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8月15日(日) ミズヒナゲシ(ウォーターポピー)

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意外に花のカップが深いのだというのが一つ目の着目点です。径が5cmほどもある花は、前回がそうだったように上から眺めて楽しもうとしてしまいがちです。そこをあえて低い視点に変えてみたら、ミズヒナゲシの別の美しさを見つけました。
二つ目の見どころは葉で、しっかり立っているのがわかります。水深が浅いときや葉が混むとこのようになり、深いときや葉が疎らだと平らに浮きます。
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などと渋い見方をしてはみても、やはり上から覗き込まないとおさまりません。あれ? 花びらは3枚なのに雌シベ(赤黒い柱頭)は5本? 3数性なら6本のはず…ということには撮影時は気づきませんでした。ただし、雌シベは5か6なのだそうで、この写真は結果オーライと言うか、許容範囲でした。
なお、つい花びらとした3枚は内花被片、それを支える3枚の緑色パーツが外花被片(萼)です。ついでながら、雄シベと仮雄シベがたくさんあるので、雌シベの周りは賑やかです。横から見ても上から見ても、ミズヒナゲシは別嬪さんです。

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