5月14日(金) アコウ

宿主を絞め殺すという獰猛な性質などおくびにも出さない、優しげな若葉です。過去2回の撮影はどちらも2月だったので、初めて見る春の姿です。

柔らかそうな若葉が美しいのはもちろんのこと、それを包む托葉の目立ち具合に驚かされました。若葉1枚に托葉1枚がセットで、それが何組か葉芽のなかに入っているようです。まるでシリコンゴムのような質感で、まさに保護材です。
葉の緑が濃くなるとともに早々に落ちてしまうでしょうから、ほぼ瞬間芸です。この手の保護材については、マルバインドゴムとキンカチャのものを取り上げています。今回あらためてそれらと比べても、アコウの托葉の儚さは際立っていて、勝手に「美的保護材コンテスト」というものを作り、これをその暫定1位としておきます。

柔らかそうな若葉が美しいのはもちろんのこと、それを包む托葉の目立ち具合に驚かされました。若葉1枚に托葉1枚がセットで、それが何組か葉芽のなかに入っているようです。まるでシリコンゴムのような質感で、まさに保護材です。
葉の緑が濃くなるとともに早々に落ちてしまうでしょうから、ほぼ瞬間芸です。この手の保護材については、マルバインドゴムとキンカチャのものを取り上げています。今回あらためてそれらと比べても、アコウの托葉の儚さは際立っていて、勝手に「美的保護材コンテスト」というものを作り、これをその暫定1位としておきます。
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