6月15日(火) チャンチン
これだけ目立つ花を、なんと丸8年、見つけられないできました。ようやく花穂の痕跡を見つけてからでも2年です。眺めただけで肩が軽くなりました。
そしてフツフツと沸いてくるのは怒りです。1個の花、小さ過ぎます。花穂のつく位置、高過ぎます。葉っぱが邪魔で、光線、きれいにあたりません。
300mm望遠をつけたK-50を思い切り高く掲げ、どうにか花の形をとらえました。手ブレもあろうし、高いところで風も渡ります。慚愧と諦念の一枚です。
しかし、地面は新鮮な花で埋もれていました。ひっきりなしに降り注ぎます。足がものすごく早い花で、見つけられなかった理由はここにもあったようです。
加えて梅雨とピッタリ符合する時期です。撮影に出るのをためらっている間に終わっていたという年もあったのだろうと、いまになって思います。
そしてフツフツと沸いてくるのは怒りです。1個の花、小さ過ぎます。花穂のつく位置、高過ぎます。葉っぱが邪魔で、光線、きれいにあたりません。
300mm望遠をつけたK-50を思い切り高く掲げ、どうにか花の形をとらえました。手ブレもあろうし、高いところで風も渡ります。慚愧と諦念の一枚です。
しかし、地面は新鮮な花で埋もれていました。ひっきりなしに降り注ぎます。足がものすごく早い花で、見つけられなかった理由はここにもあったようです。
加えて梅雨とピッタリ符合する時期です。撮影に出るのをためらっている間に終わっていたという年もあったのだろうと、いまになって思います。
さて、掌にいっぱい花を集めて、そこに鼻を突っ込みました。ぜんぜんダメです。散って落ちた花とは言え午前中です。写真に見えるように、傷みもまったくなくて新鮮そのものです。しかし、なんともどうにも香りらしきものはありません。
樹皮が匂わないことは前に確認済みです。自分の鼻の性能があまり良くないことは承知なのでおおっぴらには言えなくても、チャンチンを説明するのに香りのことは除外していいように思います。どなたかが、関東近辺で、はっきりと自分の鼻で確認したというレポートを見るまで、はた衛門は香気説無視でいきます。
樹皮が匂わないことは前に確認済みです。自分の鼻の性能があまり良くないことは承知なのでおおっぴらには言えなくても、チャンチンを説明するのに香りのことは除外していいように思います。どなたかが、関東近辺で、はっきりと自分の鼻で確認したというレポートを見るまで、はた衛門は香気説無視でいきます。
さあ残る課題は実です。足の早い花よりはずっと楽に見つかる理屈なのに、理屈どおりにならない年を過ごしてきました。今年こそ、神様、お願いします!
<補注> 実がたくさんできていました。(2021年8月2日)
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