6月21日(月) オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)
やはり梅雨どきの花でした。最初の出会いから2シーズンを棒に振ったあげく、ようやくこの季節の花を撮ることができました。
濡れた葉が白い花を引き立てて…いや、無理な撮影のせいで、光量がだんぜん不足です。美麗写真はまたの機会です。
とりあえず、スズランっぽい花が見えます。1カ所から長い花穂が10本ほどにも分岐していて、やや珍しい花のつき方です。
その軸は意外なほどの太さです。冬まで実がワサワサ揺れていたのは、この丈夫な軸のおかげでした。分岐した1本の軸につく花は10~15個です。
おお、雌シベが立派です。花びらはかなり傷みやすく、うっすらした赤みを含んでいます。そして萎れると臙脂色のゴミ(笑)と化します。以前、8月に見た花穂の痕跡に赤紫の物体を見つけて不思議だったわけで、あの正体が判明しました。
雄シベのしかけがイマイチ不明です。いろいろな昆虫が寄って来ていて、たぶん花のなかをかき混ぜるのでしょう。さあ、次は実の試食が待っています。梅雨が明けたら、陽光を思い切り浴びて、おいしい実(注2)を膨らましてください。
濡れた葉が白い花を引き立てて…いや、無理な撮影のせいで、光量がだんぜん不足です。美麗写真はまたの機会です。
とりあえず、スズランっぽい花が見えます。1カ所から長い花穂が10本ほどにも分岐していて、やや珍しい花のつき方です。
その軸は意外なほどの太さです。冬まで実がワサワサ揺れていたのは、この丈夫な軸のおかげでした。分岐した1本の軸につく花は10~15個です。
おお、雌シベが立派です。花びらはかなり傷みやすく、うっすらした赤みを含んでいます。そして萎れると臙脂色のゴミ(笑)と化します。以前、8月に見た花穂の痕跡に赤紫の物体を見つけて不思議だったわけで、あの正体が判明しました。
雄シベのしかけがイマイチ不明です。いろいろな昆虫が寄って来ていて、たぶん花のなかをかき混ぜるのでしょう。さあ、次は実の試食が待っています。梅雨が明けたら、陽光を思い切り浴びて、おいしい実(注2)を膨らましてください。
<補注1> 同じスズランノキ同士のゼノビアの実はがっかりで、オキシデンドルムの方もあまり期待できなくなりました。(2021年7月19日)
<補注2> スズランノキ同士の実対決はオキシデンドルムに軍配を上げました。(2021年8月12日)
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