9月17日(金) ボダイジュ
お寺の裏庭にある大きな菩提樹です。6月に花が咲き、すぐに実をぶら下げ、そこから夏を越して、実の数はやや減った代わり、ほんのり色づきました。
お釈迦さんがこの木の下で悟りを開いたのは子供でも知っている話で、そんな大事な木が裏庭に植えられているのは理にかないません。子供ではないはた衛門は、少しだけ頭を巡らせてそのワケを考えてみました。
このブログに収録している菩提樹には、この木(アオイ科シナノキ属)のほかにインドボダイジュとベンガルボダイジュ(ともにクワ科イチジク属)があります。じつはお釈迦さんが日除けにしたのはそのうちのインドボダイジュでした。
熱帯に育つインドボダイジュを中国や日本に植えることができないので、やむなく葉が似ているこの木を菩提樹と呼んだという強引な裏話でした。もしかして、ここの和尚さん、その経緯を知っていて裏庭に植えたのだろうかとニヤリです。
お釈迦さんがこの木の下で悟りを開いたのは子供でも知っている話で、そんな大事な木が裏庭に植えられているのは理にかないません。子供ではないはた衛門は、少しだけ頭を巡らせてそのワケを考えてみました。
このブログに収録している菩提樹には、この木(アオイ科シナノキ属)のほかにインドボダイジュとベンガルボダイジュ(ともにクワ科イチジク属)があります。じつはお釈迦さんが日除けにしたのはそのうちのインドボダイジュでした。
熱帯に育つインドボダイジュを中国や日本に植えることができないので、やむなく葉が似ているこの木を菩提樹と呼んだという強引な裏話でした。もしかして、ここの和尚さん、その経緯を知っていて裏庭に植えたのだろうかとニヤリです。
<補注> そんな事情を踏まえたものか、信心のない人々用にはコバノシナノキという別名が用意されています。ふつうのシナノキの弟分という扱いです。
過去のきょう 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ
| 固定リンク
コメント