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5月29日(土) フダンソウ(小葉種)

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小葉種とはいうものの、種蒔きからほぼ2カ月のいまの背丈は35cm、左側に並べて植えたスイスチャードと比べてまったく遜色のない大きさです。
ただ、茎の色だけは最初からずっと「ふつうの緑色」です。隣のスイスチャードは薄い赤のものや、白く抜けたものが育って、差がはっきりしました。この茎の緑色だけを見たくて種から試してみたわけで、まずは大満足です。
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小葉種(セイヨウではないフダンソウ)の種は大手の種苗メーカーがごくふつうに売り出していました。育てる人はそれなりにいるのでしょう。種はそこらのゴミと変わらない形状・色合いなので、バラ蒔きをしたらすぐ見失います。
4月1日に蒔いて、思いがけないほどどんどん発芽し、間引きに追われました。抜いてみると根はヒゲ状で、これで男の背丈を超すほどに生長するとは意外でした。また、地中すぐの部分が赤いのは、たしかにホウレンソウと似た性質です。
葉を摘んで食べると、若いせいかクセがなくて、それこそ洗練されたホウレンソウというところです。セイヨウと食べ比べても差がわからなくて、うーん、これだと茎がカラフルな方が調理映えもするし、小葉種の存在意義、ちょっと苦しいですかねえ。

<追録> 本文末尾でとんでもないデタラメ評価をしてしまいました。あらためて両種を「収穫」し、調理前に眺めて(↓)みたら、ずいぶんと様子が違いました。
Taihi
右側2枚が小葉種、左2枚がセイヨウで、セイヨウのボコボコ感が際立ちます。歯触りもセイヨウが明らかに硬めで、小葉種はとても素直な感触です。
そして、小葉種には塩気があります。セイヨウにはそれを全然感じません。
もう少し育てば、もっと違いははっきりしそうで、二つはやはり別物でした。小葉種には小葉種の育てる意義があるわけで、食べ尽くすことはしないで、もう少し味わい続けてみることにします。(2021年5月30日・夕食前)

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