« 5月1日(土) ホソバヤハズエンドウ | トップページ | 5月3日(月) レンリソウ »

5月2日(日) シラカンバ

210502b_platyphylla_f1
前回は「芋虫が這い出たみたい」と乱暴な言い方をしてしまったシラカンバの雌花穂なのに、シャキッと立ち上がると4~5cmの長さはありました。
あれからすぐの撮影(↑)が左側、1週間ほどあとの様子が右側です。1個の雌花は2本の花柱からなり、1枚の苞鱗のなかにそれが3セット入っています。
210502b_platyphylla_f2
そして先月末(↑)です。受粉が済んだ花柱は枯れて縮み、開いていた苞鱗が閉じ始めました。その苞鱗の間から、のちのち翼果になる透明の薄膜が見えます。
210502b_platyphylla_m
少しややこしい雌花穂に比べると、雄花穂は単純です。葯がパカーッと割れて、その下でポカーンと口を開けていたワタシは花粉をずいぶん吸い込んだでしょうに、その粉はさっぱり見えなくて、ま、飛んだのだろうとしておきます。

<補注1> 雌花穂の初夏の姿を記録しました。(2021年7月3日
<補注2> 10月初めには苞鱗が崩れ始めました。(2021年10月5日

過去のきょう 2020 アキグミ 2019 ベニバナシャリンバイ 2018 タマノカンアオイ 2017 キバナオドリコソウ(ツルオドリコソウ)  2016 コイヌガラシ  2015 シャクヤク  2014 マルバアオダモ  2013 カントウタンポポ  2012 シロダモ  2011 カジカエデ(オニモミジ)  2010 クヌギ(雌花)  2009 キンラン  2008 マイヅルソウ  2007 ジュウニヒトエ  2006 カキドオシ  2005 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)  2004 カリフォルニアポピー

|

« 5月1日(土) ホソバヤハズエンドウ | トップページ | 5月3日(月) レンリソウ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 5月1日(土) ホソバヤハズエンドウ | トップページ | 5月3日(月) レンリソウ »