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9月21日(火) 早咲きツバキ(西王母)

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50日という時間数が取るに足らない誤差とは思えないのです。過去、このツバキの開花をここに収録したのは最速で11月11日でした。
なのに、もう咲いていました。全部を画面に入れたらただのピンクの点になってしまうので1個だけに寄ったものの、5~6個の花を確認しました。桃の形の蕾まで入れたら10カ所近くの枝で開花と開花準備を見たわけで、夢ではありません。

今年はヒガンバナの咲き出しが例年より1週間は早く、彼岸の中日を待たずに花が終わっている場所が目につきます。キンモクセイの開花も過去の記録より3週間は早く始まり、ものすごくせっかちな秋になっています。
それがいいことなのか困ったことなのかは、気象を研究している先生方があとから教えてくれることでしょう。とりあえず草木の撮影を楽しんでいる爺さんからすれば、予定が狂うばかりでやりにくい秋だなぁとボヤくしかありません。

過去のきょう 2020 ハナキリン 2019 シナサイカチ 2018 ヘビウリ 2017 スズメウリ 2016 プロステケア・コクレアタ・アルブム 2015 イワガネソウ 2014 ヒノキアスナロ 2013 ツルリンドウ 2012 ヤマグルマ 2011 カラスザンショウ 2010 ハダカホオズキ 2009 ケツユクサ 2008 ミズタマソウ 2007 ミズタマソウ 2006 ヤマハギ 2005 オトコエシ 2004 ナツメ

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9月20日(月) キョウガノコ

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落差がねえ、と呟きながら撮りました。華やかでありつつ木陰でひっそりと咲くあの優美な花の末路は、ゴミかと疑うような姿でした。
いや、別においしそうな果実がぶら下がることなど期待はしなくても、花に似合ったかわいらしい膨らみなどできてもよさそうでがっかりでした。
小さな痩果をつけることがあっても稀だと言います。それを探してみようとは全然思わないのはこの葉の大きさのせいで、もし種をいただくことができても、この大型の葉を繁らせる場所に苦労するのは明らかです。
野山でしとやかに花を引き立てているときは趣があっても、いざ自宅にお招きしたらとんでもなく場所ふさぎになってしまうごっつい美人さんです。

過去のきょう 2020 ヒャクニチソウ 2019 ツノゴマ 2018 ヤブニッケイ 2017 クサギ 2016 クロモジ 2015 オオアブラギリ(シナアブラギリ) 2014 カラムシ 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 オトコエシ 2011 マコモ 2010 キセワタ 2009 マルバハッカ(アップルミント) 2008 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2007 ソテツ(雄株) 2006 アシタバ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フジバカマ

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9月19日(日) ギンモクセイ

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街に「あの」香りが漂うなか、同じ木犀であっても、この白い花の周囲ならば呼吸が楽にできます。芳香剤メーカーさん、こちらを真似てくれれば良かったのに…。
花色が白いだけでなく、金に比べると銀の花数は少し疎らです。それもまた奥ゆかしくて、これでもか!の金よりもポイントが高まります。
ただ、葉に目を移すと対比は一転し、やや小型で鋸歯のない金に対し、銀はわりと大ぶりだし、ハッキリした鋸歯を持つことが多いようです。
ところで今回写真の入れ子部分で明らかなように、この花にはドッシリした雌シベが備わっていました。かつて冬に実をつけているところを撮影した木は、「これはギンモクセイ」とオーナーに伺っただけで、花は見ていません。
今回撮影した場所には雄株も並んでいます。うまく雌株が受粉してくれたら、子房が膨らみ出すところからジトッと観察できそうで楽しみです。

過去のきょう 2020 キサントステモン 2019 サントリナ 2018 コヤブラン 2017 ヤブツルアズキ 2016 ハエジゴク(ハエトリグサ、ハエトリソウ) 2015 カンガレイ 2014 マキエハギ 2013 シシオクマワラビ 2012 カシグルミ 2011 サンシュユ 2010 アオハダ 2009 フジマメ 2008 カラスウリ 2007 カゼクサ 2006 ミズキンバイ 2005 シロバナマンジュシャゲ 2004 ツリフネソウ

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9月18日(土) イヌキクイモ

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キクイモとイヌキクイモ、区別はしないという考えの人も多いなかで、しぶとく分けたいと願い、今回は花を裏から撮ってみました。お、総苞片が3段になっていて、もしかしてこれって見分けポイント…と喜んだら、これは両者同じだそうです。
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がっかりして表側から見つめ直したら、ここにも区別なんてしない人がいました。いやいや、もしかして蜜の味が違うかもと考えたりしても、自分の鈍感な舌ではそれを立証するのは無理で、やっぱり区別は花びらの枚数頼りです。
ただ、これも今年はこんなグレーゾーン(イヌの上限=12枚、キクの下限=10枚、写真のものはその中間の11枚)の花が目立ち、からかわれている気分です。だったらきょうのタイトルはなぜイヌ?と言うと、やっぱりお芋が貧弱だったからです。
時期的にまだ早すぎることは十分承知でも、芋の形そのものがキクイモのゴロンとした体型には絶対育ちそうもないのです。あとは状況証拠として、いまやキクイモは作物として育てられることが多く、野原にいたこれはイヌとしておきます。

過去のきょう 2020 チョロギ 2019 ヒガンバナ 2018 カラタチ 2017 イタビカズラ 2016 アワブキ 2015 アワブキ 2014 オジギソウ 2013 シロバナヤマハギ 2012 センニンソウ 2011 オオバコ 2010 キレハノブドウ 2009 ボントクタデ 2008 ノダケ 2007 ヒトエスイフヨウ 2006 タカサブロウ 2005 ヒガンバナ 2004 シキミ

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9月17日(金) ボダイジュ

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お寺の裏庭にある大きな菩提樹です6月に花が咲き、すぐに実をぶら下げ、そこから夏を越して、実の数はやや減った代わり、ほんのり色づきました。
お釈迦さんがこの木の下で悟りを開いたのは子供でも知っている話で、そんな大事な木が裏庭に植えられているのは理にかないません。子供ではないはた衛門は、少しだけ頭を巡らせてそのワケを考えてみました。
ここに収録している菩提樹には、この木(アオイ科シナノキ属)のほかにインドボダイジュベンガルボダイジュ(ともにクワ科イチジク属)があります。じつはお釈迦さんが日除けにしたのはそのうちのインドボダイジュでした。
熱帯に育つインドボダイジュを中国や日本に植えることができないので、やむなく葉が似ているこの木を菩提樹と呼んだという強引な話でした。もしかして、ここの和尚さん、その経緯を知っていて庭に植えたのだろうかとニヤリです。

<補注> そんな事情を踏まえたものか、信心のない人々用にはコバノシナノキという別名が用意されています。ふつうのシナノキの弟分という扱いです。

過去のきょう 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 シラハギ 2018 センナリヒョウタン 2017 ユウガギク 2016 トキリマメ 2015 マウンテンミント 2014 キハギ 2013 ベニシダ 2012 ヒトエスイフヨウ 2011 キミガヨラン 2010 トウゴマ 2009 トウガン 2008 コバノカモメヅル 2007 ハシカグサ 2006 コウヤマキ 2005 ヌルデ 2004 ワレモコウ

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9月16日(木) オオカナダモ

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隣町の掘り割りでオオカナダモが大繁殖して花盛りでした。道路から水面までは3~4mもあって、肉眼で眺める分には点在する花が賑やかです。
ただ、カメラでとらえようとすると、引けば白いゴミにしか見えなくて、しかし寄ってもこれでいっぱいという悔しい状況です。ブログ初年度、自宅のメダカ池のオオカナダモを載せたことがあり、あれよりは少しいいかと再掲載です。
あのあと、自分はオオカナダモに飽きてゴミ袋にお引き取りいただいたのに、そうではなくてここにポイと捨てる人がいたのでしょう。この疎水はすぐに新河岸川(一級河川)に合流します。撮影させてもらって言うのも憚(はばか)りながら、ちょっとやそっとで駆除できる量ではなくて、この後の成り行きが心配です。

<補注> オオカナダモはトチカガミ科オオカナダモ属(Egeria)なので、トチカガミと同じく花びらが3枚です。また、同属のエゲリア・ナヤスは4年前に収録してあります。

過去のきょう 2020 クロバナタシロイモ 2019 クズ 2018 シロモジ 2017 ヤマグワ 2016 インドソケイ 2015 スネイルフラワー 2014 シュウブンソウ 2013 ミケリア・マウダイエ 2012 ママコノシリヌグイ 2011 マルバアメリカアサガオ 2010 ミズアオイ 2009 カンレンボク 2008 モミジガサ 2007 アオツヅラフジ 2006 サルスベリ 2005 ベニゴウカン(ヒネム) 2004 ツルボ

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9月15日(水) ウンシュウミカン

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5月の中旬に花が咲いていたので、あれから4カ月が経っています。もうこんなに色づいて、昔、汽車の旅に出ると買ったのがこんな色具合でした。網に5~6個入っていて、うっすら緑が混じっていて、それでもおいしいミカンでした。
子供のときはそれを不思議とも思わなかったのに、いま気づけば「9月にミカンかい?」です。さて、いまごろ真面目に学んでみたら、温州みかんには「極早生」という品種群がありました。9月中旬から収穫が可能とあります。
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一方で「もうちょっと待ってね」というタイプ(写真左)や、「おいらは正月用だぜ」と頑固なタイプを植えているお庭もありました。
来月下旬から11月いっぱいに収穫するのが「早生」、12月上旬を適期とするのが「中生」、そしてしんがりが12月中旬・下旬に収穫する「晩生」と続きます。3カ所で撮影したミカンには、各お宅のせっかち度が反映されていたのでした。

過去のきょう 2020 ドドナエア 2019 スダジイ 2018 オオバナイトタヌキモ 2017 コカモメヅル 2016 シマツナソ(モロヘイヤ) 2015 センニチコウ 2014 ミツバウツギ 2013 ヒメガマ 2012 イイギリ 2011 エノキ 2010 マルバチシャノキ 2009 ソクズ 2008 ヤマジノホトトギス 2007 コボタンヅル 2006 トキリマメ 2005 ホワイトベルベット 2004 タラノキ

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9月14日(火) オオボウシバナ

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こうしか写しようがないのかねぇと自分で苦笑いです。群がって咲いてくれればいいのに、今回も1個だけの開花を見つけて、つい証明写真になりました。
それでも面白いと思うことはあって、前回の撮影は8月19日の10時47分、今回は9月9日の12時10分です。つまり20日もあとに、1時間半も遅く撮ったのです。それなのに今回の方が花びらの鮮度がやや勝っています。
1時間半の遅れ(当然に萎れやすい)よりも20日の時間経過の方がオオボウシバナの鮮度には効果が高い…涼しくっていいわぁ!ということなのでしょう。
そう言えば今年はヤケにヒガンバナの出足が早くて、おととし、ヒガンバナの開花には地温の影響が大きいことを見つけているので、このグズグズ天気は秋の景観まで変えてしまったわけです。その先にあるものが心配です。

過去のきょう 2020 ウツボカズラ(ネペンテス) 2019 ユウガギク 2018 ミソナオシ 2017 ヤマブキ(一重) 2016 ウスギコンロンカ 2015 エビヅル 2014 ツリガネニンジン 2013 サルトリイバラ(サンキライ) 2012 アキノエノコログサ 2011 アメリカアサガオ 2010 トウテイラン 2009 コヤブラン 2008 フユイチゴ 2007 ノアサガオ 2006 ガマズミ 2005 ニラ 2004 ハナゾノツクバネウツギ

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9月13日(月) カシグルミ(テウチグルミ)

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稔りの秋というのはいまこの季節のことなのだと実感です。散歩していると、栃の実ボタボタ、栗の実ポロポロ、そしてカシグルミがゴロゴロでした。
それらをいちいち拾って歩いていると、ポッケはすぐにいっぱいです。皮も持ち帰りたいので、カシグルミは泣く泣く6個だけであきらめました。
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以前、たった1個拾えた実は中身が腐っていたので、今回はドキドキです。あれ? 前回、簡単に手で割れた殻が割れません。どんなに叩いてもムリで、足で踏んでようやくパキパキ言い始めました。そこからは指でムキムキです。
もう少しきれいに剥きたかったのに、オニグルミヒメグルミみたいにパックリ割れないのが意外でした。破片のメチャメチャ加減に苦戦のあとが滲んでいます。
そこからは奥方にバトンタッチで、ホウレンソウのクルミ和えにしてもらいました。なかなかに満足感が漂う一品であったことは間違いがありません。

過去のきょう 2020 マルバヤナギ(アカメヤナギ) 2019 ネズミサシ 2018 クルマバナ 2017 アカソ 2016 スパティフィラム 2015 シロバナシナガワハギ(コゴメハギ) 2014 キササゲ 2013 ナンバンギセル 2012 ナツユキカズラ 2011 オウゴンニシキ(オウゴンカズラ) 2010 キバナキョウチクトウ 2009 マルバタマノカンザシ 2008 ノシラン 2007 オオブタクサ 2006 キツネノマゴ 2005 ウラハグサ(フウチソウ) 2004 フジ

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9月12日(日) ネコノシタ

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久しぶりにネコノシタを見つけました。前回は図鑑説明をなぞるように葉や茎にも配慮した撮影で我慢したので、今回は素直に花だけに迫ってみました。
ふふ、疎らな花びら(舌状花)がゆるくて笑えます。味噌っ歯嬢ちゃんにも似た、ほっこりした様子で、オグルマのような緊密さとは対局です。
ふーん、ネコノシタは5数性なのか、と思い、念のため前回写真にも目をやって、あれれ?になりました。あっちは6枚と7枚です。え、どれが正解??
どれでもいいのだそうです。牧野博士なんて、「舌状花は短くて広く数は少ない」なんてオトボケです。さすが猫だもの、勝手です。頭が下がります。

<補注> きょうはウチの愛猫ミューの29回忌でした。

過去のきょう 2020 アイ 2019 ナベナ 2018 ハクウンボク 2017 ヌルデ 2016 アンジェラ(つるバラ) 2015 ミソナオシ 2014 ハンゲショウ 2013 モクレイシ 2012 カナムグラ 2011 ハナウコン(クルクマ・ペティオラータ) 2010 タコノアシ 2009 シュウカイドウ 2008 マルバルコウ 2007 キツリフネ 2006 ツユクサ 2005 ハギ 2004 ヒガンバナ

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9月11日(土) テキサスセージ(レウコフィルム)

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え、これ、あれでしょ…と思い出したのはテキサスセージでした。先々月、初めて見つけて載せたとき、属名をカッコで補足したことは覚えているのに、レウコフィルムのレの字も浮かばなかったなんて、あまり書き留めたくはない事実です。
そして、これをごく近所で見つけたことにも少し落ち込みます。根もとの幹は2cm以上もあり、剪定痕も見えていて、決してきのうきょう植えられたものではありません。花がないときは見つけられなかったとすれば悲しいことです。
その花の色が、7月のものよりは3段階ほど淡くて、さあ、あっちはパンチがあったけれど、こっちのホノカさもイケてます。10月までは咲き続けるそうなので、もう少し花数が増えたり、実をつけたりという期待で観察させてもらいましょう。

過去のきょう 2020 ムクゲ 2019 マルバハギ 2018 ゴマノハグサ 2017 コバノカモメヅル 2016 ダイサギソウ 2015 メリケンムグラ 2014 ナナコバナ 2013 ミズタマソウ 2012 ウラジロガシ 2011 カジカエデ(オニモミジ) 2010 カラムシ 2009 シオン 2008 ドイツトウヒ 2007 ムシカリ 2006 イボクサ 2005 ダールベルグデージー 2004 ニラ

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9月10日(金) セイヨウムラサキ

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あーぁ、いまごろあのホンモノくんもこうして実をつけているのかなぁ…と懐かしみながらセイヨウくんの実で我慢しました。実を撮るだけのために片道80kmを走る気力は出なくて、というより、開花期以外は展示してくれないのです。
だったら野山を探せばという簡単なものでないのは百も承知なので、安直に接写できるセイヨウムラサキに迫ってみました。陶磁器のような実がもうほぼできあがり状態で、これから葉が落ちると実だけが枝に残ります。
資料画像によれば、ホンモノくんの実もこんな感じではあるようです。セイヨウくんには失礼ながら、これで秩父まで出かけた気持ちになっておきましょう。

過去のきょう 2020 トキホコリ 2019 テンニンソウ 2018 トケイソウ 2017 キレハノブドウ 2016 イヌビワ 2015 ギンコウボク 2014 アキカラマツ 2013 コクチナシ(ヒメクチナシ) 2012 イワガネゼンマイ 2011 カワラケツメイ 2010 ヤナギタンポポ 2009 メドハギ 2008 ノシバ 2007 ハネミギク 2006 ヤハズソウ 2005 イチイ 2004 ヤマボウシ

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9月9日(木) シロバナヤマハギ

210909-f-albiflora
前の掲載ではやや全体を眺め回した感がありました。そこで、二度目の余裕で、遠慮なく花に迫ってみました。いや、花というより花柄が狙いです。
ヤマハギが母種なので、花柄が思い切り長めです。ただ、ヤマハギだと「やんちゃ姫」とからかいたくなるのに、このシロバナヤマハギはどうもそういう明るさに欠けると思うのです。地味とは言わず、白の荘厳さのせいとしておきましょう。
事物がどう見えるかは、形よりも色のウエイトが大きいことがあるもので、わざわざ二度取り上げておきながら文句を言うとは、悪い性格の爺です。

過去のきょう 2020 キバナヨウラク 2019 カホクザンショウ(カショウ) 2018 タイマツバナ 2017 ナス 2016 ネコノシタ 2015 ノコギリソウとセイヨウノコギリソウ 2014 アキニレ 2013 ミドリヒメワラビ 2012 ゴンズイ 2011 イヌザクラ 2010 サジガンクビソウ 2009 シュロソウ 2008 ガンクビソウ 2007 キレンゲショウマ 2006 カラスウリ 2005 マメアサガオ 2004 マーガレットコスモス

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9月8日(水) フウセンカズラ

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自分で育てないといかん!と思いながらの一枚です。日除けカーテン代わりに育てるケースがほとんどで、それはつまり窓辺を覆っているのであり、それを写すということは他人さまのお宅の内部を盗撮しようという形に見えてしまいます。
どうしたって及び腰&逃げ腰になってしまい、花の細部に迫ることができません。同じように、窓辺に手をさしのべて実をいただき、そのなかの種を写すなんてことも無理な話で、いまだに種の猿面模様を撮ることもできないでいます。
などなど弁解を重ねても話が先へ進まなくて、ああ、思うさま花に迫り、これでもかと実を剥きまくりたいのぉ…と今年もまた反省です。

過去のきょう 2020 ジャコウソウ 2019 オオヒナノウスツボ 2018 オオバイヌツゲ 2017 ツブラジイ 2016 ドラセナ・レフレクサ 2015 イチイ 2014 ナンバンギセル 2013 アメリカノウゼンカズラ(黄花) 2012 ナガエコミカンソウ(ブラジルコミカンソウ) 2011 シラヤマギク 2010 ゴジカ 2009 キツリフネ 2008 ミヤコグサ 2007 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2006 キカラスウリ 2005 ナガボノワレモコウ 2004 シュクシャ

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9月7日(火) ワックスフラワー

210907chamelaucium
いままでは店先のものを横目で見ていただけなのに、縁というのはあるもので、我が家にやってきてしまいました。ワックスフラワーというのは花屋さんの呼び方だろうと思って本名を調べたら、和名はこれっきりで、こう呼ぶしかないのでした。
「ご不満なら戸籍名は Chamelaucium uncinatum ですけど」とワックス嬢が呟いてくれましたが、いや結構です。まだ舌を噛みたくありません。
横目で見ていたときから想像していたとおりのフトモモ科で、この科の仲間の多彩さにはあきれてしまいます。同じChamelaucium属でも、もっとフトモモ科らしく雄シベが派手な種類もあるようで、次はそんな派手め系も見たいものです。

過去のきょう 2020 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2019 シマサルスベリ 2018 コスツス・ルカヌシアヌス 2017 シロバナツユクサ 2016 スギモリケイトウ 2015 アッケシソウ 2014 ミズメ 2013 エビネ 2012 コマツナギ 2011 ウワミズザクラ 2010 ヒシ 2009 ヤマナシ 2008 ハグロソウ 2007 サラシナショウマ 2006 コブナグサ 2005 ウコン 2004 ママコノシリヌグイ

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9月6日(月) ナンバンギセル

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もう何度も登場しているし、大群生も見たことだし、この程度の集合状態ではまたまたナンバンギセルを取り上げる理由にはなりません。今回の注目点は、写真右下部分にかたまっている「結実したらしい」花たちです。
種を稔らせた状態は、以前、真冬に見ていて、これで、そこと開花状態をつなぐことができました。寄生植物とは言え、ごくふつうに花を咲かせて実を結ぶわけで、それだったら別に他人に頼らず自立しろよ!と言いたくなります。
いやいや、なにかと手を取り合って生きるのは麗しいことかなぁ。そう言えば昔はお隣同士で醤油を借りたり電話を貸したりしてたなぁ。いやいやいや、あれは互恵状態だったわけで、やっぱりナンバンギセル、反省しなさいよ。

過去のきょう 2020 クマガイソウ 2019 レックスベゴニア・シーサーペント 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 コウゾ 2016 ディジゴセカ(アラリア) 2015 エゾノコリンゴ 2014 ヒヨドリバナ 2013 ヒトツバハギ 2012 オニバス 2011 アマクリナム 2010 ツノナス(フォックスフェイス) 2009 イチヤクソウ 2008 ヤマシャクヤク 2007 ウワミズザクラ 2006 ギンドロ 2005 リコリス・オーレア 2004 イタドリ

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9月5日(日) コノテガシワ

210905platycladus-orientalis
そろそろ色づこうかな…というコノテガシワの実です。もっと若い段階を、ずいぶん昔にHP(蔵)に入れたきりでした。とても目立つ実なので、こちら(ブログ)にもとっくに収録したと思っていたら、枯れて割れた姿だけを2回載せていました。
あらためてコノテガシワの過去掲載を見ると、上述のHPが2004年夏で一番古く、あとは3月の花、同月の割れた実、同じく3月に園芸種(千手)の葉、そして1月にまた割れた実、最後も3月で並木の眺めという具合でした。
たぶん、3月は見るべき草木が一番少なくて、ついこういう針葉樹に目が向いたものかと自己分析しても、こんな美的なシーンを無視する理由にはなりません。一枝を花瓶に挿したら、けっこう不思議な感じがしておもしろそうです。

過去のきょう 2020 ヤマザクラ 2019 バラ(サプライズ) 2018 ウコン 2017 クマツヅラ 2016 ハゲイトウ 2015 ウンラン 2014 アベマキ 2013 モミジガサ 2012 シチヘンゲ(ランタナ) 2011 シマトネリコ 2010 ツリガネニンジン 2009 フジカンゾウ 2008 ムカゴイラクサ 2007 タムラソウ 2006 ナンバンギセル 2005 ヒメマツバボタン 2004 モクレン(類)

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9月4日(土) シオガマギク

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浜できれいなものは塩竃、葉まできれいだからシオガマ、粋な言葉遊びです。
しかし、そんな粋についていけなくて、「ここ、海辺じゃなくて山の上だし、シオガマギクじゃないのかも…」と迷った爺さんはじつに無粋でした。
たしかに、リズミカルな重鋸歯がきれいです。白くて太い主脈が印象的です。その葉に嫉妬したように捩れて咲く花もじつに情緒的です。塩気など届きもしない高地で出会ったシオガマギクに一発でノックアウトされました。
かつてはゴマノハグサ科とされていたのに、APGだとハマウツボ科であるのもシオガマギクの拗(ねじ)くれたところです。科の代表であるハマウツボ(未収録)は名前どおりに海辺に生え、ヤセウツボによく似た寄生植物です。
そう言えばシオガマギクも半寄生ではあるそうで、そうと知っていれば近くの植生も調べたものを、山を下りてから知ったところであとの祭りです。

過去のきょう 2020 ノササゲ 2019 ムシトリスミレ 2018 バラ(プリンセス・ドゥ・モナコ) 2017 エノキ 2016 キリ 2015 マテバシイ 2014 トクサ 2013 ムベ 2012 コンテリクラマゴケ 2011 ヒャクニチソウ(矮性) 2010 イチビ 2009 オオリキュウバイ 2008 アズマカモメヅル 2007 クロホウシ 2006 イトススキ 2005 アメリカノウゼンカズラ 2004 フサケイトウ

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9月3日(金) ハマナツメ

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「植物の実・傑作選」というページを作りたくなります。ハマナツメの実、これは確実にそのトップ10に並ぶことでしょう。お笑い大賞を狙えます。
形からして、これは花托をそのまま膨らませたのでしょう。なかには種がいくつか入っているようです。硬めのスポンジ質の実の役割は、その種を保護し、水に浮いて種を遠くに運ぶことにあるのでしょう。
西日本の海岸には、この実が役割を全うできそうな崖っぷちにハマナツメが並んでいる場所があるそうです。もし不幸にして海にポチャンとならなくても、それはそれでこの実がカラッカラに枯れて割れれば、種は転げ出るしかけでしょう。

過去のきょう 2020 ノブドウ 2019 ホツツジ 2018 ノコギリシダ 2017 バアソブ 2016 レックスベゴニア 2015 レモングラス 2014 オオモクゲンジ 2013 ダイコンソウ 2012 シマトネリコ 2011 ヘラノキ 2010 トレニア(ハナウリクサ) 2009 オオマルバノホロシ 2008 メボウキ 2007 ゲンノショウコ 2006 サワギキョウ 2005 ガガイモ 2004 ナンキンマメ(ラッカセイ)

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9月2日(木) ネオベンサミア・グラシリス

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くす玉を二つ一緒に写せたぞ、わーい! 前にもうちょっと説明的な構図で撮っているので、今回はググッと撮りたいものだけに迫りました。
くす玉の形もパーフェクトです。上部にやや欠けのある不完全フォルムで喜んだ前回が恥ずかしくなります。しかも、まだ開ききらない花がたくさんあります。
この蕾がすべて開いたら、さぞや見事なことでしょう。しかし、たまたまの傍観者がそんなベストタイミングの出会いを望むのは強欲というものです。と言いつつ、三度目の正直なんていう言葉をそっと思い出してみたりします。

過去のきょう 2020 ダキバヒメアザミ 2019 ニラ 2018 オオバゲッキツ 2017 アカマツ 2016 カゴノキ 2015 ウリハダカエデ 2014 キツネノマゴ 2013 ヤマボウシ 2012 カナムグラ 2011 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2010 シロネ 2009 ツルガシワ 2008 ミズカンナ 2007 ヒメシロネ 2006 イヌタデ 2005 ハス 2004 ピンクノウゼンカズラ

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9月1日(水) ゴシキカズラ

210901gosikikazura
おとといの過去記事を整理していて、ハツユキカズラで引っかかりました。「似たものにゴシキカズラがあり、見分けがつかない、二つは同じものか」とあります。
いやいや、このごろ散歩していると、ハツユキカズラほどにカラフルではなく、葉のサイズだって倍ほど大きく、これもやはりハツユキカズラ?みたいな植え込みをいくつか見かけて気になっていました。そこで10年ぶりに真面目に調べたら、両者はどちらもテイカカズラ(Trachelospermum asiaticum)の園芸品で、片や'Hatsuyukikazura'、こなた'Gosikikazura'と学名を異にする別物と知れました。
ああ、スッキリ!というわけで撮影しようにも、雨は止まず陽は射さず、しょうがなしのスマホ&フラッシュ撮影です。そのうち、秋晴れを狙って、両者の違いがわかりやすい比較写真をゲットするつもりで、きょうは「とりあえず版」です。

<追録> 久しぶりにお陽さまが出たので、ゴシキ(左)とハツユキ(右)の比較写真を作りました。(2021年9月10日)
210910hikaku
<補注> とりあえずスッキリはしたつもりでも、じつはテイカカズラの変化型は素人の手にあまる強者です。
同じ園芸種として、以前、オウゴンニシキを取り上げているし、本来のテイカカズラにも斑入り種はあります。さらに、園芸種 'Gosikikazura'と紛らわしい'Gosiki'というものもあるようで、これらがすべてスッキリするまでにはまだまだ時間が必要です。

過去のきょう 2020 ツクバネ 2019 クサギ 2018 ヌスビトハギ 2017 ヒルムシロ 2016 イヌトウバナ 2015 ミズキンバイ 2014 ムクゲ 2013 シュウブンソウ 2012 ヤブデマリ 2011 ハリギリ 2010 トウワタ(アスクレピアス) 2009 キバナアキギリ 2008 ケンポナシ 2007 アゲラタム 2006 ヘクソカズラ 2005 センニンソウ 2004 マツムシソウ

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