続きがありました。(2022年4月19日

過去のきょう 2020 ツタ(ナツヅタ) 2019 ニッケイ 2018 コスモス(ダブルクリック・スノーパフ) 2017 オオオナモミ 2016 パフィオペディルム・リーミアヌム 2015 ツノゴマ 2014 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2013 ゴシキトウガラシ 2012 イロハモミジ 2011 カイノキ 2010 キッコウハグマ 2009 シオデ 2008 ヨシ(アシ) 2007 フユザクラ 2006 コンギク 2005 コンギク 2004 アブチロン

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11月15日(月) エスキナンサス・プルケール

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あ、エスキナンサスだ…とまではわかったものの、イワタバコ科エスキナンサス属には160もの種類があるそうで、「君の名は」と呟くしかありません。
いままで見たものでも、ツイスターとかマルモラツスあたりなら、かなりキャラが立っていてわかりやすいのです。反面、最初に出会ったものはいまだに正体不明だし、4番目に収録したクリムゾンベルと今回のものはけっこう似ています。
ただ、対生する葉の節間がこちらは短く、葉が肉厚で形もふくよかです。Pulcherという種小名は「きれい・美しい」という意味で、さてその葉をそう称えたのか、クリムゾンベルに比べると艶やかな花を褒めたのかは不明です。
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おっと、確認を忘れ続けた「木本らしき」部分です。ただ、この木質化した蔓に年輪があるとはどうにも思えず、きょうもまた「草もの」順番で登場です。

過去のきょう 2020 フジバカマ 2019 ゴキヅル 2018 アコレード 2017 レザーウッド(キリラ・ラセミフローラ) 2016 カホクザンショウ(カショウ) 2015 キウイフルーツ 2014 コクサギ 2013 コモチクジャクヤシ 2012 オオバナノコギリソウ 2011 ワイルドオーツ(ニセコバンソウ) 2010 ヘビノボラズ 2009 コウカジュ 2008 ルリフタモジ(白) 2007 イヌマキ 2006 サイカチ 2005 ノコンギク 2004 コセンダングサ

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11月14日(日) キミノバンジロウ

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ふつうのバンジロウ(グァバ)は食べごろになっても実の色は緑っぽいままなのに、こちらは「黄実の」と言われるほどにこうして色づきます。
ただ、テニスボールを引き合いに出した「ふつう」の実に対して、こちらは卓球の球くらいで、その軽さのせいか、実がティーアップされています。ほかにも葉裏の筋(側脈の強ばり)がないし、葉形もスマートで、全体が小ぶりです。
「ふつう」と同じく、フトモモ科(バンジロウ属)であって、この科に共通の派手な花が咲くはずです。「ふつう」もまだ花の痕跡しか見ていなくて、早くこのメンバーとの縁(えにし)の糸が太くなってくれることを祈っています。

過去のきょう 2020 マンリョウ 2019 トックリキワタ 2018 オトコエシ 2017 オッタチカタバミ 2016 リュウビンタイ 2015 オランダセンニチ 2014 ヌスビトハギ 2013 イエギク 2012 シロモジ 2011 トネリコ 2010 カラスノゴマ 2009 ミツデカエデ 2008 ヒシ 2007 ハツカダイコン 2006 ヒメノウゼンカズラ 2005 モッコク 2004 ウインターコスモス

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11月13日(土) マツカサススキ

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親指の先サイズでまん丸の小穂がビッシリと並んでいました。先端は胸の高さほどもあるので、目の前がこのかわいらしい球体で遮られた感じです。
その小穂の付け根から長くのびる総苞とか、茎の断面が三角形であることから、これがカヤツリグサ科のメンバーであることがわかります。アブラガヤと同属のマツカサススキという、なかなか見られない種類に出会うことができました。
池の縁の湿地というどこにでもありそうな環境は、考えてみれば昭和の時代あたりからどんどん失われています。COP26に見るように環境保護意識は高まっているわけで、このマツカサススキの勢いも復活してほしいものです。

過去のきょう 2020 トウガラシ(ハバネロ) 2019 スズメノヒエ 2018 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)  2017 ガマズミ 2016 シロダモ 2015 サキシマフヨウ 2014 アベマキ(とクヌギ) 2013 イヌビワ 2012 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2011 アシボソ 2010 パイナップルセージ(サルビア・エレガンス) 2009 ヤブサンザシ 2008 ムシカリ 2007 コミカンソウ 2006 プレクトランサス・モナ・ラベンダー 2005 センニンソウ 2004 早咲きツバキ(西王母)

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11月12日(金) クラリンドウ

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見るからにクサギの仲間、いわゆるクレロデンドルム(↓)だね!という花です。その線から調べたら、クラリンドウという和名はすぐに割れました。
ただ、クラリンドウってなんですか。蔵竜胆? 意味、わかりません。クレロデンドルムという属名が訛ったのかという推測は、あまりに無理がありすぎます。
けっこう名前にうるさい図鑑的サイトでも、この意味は不明としています。そのわりには、YListまでさりげなく「和名:クラリンドウ」としていました。
なんだか割り切れない思いはするものの、この花が実を結ぶとクサギのそれとよく似た剽軽な姿になるようで、そのころまでにはこの不条理な名前の出どころが判明するか、あるいはもうどうでもよくなっていることでしょう。

<このブログに収録済みのクサギ属(Clerodendrum)・和名50音順>クサギ ☆ クレロデンドルム・インキスム ☆ クレロデンドルム・ウガンデンセ ☆ ゲンペイクサギ ☆ ベニバナクサギ ☆ ボタンクサギ

過去のきょう 2020 イヌツゲ 2019 ビルマコプシア(コプシア・フルチコサ) 2018 タムラソウ 2017 イワヨモギ 2016 キッコウハグマ 2015 オオアマドコロ 2014 メガルカヤ 2013 ゴクラクチョウカ 2012 バクチノキ 2011 セイヨウニンジンボク 2010 アコニット(セイヨウトリカブト) 2009 ヤブムラサキ 2008 カキ(品種不明)  2007 イチゴノキ 2006 ケンポナシ 2005 ハマギク 2004 アメリカソライロアサガオ

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11月11日(木) コバルトシダ

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じつに迫力のある色合いです。名前どおりのコバルトブルーとか、あるいは光の具合によってはメタリックグリーンに見えもするそうで、とりあえず深い紺色に見える部分はあったので、納得しながらシャッターを切りました。
そして、葉の厚みも押し出しが効いています。なめし革の風合いがあって、親指の幅くらいはあるので、腕時計のベルトにしたいくらいです。
こまるのは学名で、属名がMicrosorumなのかMicrosoriumなのか、判断がつきません。語尾がrumかrium、iが入るか入らないかで、スペリングミスかと愚考するのに、どちらもしっかり使われ、同じ属を示しているとしか思えません。
さらに種小名はsteerei、musifolium、thailandicumなどがあり、それらが同じものか微妙に違うものか、資料写真を眺めながらため息ばかりです。
というわけで、紺色のベールに包まれたように難解な正体探しはひとまずあきらめて、ここは単純明快な「コバルトシダ」の名だけ覚えておくことにします。

過去のきょう 2020 スズメノヒエ 2019 ススキ 2018 ヒマラヤスギ 2017 アオツヅラフジ 2016 イヌシデ 2015 ウンナンハギ(四季咲きウンナンハギ) 2014 ウワミズザクラ 2013 コハウチワカエデ 2012 センブリ 2011 オオブドウホオズキ(トマチロ) 2010 カイノキ 2009 オシロイバナ 2008 シュウメイギク(八重) 2007 早咲きツバキ(西王母) 2006 ラッキョウ 2005 ミツマタ 2004 ウメモドキ

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11月10日(水) ユーカリ(ユーカリノキ)

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そりゃ、玉ねぎの皮を剥くようなもんだよ…昔むかし、若いワタシを諭すように言った先輩の言葉がいまだに忘れられません。うまいことを言うものだ、今度誰かに言ってやろうと思いつつ、なかなかそんな機会はないものです。
さて、ユーカリの皮を剥いてもなかにはなにもない…ことはなくて、当然ながら白い木肌が出てきます。いや、そうなんだろうか。何年かしたらまたベロリ・ベロリとこうやって皮が剥けてくるのではあるまいか???という剥け具合ではあります。
せっかくの樹皮をこうして落としてしまう木はほかにもいろいろあって(↓)、古くなった器官を脱ぎ捨てて生長を続ける現象を合理的と褒めるか、恩知らずの非情と見なすか、玉ねぎの皮を剥くような堂々巡りに陥ってしまいます。

<樹皮が剥ける木々(の一部)・和名50音順>ケヤキ ☆ サルスベリ ☆ サンシュユ ☆ スズカケノキ類 ☆ トウカエデ ☆ ナツツバキ ☆ バクチノキ ☆ ヒメシャラ ☆ リョウブ

過去のきょう 2020 バラ(アンマリー・ド・モントラベル) 2019 コブクザクラ 2018 ヤブソテツとオニヤブソテツ 2017 ダリア(ナイトオウル) 2016 クサソテツ 2015 ネコノヒゲ(クミスクチン) 2014 アイノコセンダングサ 2013 ツワブキ 2012 ユリノキ 2011 ツリバナ 2010 ウラジロノキ 2009 トキリマメ 2008 ミドリハッカ(スペアミント) 2007 トウゴマ 2006 シロアザミゲシ 2005 ヒメツルソバ 2004 アオジクユズリハ

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11月9日(火) ディコリサンドラ・ティルシフローラ

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出会ってから何年経っても、何回見かけても、名前を諳んじられないディコリサンドラ・ティルシフローラです。もうダメだから、勝手にデコちゃんにしてしまおうと思い始めた矢先、いい通称を見つけました。ブルージンジャー!です。
花屋さんが勝手につけた名前ではなく、歴とした英名だそうで、横文字コンプレックス丸出しながらも、簡単ならそれでいいんジャー!です。
おっと、そういうオヤジ路線だけでは寂しいのでマジメなポイントも加えます。前の掲載ではこれがどうしてツユクサ科なんジャー!と息巻いていたのに、花に迫ってみたら納得でした。花びら=3、萼(外花被)=3という構成がツユクサと同じです。
…にしては雌シベ・雄シベがずいぶん違うよというセルフ突っ込みはこの際なかったものとして、ブルージンジャー、きれいで豪華で、いいんジャー!です。

過去のきょう 2020 マルバアメリカアサガオ 2019 キッコウハグマ 2018 オオムラサキシキブ 2017 ツブラジイ 2016 モミジバフウ 2015 コエビソウ 2014 コウヨウザン 2013 カンレンボク 2012 ソバ 2011 ツメレンゲ 2010 キクニガナ(チコリー) 2009 キクタニギク(アワコガネギク) 2008 ジャコウソウモドキ 2007 シラキ 2006 スズメウリ 2005 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2004 キダチチョウセンアサガオ

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11月8日(月) トウヒ

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ようやく日本のトウヒです。トウヒと名のつく木はドイツトウヒだけ過去3回取り上げています。まだまだ仲間は多く(注)ても、とりあえず和洋がそろいました。
そのたった二つの収録範囲で比べると、和の枝振りはずいぶんスッキリです。ドイツは葉が繁く、小枝一つひとつがモコモコして見えます。
いかにも寒さに強い風情で、ロープウエイなどで高い山に登ったとき、こんな森を見た記憶があります。自分の脚で登り、木肌に触れて確かめればいいというのは理屈であって、平地で植栽品を眺めるだけで、爺さん、満足です。

<補注> トウヒ属(Picea)の仲間としてはエゾマツを収録してあります。
☆ トウヒ  : Picea jezoensis var. hondoensis
☆ エゾマツ : Picea jezoensis var. jesoensis

過去のきょう 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 ハイビスカス・八重ピンク 2018 ヤマトリカブト 2017 コンギク 2016  2015 アサリナ 2014 オオハナワラビ 2013 エドギク 2012 カキノキ 2011 ジュウガツザクラ 2010 ツルナ 2009 ヤマツツジ 2008 イロハモミジ 2007 オナモミ 2006 サルノコシカケ 2005 イロハモミジ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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11月7日(日) ニゲラ(クロタネソウ)

211107nigella
ニゲラに苦戦中です。種を播いてみたものの、どうも具合がイマイチです。
嫌光性種子だというので、種は深めに植え、最初はその鉢を新聞紙で覆ってあげたりしました。これ、過保護だったかなといまは反省です。
9月18日にそんな風に播いて、しかしウンでもスンでもなくて、あれえ?失敗?と心配し始めたそのころ、ようやく芽が出ました。それが10月11日のことです。そしてそこからもずいぶんノンビリで、1枚目の本葉を見たのは28日でした。
そして今月に入り、育った苗がヘロヘロと倒れるのです。せっかくのびたのに、細かい如雨露の水でもペタンと伏せてしまい、その状態で頭をもたげます。
鉢に合った株数に間引きしようと思ったのに、パイセンがみんなこうなので、遅れて出てくる弟分たちも用心のために抜けません。もう混み合おうがかまわず、どれかがうまく育てばいいや状態です。冬を超すうちに強くなるのか、そもそもニゲラはこんな風でいいのか、撮影するだけと違う悩みを体験中です。

<補注> かわいい蕾がたくさんつき(2022年5月6日)、見事に咲きそろいました。(2022年5月16日

過去のきょう 2020 アキノエノコログサ 2019 ステルンベルギア 2018 ヤマナラシ(ハコヤナギ) 2017 ダンコウバイ 2016 センダン 2015 ハンカチノキ 2014 マメイヌツゲ 2013 シラカシ 2012 リンドウ 2011 オオバシコンノボタン(アツバノボタン) 2010 サルビア・インボルクラータ 2009 シイクワシャー(ヒラミレモン) 2008 ハヤトウリ 2007 ノアサガオ 2006 ハマナス 2005 ノジギク 2004 ハヤトウリ

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11月6日(土) オウギバショウ(タビビトノキ)

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現代アートのように思えても、このターコイズブルーの物体はオウギバショウの種皮です。この美しい保護材のなかには小豆状の種が入っています。
ただ、あのオウギバショウの樹上に実ができているのはもちろん、花が咲いているのもまだ見たことがありません。こうして温室で展示されているからには、いつか開花・結実が行われているのでしょう。
そう思って見直せば、前回掲載の写真にも花後のような刺々しいパーツが写っていました。もうちょいだったようです。これからオウギバショウに出会ったときは、首が痛くなろうが蹴つまずこうが、上・上・上を探すことにします。

過去のきょう 2020 バラ(プリンセス・ミチコ) 2019 ハメリア・パテンス 2018 ウマノスズクサ 2017 ヤマミズ 2016 ツバメアサガオ 2015 サルビア・イエローマジェスティ 2014 ササクサ 2013 サガギク 2012 ハウチワカエデ 2011 ヒメイチゴノキ 2010 シロバナキツネノマゴ 2009 オオミサンザシ 2008 イシミカワ 2007 オオオナモミ 2006 アキノノゲシ 2005 ムベ 2004 ヤツデ

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11月5日(金) ベゴニア・クレスタブルキイ

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そろそろマフラーの季節、ベゴニアの葉まで毛皮の襟巻き…は冗談です。生長に従ってこの毛は薄れていき、代わりに葉の縁がレタスのように縮みます。
なのでこの根茎性ベゴニアのあだ名は「レタスリーフベゴニア」です。ただ、英語圏の人はこれを丸めて発音できても、日本では律儀にレタス・リーフ・ベゴニアと三つに区切るでしょうから、とても呼びにくくて好かれそうにありません。
では正式にクレスタブルキイ(Crestabruchii)ではどうかと言えば、これもかなり覚えにくいし、口にもしにくいと感じます。さてどうしたものでしょう。
春になれば背ものびてピンクの花も開くようなので、そのころまでにはなにかうまい和名がついてくれないものかと願うことしきりです。

過去のきょう 2020 ホトケノザ 2019 ケイトウ・スマートルック 2018 クスノハカエデ 2017 コヤスノキ 2016 ヒメショウジョウヤシ 2015 アマメシバ 2014 ツルウメモドキ 2013 トウネズミモチ 2012 チチコグサ 2011 タチシオデ 2010 マコモ 2009 ヤブミョウガ 2008 セイタカアワダチソウ 2007 コバレンギク(ヒメバレンギク) 2006 センボンヤリ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 ナンテン

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番外編 : 蜂蜜のシングルモルト

211106honey
蜂蜜レポート・第2弾(注)です。前回はまさか「いたちはぎ」の蜜があるとは思いもしなくて、しかもその珍しい蜜が一癖あるおいしさで、やや興奮したものでした。
それが今回はケンポナシカラスザンショウです。驚きました。イタチハギに勝るとも劣らない珍奇度です。そもそもふつうの生活では滅多にお目にかからない樹種なのに、しかも花期は短いのに、そんな森があるのだろうことに興奮します。
ウイスキーのシングルモルトがそうであるように、単一樹種の蜜は愛おしくなるクセと強さがあって、次はどんな蜜に出会うか、とても楽しみです。

製造販売:千葉・袖ケ浦市「かわの養蜂」、どちらも200g・750円(税込み)

<補注1> 第2弾はレモンの蜂蜜だったことを忘れていたので、今回のレポートは第3弾になります。
<補注2> 第4弾は内外柑橘系対決となりました。(2022年5月25日

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11月4日(木) ナツツバキ

211104stewartia_pseudocamellia
ツバキのくせに紅葉するなんて…というのはつまらぬ言いがかりで、ナツツバキの葉がうまく色づくとなかなか見応えがあります。初夏の純白の花だけでは終わらない楽しみが控えているとは、グリコなお得感のある木です。
そして、素性を洗ってみるとツバキという名前はそれほど騙りではないのです。真面目にツバキ科であって、もちろん本流のツバキ属(Camellia)ではなくて傍流(笑)のナツツバキ属(Stewartia)なので、落葉してもツバキなのです。
ただ、可哀想なのは種小名で、pseudocamelliaです。このpseudはときどき見かける(↓)表現で、「なんちゃって」を意味します。お洒落なナツツバキ、じつは「ナンチャッテカメリア」だったなんて、酷い学名をつけられたものです。

<このブログ収録済みの「なんちゃって」くんたち・和名50音順>
イヌカラマツ(Pseudolarix amabilis) ☆ オニシバリ(Daphne pseudomezereum) ☆ カラミザクラ(Cerasus pseudocerasus) ☆ カリン(Pseudocydonia sinensis) ☆ キショウブ(Iris pseudacorus) ☆ コオニユリ(Lilium leichtlinii f. pseudotigrinum) ☆ コマツナギ(Indigofera pseudotinctoria) ☆ タマサンゴ(Solanum pseudocapsicum var. pseudocapsicum) ☆ ナツツバキ(Stewartia pseudocamellia) ☆ ニンニクカズラ(Pseudocalymma alliaceum) ☆ ハリエンジュ(Robinia pseudoacacia) ☆ ムラサキセンブリ(Swertia pseudochinensis)

過去のきょう 2020 ロウバイとソシンロウバイ 2019 ミカエリソウ 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 コスミレ 2016 オオケタデ 2015 ハナトリカブト 2014 ミズタマソウ 2013 フユノハナワラビ 2012 カツラ 2011 ジョウリョクヤマボウシ 2010 マルバノキ 2009 アブチロン(黄花) 2008 ザクロ 2007 キャラボク 2006 アイ 2005 サネカズラ 2004 ヒメツルソバ

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11月3日(水) アオイゴケ

211103dichondra_micrantha
敷石の隙間を埋めるこの小さな草、小指の先ほどのサイズ、腎形でやや厚め、艶あり…見覚えがあるのです。しかし、記憶回路の繋がり不具合のため、ついオーナーに尋ねてしまいました。返ってきた答えはディコンドラ、ふーん…。
いやあ、アオイゴケでした。そうか、ガーディニング的にはディコンドラでしたか。アオイゴケの名前が出てこなかった身で申し上げるのは笑止ながら、属名(Dichondra)だけで呼ぶのはよろしくないので、micranthaと続けてあげましょう。
しかし、ディコンドラVSアオイゴケ、お洒落度で勝負になりません。それぞれの名でネット検索したら、引っかかる数が倍以上違いました。まるで今回の選挙結果そのもの、おい、アオイゴケは立憲民主かい、悲しいこっちゃ。(×_×;)

<補注> アオイゴケには銀葉タイプがありました。(2022年6月30日

過去のきょう 2020 ヌカキビ 2019 マムシグサ 2018 テリハノイバラ 2017 キダチルリソウ(ヘリオトロープ) 2016 ジョウリョクヤマボウシ 2015 ニオイサンタンカ 2014 ナナコバナ 2013 サルビア・グアラニチカ(メドーセージ) 2012 リュウノウギク 2011 ネリネ 2010 ウキクサ 2009 フジバカマ 2008 エビヅル 2007 ハイアワユキセンダングサ 2006 タコノアシ 2005 サワフタギ 2004 クチナシ

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11月2日(火) アリストロキア・ギガンテア

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初回の掲載ではただ単にゲテモノ扱いしたことを反省し、今回は冷静に科学的に眺めてみました。表から見るとハンカチの中央に穴が開いているだけでも、裏はこうなっていました。このクネッとした膨らみが胎児や子宮を思わせることからアリストロキア(arist=最良+lochia=出産)とめでたい名付けがされたのでした。
211102aristolochia_gigantea2
そして草木問題です。この鬱蒼と茂って這い回る蔓と葉だけ見ると、つい草かと思いがちでも、ちょいとしゃがむと、こりゃ木です。年輪を見るわけにはいかなくても、こんなに立派な幹を拝んだからには、木の出番の日に掲載(注1)です。

<補注1> 下欄の記事分類では蔓性植物の常で「草もの」「木もの」両方としていても、草・木・草・木の順番からすればきょうは「木」の日です。
対して前回掲載日は前後が「木」でしたから、これを草だと思っていたわけです。見る目がなかったと反省するよりは、日々進歩だよとドヤ顔しておきます。
<補注2> かなりタイプの異なるアリストロキアを収録しました。(2021年12月12日
<補注3> 4種目のアリストロキアを収録しました。(2021年12月16日

過去のきょう 2020 シラカシ 2019 タイワンスギ 2018 メキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク 2017 カワラヨモギ 2016 アメリカフヨウ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 カワラノギク 2013 リンドウ 2012 クヌギ 2011 オオデマリ 2010 カエンキセワタ(レオノティス) 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ジャケツイバラ 2007 ルリフタモジ 2006 オリヅルラン 2005 クフェア・タイニーマイス 2004 ユリノキ

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11月1日(月) チョウジタデ

211101ludwigia_epilobioides
小さなウインナがいっぱい生えていて、食糧危機のときに役立てばと思って採取してみました。うぉ、こいつ、モゴモゴモゴと蠢いて、種を吐き出しました。
1カ月も前なら黄色のきれいな花をまだ見せていたのに、そのときはいかに田んぼの邪魔者とは言えかわいさがあったのに、なんですか、このキモさは!
こりゃあ殖えるわ。田んぼ作る人にしたら憎たらしいでしょう。ああ、それなのに、面白がっていくつもモゴモゴモゴさせて、さらにその手をペッペッペ~と払って、澄まして帰ってきた爺さんがいるなんて、天が許してもワシが許さ~んヽ(^^;)

過去のきょう 2020 キチジョウソウ 2019 シンニンギア・エウモルファ 2018 キハダ  2017 バラ(ファンファーレ) 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007 アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ

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