5月27日(木) ムギセンノウ(ムギナデシコ)
花後に注意を払ってこなかったことを大いに反省です。なかなかにユーモラスだし、豊穣感があって、花どきとはまた違った味わいです。
貼り付け写真は、このひと叢のなかに数輪埋もれていた咲き残りで、雌シベの様子に注目したのは初めてです。5裂した柱頭が細毛に覆われていました。
さて、ビア樽状の果実です。乾くと子房の皮が5片に割れてめくれ、なかの種が丸見えです。傾けると、炭団(たどん)状の種がポロポロとこぼれ出てきました。
いや、炭団にたとえたのは失敗でした。数え切れない突起に包まれて、しかも形状は微妙に歪んでいて、未来からきた「戦略増殖兵器」みたいです。
その無数のイガイガは種がまだ若いうちから備わって(中央写真)います。取れかけた臍の緒(花柱の残骸)も含め、工芸品のような造形でした。
貼り付け写真は、このひと叢のなかに数輪埋もれていた咲き残りで、雌シベの様子に注目したのは初めてです。5裂した柱頭が細毛に覆われていました。
さて、ビア樽状の果実です。乾くと子房の皮が5片に割れてめくれ、なかの種が丸見えです。傾けると、炭団(たどん)状の種がポロポロとこぼれ出てきました。
いや、炭団にたとえたのは失敗でした。数え切れない突起に包まれて、しかも形状は微妙に歪んでいて、未来からきた「戦略増殖兵器」みたいです。
その無数のイガイガは種がまだ若いうちから備わって(中央写真)います。取れかけた臍の緒(花柱の残骸)も含め、工芸品のような造形でした。
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