8月30日(月) アカガシ

元気溌剌、まさに青年期の輝きです。ゴールまであと2カ月ほど、涼しくなれば色も上がり、先端があと少しのびてドングリらしい尖り具合になります。
これが50日ほど前はどうだったかと言うと、まだ殻斗に埋もれ、頭の先だけが見えているに過ぎませんでした。人間にとっては忌まわしいだけの夏なのに、植物にとっては急生長する大切な季節なのだとしみじみ知らされます。
そして、忘れていけないのはこのアカガシのドングリが二年成(注)であることです。去年の5月末に受粉して以来、赤ちゃん状態で14カ月を暮らし、ようやく殻斗から顔を出すのが7月です。そこから10月のゴールまでは一気呵成です。
セミやカブトムシが土中にいる期間の長さはどこの子も知っているのに、頭上のじっくり型生命を知る子は少ない気がします。こんなに美しいドングリを見上げて子供に語ってあげられるパパさん・ママさん、もっと増えてほしいものです。
これが50日ほど前はどうだったかと言うと、まだ殻斗に埋もれ、頭の先だけが見えているに過ぎませんでした。人間にとっては忌まわしいだけの夏なのに、植物にとっては急生長する大切な季節なのだとしみじみ知らされます。
そして、忘れていけないのはこのアカガシのドングリが二年成(注)であることです。去年の5月末に受粉して以来、赤ちゃん状態で14カ月を暮らし、ようやく殻斗から顔を出すのが7月です。そこから10月のゴールまでは一気呵成です。
セミやカブトムシが土中にいる期間の長さはどこの子も知っているのに、頭上のじっくり型生命を知る子は少ない気がします。こんなに美しいドングリを見上げて子供に語ってあげられるパパさん・ママさん、もっと増えてほしいものです。
<補注> 二年成タイプのドングリはほかにいくつか取り上げています。(和名50音順)
☆ アベマキ ☆ ウバメガシ ☆ クヌギ ☆ スダジイ ☆ ツクバネガシ ☆ ツブラジイ ☆ マテバシイ
過去のきょう 2020 セイロンライティア 2019 ツブラジイ 2018 イモネノホシアサガオ 2017 コカモメヅル 2016 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2015 アメリカブクリョウサイ(ゴマギク) 2014 クチナシ 2013 ノシラン 2012 ヤマハギ 2011 ハツユキカズラ 2010 ヘラオモダカ 2009 ホツツジ 2008 マツカサアザミ 2007 ヤマホタルブクロ 2006 ホウセンカ 2005 メランポジウム 2004 トロロアオイ
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