8月12日(木) オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)
7月の初めころまではチラホラと咲き残っていたオキシデンドルムの花も、炎暑到来とともに完全に消え、いかにもツツジ科らしい実となりました。
ひと足早く実をつけたゼノビアと同じで、花は俯いて咲いたのに実は反転して天を向きます。蒴果なので殻が割れて種はこぼれるだけ、つまり上に向こうが俯いていようが種子散布効果には差がなさそうなのに、律儀なことです。
ただ、ゼノビアの実はアセビそっくりで囓る気などサラサラ起きなかったのに対し、こちらは少しだけそそられます。英名がSourwoodだし、属名前半のOxy(s)も酸っぱいという意味なのです。どれどれ、あ、ホントだ!
食べるという用途にはとてものこと応じられなくても、暑さ凌ぎにピリッとする効果はあって、スズランノキ対決・果実編はこちらの勝利です。
ひと足早く実をつけたゼノビアと同じで、花は俯いて咲いたのに実は反転して天を向きます。蒴果なので殻が割れて種はこぼれるだけ、つまり上に向こうが俯いていようが種子散布効果には差がなさそうなのに、律儀なことです。
ただ、ゼノビアの実はアセビそっくりで囓る気などサラサラ起きなかったのに対し、こちらは少しだけそそられます。英名がSourwoodだし、属名前半のOxy(s)も酸っぱいという意味なのです。どれどれ、あ、ホントだ!
食べるという用途にはとてものこと応じられなくても、暑さ凌ぎにピリッとする効果はあって、スズランノキ対決・果実編はこちらの勝利です。
<補注> 秋になっても実のサイズが肥大することはなく白茶色に変わるだけでした。ただし、葉はいち早く色を上げ始めました。(2021年9月27日)
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