5月2日(日) シラカンバ
前回は「芋虫が這い出たみたい」と乱暴な言い方をしてしまったシラカンバの雌花穂なのに、シャキッと立ち上がると4~5cmの長さはありました。
あれからすぐの撮影(↑)が左側、1週間ほどあとの様子が右側です。1個の雌花は2本の花柱からなり、1枚の苞鱗のなかにそれが3セット入っています。
そして先月末(↑)です。受粉が済んだ花柱は枯れて縮み、開いていた苞鱗が閉じ始めました。その苞鱗の間から、のちのち翼果になる透明の薄膜が見えます。
少しややこしい雌花穂に比べると、雄花穂は単純です。葯がパカーッと割れて、その下でポカーンと口を開けていたワタシは花粉をずいぶん吸い込んだでしょうに、その粉はさっぱり見えなくて、ま、飛んだのだろうとしておきます。
あれからすぐの撮影(↑)が左側、1週間ほどあとの様子が右側です。1個の雌花は2本の花柱からなり、1枚の苞鱗のなかにそれが3セット入っています。
そして先月末(↑)です。受粉が済んだ花柱は枯れて縮み、開いていた苞鱗が閉じ始めました。その苞鱗の間から、のちのち翼果になる透明の薄膜が見えます。
少しややこしい雌花穂に比べると、雄花穂は単純です。葯がパカーッと割れて、その下でポカーンと口を開けていたワタシは花粉をずいぶん吸い込んだでしょうに、その粉はさっぱり見えなくて、ま、飛んだのだろうとしておきます。
<補注1> 雌花穂の初夏の姿を記録しました。(2021年7月3日)
<補注2> 10月初めには苞鱗が崩れ始めました。(2021年10月5日)
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