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7月3日(土) シラカンバ

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4月にはまだ小さな芋虫状だったシラカンバの雌花穂です。長さ5cmほどで生長が止まったようでも、ずっしりと貫禄が出てきました。
4月からここまで、ほぼ1週間ごとに花穂の様子は変化してきました。開いた苞鱗のなかに雌シベが目立った時期もあったし、そのあと閉じ気味になった苞鱗の隙間から透明のパーツが覗いていたのも印象的でした。
あの時期に比べると、先月からは安定期のようで、苞鱗のガードがずいぶんと堅固になりました。一方でそのなかにある翼果の赤ちゃんが順調に育っているのか、苞鱗が奇妙な凹凸を見せているようにも思えます。
このまま、うまく夏を越えて翼果が肥えてくれれば、秋遅くか初冬には蝶のような面白い姿が見られるはず…珍しく事前学習十分で生長を見守り(注)ます。

<補注> 10月初めには苞鱗が崩れ始めました。(2021年10月5日

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