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5月31日(月) シラサギカヤツリ

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見たままの常識的なネーミングです。花序の様子が舞い飛ぶ白鷺のようで、全体に目を戻したら、なぁ~んだ、カヤツリグサの種類じゃん…という感じ。
出自は北米でも、実際にカヤツリグサ科なので、科学的には問題がありません。もし困るとすれば「白鷺」の方で、例の「アオイという葵はない」のと同じで、「シラサギという鷺はいない」のです。ダイサギよりはコサギですかね、この風情は。
そしてカヤツリグサ類なので、この鷺を思わせるパーツは苞です。花はその中心にあって、複数の雌シベらしきものが見えます。
夏向きの涼しげな風体だし、常緑多年草でわりと丈夫だと言うし、ウチのメダカ池にどうだろうなんてチョロッと考えています。

過去のきょう 2020 ムギセンノウ(ムギナデシコ) 2019 ヘリコニア・ロストラタ  2018 ニオイウツギ 2017 コウモリカズラ  2016 クロヅル  2015 キハダ(雄株)  2014 コモチマンネングサ  2013 タチジャコウソウ(コモンタイム)  2012 コバンソウ  2011 アリウム・シュベルティ  2010 アーモンド  2009 ラカンマキ  2008 コウゾリナ  2007 サイカチ  2006 アスチルベ  2005 タチアオイ  2004 シロミミナグサ

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5月30日(日) ピタンガ

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面白い響きの名前です=ピタンガ! 原産地(ブラジル)の先住民の言葉で「赤い」という意味だそうで、なかなかストレートです。
見つけたこの場所にはこの1個しか下がっていなくて残念でした。沖縄あたりでは盛大に花が咲き、プラプラと実ができるようです。生食やジュースで楽しむようで、しかし皮が薄くて流通させにくいそうで、味見は育てた人の特権でしょう。
これも例のフトモモ科の一員です。花の資料写真を見ると、キンバイカのそれを少し華奢にした感じです。花と実のツーショットができたらかわいいだろうと妄想しつつ、まずは地道に、この木が花を咲かすのを待ちましょう。

過去のきょう 2020 イングリッシュラベンダー 2019 トウカエデ 2018 カタヒバ 2017 シシガシラ  2016 ゲジゲジシダ  2015 ナガエアオイ  2014 アカガシ  2013 アサギリソウ  2012 コアジサイ  2011 ウコギ  2010 セイヨウミザクラ  2009 キハダ(雌株)  2008 フデリンドウ  2007 ムギセンノウ  2006 コウホネ  2005 ヤナギハナガサ  2004 オオキンケイギク

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5月29日(土) フダンソウ(小葉種)

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小葉種とはいうものの、種蒔きからほぼ2カ月のいまの背丈は35cm、左側に並べて植えたスイスチャードと比べてまったく遜色のない大きさです。
ただ、茎の色だけは最初からずっと「ふつうの緑色」です。隣のスイスチャードは薄い赤のものや、白く抜けたものが育って、差がはっきりしました。この茎の緑色だけを見たくて種から試してみたわけで、まずは大満足です。
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小葉種(セイヨウではないフダンソウ)の種は大手の種苗メーカーがごくふつうに売り出していました。育てる人はそれなりにいるのでしょう。種はそこらのゴミと変わらない形状・色合いなので、バラ播きをしたらすぐ見失います。
4月1日に播いて、思いがけないほどどんどん発芽し、間引きに追われました。抜いてみると根はヒゲ状で、これで男の背丈を超すほどに生長するとは意外でした。また、地中すぐの部分が赤いのは、たしかにホウレンソウと似た性質です。
葉を摘んで食べると、若いせいかクセがなくて、それこそ洗練されたホウレンソウというところです。両種食べ比べても差がわからなくて、うーん、これだと茎がカラフルな方が調理映えもするし、小葉種の存在意義、ちょっと苦しいですかねえ。

<追録> 本文末尾でとんでもないデタラメ評価をしてしまいました。あらためて両種を「収穫」し、調理前に眺めて(↓)みたら、ずいぶんと様子が違いました。
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右側2枚が小葉種、左2枚がセイヨウで、セイヨウのボコボコ感が際立ちます。歯触りもセイヨウが明らかに硬めで、小葉種はとても素直な感触です。
そして、小葉種には塩気があります。セイヨウにはそれは全然感じません。
もう少し育てば、もっと違いははっきりしそうで、二つはやはり別物でした。小葉種には小葉種の育てる意義があるわけで、食べ尽くすことはしないで、もう少し味わい続けてみることにします。(2021年5月30日・夕食前)

過去のきょう 2020 スズメノチャヒキ 2019 オオムギ(二条大麦) 2018 オニシバリ 2017 アワブキ  2016 クロガネモチ  2015 ヘンルーダ(ルー)  2014 ツルマンネングサとメキシコマンネングサ  2013 ベニバナエゴノキ(アカバナエゴノキ)  2012 ナガミヒナゲシ  2011 ヒメシャガ  2010 イザヨイバラ  2009 カキネガラシ  2008 ヤマグルマ  2007 ハナミョウガ  2006 ガクウツギ  2005 ノビル  2004 ナツグミ

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5月28日(金) ダイオウグミ

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この3週間で自分はなにをしたかなぁとツッコんでみました。まるで愛想のなかった緑色の実は、その時間でここまで重厚で艶やかな深紅色に変貌していました。ああ、ずっとこの木の下でその色づき具合を観察しているべきでした。
もう一つ、ここで見張っているべきだった理由があります。実の数がグンと減っていたのです。緑のときのような2個並びなんてもうないし、手が届く高さには1個もぶら下がっていません。うーん、自然落下だとは思いたいですけれど…。
そんなわけで、背伸びして差し出したスケールはふるふるして、ちょうどいい位置に止まりません。画面上で実と目盛りを比べ直してみると、長さはきっかり3cmあります。太さは2.1cmあって、ということは腹囲6.6cm、メタボ万歳!です。

過去のきょう 2020 タチシャリンバイ(シャリンバイ) 2019 ツルアジサイ 2018 ハマボウフウ 2017 シロアヤメ  2016 アリストロキア2種  2015 スターチス(リモニウム)  2014 シュロチク  2013 ヒシ  2012 ガマズミ  2011 アオハダ  2010 シャクヤク  2009 ノアザミ  2008 ミツガシワ  2007 オオバオオヤマレンゲ  2006 オモト  2005 サラサウツギ  2004 タイサンボク

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5月27日(木) ムギセンノウ(ムギナデシコ)

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花後に注意を払ってこなかったことを大いに反省です。なかなかにユーモラスだし、豊穣感があって、花どきとはまた違った味わいです。
貼り付け写真は、このひと叢のなかに数輪埋もれていた咲き残りで、雌シベの様子に注目したのは初めてです。5裂した柱頭は細毛に覆われていました。
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さて、ビア樽状の果実です。乾くと子房の皮が5片に割れてめくれ、なかの種が丸見えです。傾けると、炭団(たどん)状の種がポロポロとこぼれ出てきました。
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いや、炭団にたとえたのは失敗でした。数え切れない突起に包まれて、しかも形状は微妙に歪んでいて、未来からきた「戦略増殖兵器」みたいです。
その無数のイガイガは種がまだ若いうちから備わって(中央写真)います。取れかけた臍の緒(花柱の残骸)も含め、工芸品のような造形でした。

<ムギセンノウの過去掲載(収録順)>花のアップ ☆ 根生葉 ☆ 白花種と混植された花壇

過去のきょう 2020 パセリ 2019 アミメヘイシソウ(レウコフィラ、サラセニア・レウコフィラ) 2018 ツタ(ナツヅタ) 2017 タカノツメ  2016 ハゼノキ  2015 リンボク  2014 アルブカ・スピラリス 'フリズルシズル'  2013 ハグマノキ  2012 ムシトリナデシコ  2011 ギンラン  2010 ワニグチソウ  2009 テマリカンボク  2008 オヤブジラミ  2007 ヤグルマソウ  2006 クサイチゴ  2005 ツリバナ  2004 クリ

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5月26日(水) ドドナエア

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ありゃまあ、きれいですぅ~。これがドドちゃんの実なのでした。実がぶら下がった方が花のときよりも賑やかだなんて、なかなかに愉快です。
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グッと近寄ると、1個の実が3枚の羽根を開いて、飛ぶ気満々です。去年の秋、ドドちゃんとの初の出会いではこの派手な景色をみていない(はず)ので、これがどんなペースで成熟し飛び去るのか、なかなかに目が離せません。
環境大臣の認可が出なくて購入は無理なのに、ドドちゃんのネット販売状況を見てみました。けっこうな件数があって、これから街に増えそうな予感です。ただ、チョロッと見た限りでは、苗木の雌雄を明記しているサイトがありません。
こんなに面白い展開を見てくると、自分的には「ドドは雌株に限る」のに、どうやら現状では雌雄の当たり具合(注)は賭けのようです。たぶんこの3枚プロペラから種を取り出した実生苗が売られているようで、挿し木や取り木はしにくいのでしょう。もし環境大臣が心変わりしてくれても、じつに大きな問題が横たわっているものです。

<過去ドド一覧> ☆ 2020年9月15日:樹形全体(葉が緑) ☆ 2021年1月24日:葉の色づき a. ☆ 2021年3月1日:葉の色づき b. ☆ 2021年4月10日:花の咲き出しと葉の更新 ☆ 2021年4月20日:雌雄の花の細部
<補注> 雄株なのに雌性を示す木が2本見つかりました。(2021年6月29日

過去のきょう 2020 ハクチョウゲ 2019 ナツハゼ 2018 ヒナゲシ(ポピー) 2017 ウワバミソウ  2016 カワラサイコ  2015 ウサギノオ(ラグラス)  2014 シナユリノキ  2013 オヤブジラミ  2012 ヤブデマリ  2011 アカマツ  2010 ギョリュウ  2009 マユミ  2008 イワカガミ  2007 ネメシア  2006 ワジュロ  2005 スイカズラ  2004 キョウチクトウ

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5月25日(火) リシマキア・コンゲスティフローラ・バリエガタ(リッシー)

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きのうの「アニー」ははた衛門が勝手につけた愛称なのに対し、きょうの「リッシー」は世界的に使われている流通名です。リシマキア(Lysimachia)だから略してLysii、向こうの人たちは、たとえばPatriciaだとPatとかPatyのように詰めてしまうので、リッシーは和製の愛称ではなくて、かなりネイティブな呼び方なのです。
ただ、個人的にかわいらしく呼ぶのは罪がなくても、植物的にこれがなんなのかということはちゃんとメモっておかなくてはなりません。Lysimachia congestiflora(コンゲスティフローラ)というのがこの低く這う多花性のリシマキアのことであり、その葉が斑入りなので、後ろに'Variegata'と続きます。
リシマキア(オカトラノオ属)はなかなかタイプの変化に富んでいて面白いので、いままでここに収録しているものだけでも下にリンクしておきます。(和名50音順)

イヌヌマトラノオ ☆ オカトラノオ ☆ クサレダマ ☆ コナスビ ☆ コバンコナスビ ☆ ヌマトラノオ ☆ ハマボッス ☆ ヤナギトラノオ ☆ リシマキア・プンクタータ

過去のきょう 2020 カモジグサ 2019 ヒメハギ 2018 ヤマウコギ 2017 キウイフルーツ  2016 アジサイ(エンドレスサマー)  2015 ウリハダカエデ(雌株)  2014 クマザサ  2013 シキザキアカシア  2012 アスパラガス  2011 エビネ  2010 ミツバウツギ  2009 ヒトリシズカ  2008 キハダ  2007 オオムラサキツユクサ  2006 ムラサキツユクサ  2005 センダン  2004 ハコネウツギ

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5月24日(月) アニソドンテア・マルバストロイデス

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アニーちゃんが見上げるほどの背丈になっていて、しかもこんなににこやかにお迎えいただきました。真冬にもニッコリと微笑んでいたので、気丈なお嬢さんという印象だけが強かったのに、これなら立派に社交界のスターです。
覚えにくかった属名(アニソドンテア)も、このごろは自分で「アニーちゃん」と呟いているので、けっこう親しみました。昔、「アニーよ銃をとれ」というTV映画があったことなど思い出して、あの女優さん、アメリカ版大原麗子みたいでした。
さて問題は草木の境です。冬にもその境が曖昧とは断っていても、掲載順からはしっかりと「草」扱いでした。なのにきょうは「木」の順番の日です。悪漢の銃を弾き飛ばしたあとのように、アニーちゃん、きっと微笑んでくれていることでしょう。

過去のきょう 2020 カロリナハコヤナギ(カロリナポプラ) 2019 ツブラジイ 2018 ヤシャゼンマイ 2017 カキツバタ(斑入り)  2016 アスパラガス  2015 ヤブヘビイチゴ  2014 クロジクアジサイ  2013 フランスギク  2012 カジイチゴ  2011 ノイバラ  2010 コウモリカズラ  2009 オトメユリ  2008 ネズミムギ  2007 ブラシノキ  2006 トキワツユクサ  2005 カルミア  2004 センダン

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5月23日(日) フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)

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フウリンソウ好きの人は案外と多いらしく、この時期、あちこちで見かけます。こういう風体なので目立ちやすいのかもしれません。
この植え込みは膝上ほどの高さで「逆さ風鈴」が咲き競っていました。少し離れたところにはピンク花もあったのに、それまで入れると間抜けた絵になってしまいます。色のバージョンは言葉で逃げておきましょう。
高さのバージョンはこれがメジャーで、もう少し低いものもあります。「逆さ風鈴」などとからかったものの、本来の野生種は俯いて咲き、丈も腰上ほどあるそうです。
それが園芸改良されていまの姿になったわけで、カタカナ名前は照れくさいし、かと言って風鈴でもないし…と小うるさく考えていた横町の爺さんは、今回、来歴をちゃんと学び直して、「ふーん、元・風鈴草かぁ」と納得したのでした。

過去のきょう 2020 マツバウンラン 2019 メコノプシス・グランディス(ヒマラヤの青いケシ) 2018 モミ 2017 ハンノウツツジとコアジサイ  2016 ハリグワ  2015 ハンショウヅル  2014 キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)  2013 ツリガネカズラ  2012 スズメノエンドウ  2011 コウシンバラ  2010 シュロ(ワジュロ)  2009 キングサリ  2008 ユキザサ  2007 コマツヨイグサ  2006 ジャガイモ  2005 オランダカイウ(カラー)  2004 トキワツユクサ

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5月22日(土) ソヨゴ

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ソヨゴの雄株(上)と雌株(下)の写真をそろえるのにちょうど1週間かかりました。きれいに開花している雄株を14日に撮れた時点で、今回は雌雄セットでじっくり比べられる構成にしようと考えたのです。
そんな単純企画に1週間を要したワケその1: ソヨゴは西日本のものだった! なにをいまさらの基本知識なのに初めて知りました。なるほど、あの「ソヨゴの森」はたまたま石川県で遭遇したもので、埼玉であんな体験はありません。
かつ、お屋敷がどんどん消えて狭小住宅ばかりになる当世、いくら小高木とは言え、雌雄2本をセットで植えられるお庭はレアで、なかなか楽には撮れません。
ワケその2: お陽さま出ないんだもん! いい具合に咲いている雌株を見つけたところで、「照明」が良くなければ、悲しい写真しか撮れません。わずかに14日を除き、もう10日以上ドンヨリorシトシトの毎日です。これが梅雨でなくてなんなんだと気象庁さんに噛みつきたくても、歯が折れそうなので止めておきましょう。
かくかくしかじか、ようやくこうして雌雄を並べると、この季節にあの「ソヨゴの森」をプラプラ歩けたらどれだけ幸せだろう…と過去を懐かしむのでした。

過去のきょう 2020 ムラサキハクチョウゲ 2019 ガクウラジロヨウラク 2018 ミカワバイケイソウ 2017 サクラマンテマ(フクロナデシコ、シレネ・ペンデュラ)  2016 ウマノアシガタ  2015 イヌガラシ  2014 バリバリノキ(アオカゴノキ)  2013 ムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア)  2012 ハチク  2011 サクラバラ  2010 タチバナ  2009 ショウブ  2008 クヌギ  2007 ノースポールギク(クリサンセマム・パルドサム)  2006 ニオイシュロラン  2005 ニオイバンマツリ  2004 ユスラウメ

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5月21日(金) オオチゴユリ

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オオチゴユリの背の高さがわかりやすく撮れてご機嫌です。夏の写真では、茎が分岐したその上の部分だけしかとらえていませんでした。今度はオオチゴくんの脚の長さがよくわかります。オオタニくんみたいでカッコいいです。
そう言えばオオタニくんのきのうは少し残念でした。世界中から見つめられて、それでも泰然と2勝目と15号…と勝手な期待をした自分が恥ずかしくなります。
いやいや、オオチゴくんの話です。柔らかな葉に絡まるように咲くチゴユリの花と比べると、葉から離れて下がっていて写真には撮りやすく感じました。ただ、一つだけでいいから葉に絡んで空を向いていてくれないものか、という勝手な思いはオオタニくんへの過剰な期待と同じことです。あるがままに参りましょう。

過去のきょう 2020 スイセンノウ(フランネルソウ) 2019 ゴゼンタチバナ 2018 ベニバナニシキウツギ 2017 コヤスノキ  2016 コウゾ  2015 ツルウメモドキ(雄株)  2014 チガヤ  2013 ニガキ(雄花)  2012 ノミノツヅリ  2011 オニタビラコ  2010 ケシ  2009 バッコヤナギ  2008 ザイフリボク  2007 クスノキ  2006 カスミソウ  2005 ユウゲショウ  2004 クレマチス

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5月20日(木) サワフタギ

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白にも濃淡はあることを実感しました。サワフタギの花、つくづくと濃い白です。
そう感じさせる要素は三つあって、まずはこの密集度合いです。ずいぶんと昔に収録した写真の花は、少し散漫に過ぎました。本当に沢を塞げるかなぁと、当時からやや不満足だったわけで、今回の木に会えて、ようやくスッキリです。
濃い白要素の二つ目が雄シベです。一つの花にいったい幾本あるものか、たいがいの資料では「多数」と逃げています。もちろんはた衛門も逃げます。
そして三つ目要素は、その雄シベ(や雌シベ)を包んでいたカプセルです。とても厚みのある白で、「濃い白」に貢献しています。ただ、問題はこれを花びら(花弁)と見なすかどうかなのです。気にするとこういうタイプの悩ましいパーツは案外に多くて、じつはきのうのセイヨウフダンソウも同じタイプでした。
こういう場合は花被とか花冠と呼び分けるらしくても、そういう言葉の境目がまた素人にはとても飲み込みにくくて、きょうもまた「きれいだなぁ」で終わりです。

過去のきょう 2020 トベラ 2019 カンボク 2018 キバナカイウ(カラー・エリオッティアナ) 2017 ホソバヒナウスユキソウ  2016 オヘビイチゴ  2015 ハタケニラ  2014 ホオベニエニシダ  2013 コチョウラン  2012 セイヨウサンザシ  2011 ケヤキ  2010 ハグマノキ  2009 アオダモ  2008 ヤブジラミ  2007 カルセオラリア  2006 ツルウメモドキ  2005 トベラ  2004 カキノキ

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5月19日(水) セイヨウフダンソウ(スイスチャード)

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ホウレンソウと似た性質という言い方がされるもので、花も雌雄が違うのだろうと、かなりしつこく探し回りました。しかし、どの株の花もみんな同じでした。
「似た」という表現はおおまかなもので、同じヒユ科(クロンキストやエングラーではアカザ科)ではあっても、属が違えば雌雄の分化も別でした。フダンソウは1個の花のなかに1本の雌シベと5本の雄シベがそろう両性花タイプでした。
そして、この写真は余計なものを入れ込んだ失敗作でした。ハエがペロペロと花を舐め回っていて、てっきり花粉媒介者だと思ったら、フダンソウは風媒花でした。ナミテントウの幼虫やハリカメムシもいて、フダンソウは虫さんに人気のようです。
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しかも驚いたのはそのデカさです。はた衛門、超されてます。アーティチョークとかカルドンとか、ビッグサイズの野菜はあっても、フダンソウ、お前もか!でした。
じつはいま、本来のフダンソウを見たくて、どこにもないので自分でプランター栽培している(注)のです。あれがこんなになったらどうするよ…という大問題を抱えてしまったわけで、茎が緑のままであることがわかったら、早めに食べてしまいましょう。

<補注> 緑の軸はしっかり確認したので、以後の急成長はセイヨウに同じ(だろう)ということで、あとはおいしくいただきます。(2021年5月29日

過去のきょう 2020 イヌムギ 2019 コチャルメルソウ 2018 マルバシャリンバイ(シャリンバイ) 2017 エルサレムセージ  2016 コバノハシドイ  2015 ツクバネウツギ  2014 アリウム・オストロスキアヌム(アリウム・オレオフィルム)  2013 ツガ  2012 コウゾリナ  2011 カキツバタ  2010 ヒメグルミ  2009 ヒメツルニチニチソウ  2008 ヤマシャクヤク  2007 ツボサンゴ  2006 フランスギク  2005 チョウジソウ  2004 タチアオイ

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5月18日(火) グレビレア・ロビンゴードン(ハゴロモノマツ)

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種類が多すぎるグレビレア(原種だけで300種)なので、一つの園芸種を二度出ししているヒマはないはずなのに、きょうはちょっと「寄り道ごめん」です。
そのワケの一つは、いかにも主役然と陽光を浴びている花の色です。前に見たヤツは赤かったのに、こんなクリーム色もありですか!と憤っても、かつての写真でも穂先の花はたしかに白くて、今回はまだ花穂が短い=若いときは白いようです。
そしてもう一つのきょうのテーマは後ろの日陰に佇立している「幹」です。びっくりする太さでした。直径5cmはあります。調べると、現地(オーストラリア)では10mもの高さになるグレビレアの並木も珍しくないのだそうで、ひぇ~、日本の温室やらお庭でチマチマと育てられるのはかなり不本意という仲間もあるようです。

過去のきょう 2020 フレンチラベンダー 2019 グレビレア・アメジスト 2018 オカタツナミソウ 2017 タテジマフトイ  2016 ケキツネノボタン  2015 キクノハアオイ  2014 バイカウツギ  2013 温帯スイレン  2012 ニガキ(雌花)  2011 ウラジロノキ  2010 コメツブツメクサ  2009 サンショウバラ  2008 チングルマ  2007 スノーキャップ  2006 オオバコ  2005 サラサドウダン  2004 アヤメ

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5月17日(月) ヤナギチョウジソウ

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望みが叶って、「血統書付き・笑」の外来種を撮影できました。ヤナギチョウジソウ=北米の産で、彼の国で一番ポピュラーな存在だそうです。
過去にチョウジソウと思って掲載したものが、本来の在来種とはちょっと違うか?と思い始め、「これぞ在来種」と言えるものを1年前に撮り直しました。それと比較する意味で、「これぞ外来種」の画像が欲しかったわけです。
Elliptica_and_tabernaemontana
なるほど、こうして並べると、けっこう単純に違います。参考資料では学べなかった一番の差は、在来種の花びらのふくよかさです。それと、萼や茎の色の違い(在来種は黒く、洋物は淡い)はよく取りざたされても、花筒の色がこんなに違うことは現物で見つけた大きなポイントです。要は在来種はどうも地黒さんなのです。
それと、ヤナギチョウジソウという名前で当然に気になる「葉の幅(や長さ)」は言うほど細くはありませんでした。仔細に縦横比を採ったりもせずに生意気ながら、これはやや悩ましい和名であって、この色白・細身のお嬢さんはtabernaemontanaという本名(種小名)で呼んであげるべきかと愚考しました。

過去のきょう 2020 アゼナルコ 2019 プルモナリア 2018 キウイフルーツ 2017 サンザシ  2016 シマガマズミ  2015 カラミザクラ(シナミザクラ)とオオカンザクラ  2014 ギョウジャニンニク  2013 サルナシ  2012 ヤエムグラ  2011 トウバナ  2010 コゴメウツギ  2009 オオバナノエンレイソウ  2008 チゴユリ  2007 ユキノシタ  2006 ヘラオオバコ  2005 メキシコマンネングサ  2004 タイサンボク

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5月16日(日) ブルーベリー

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ブルーベリーの花と実が、自分のなかでようやくつながりました。そうか、そこが膨らむのか!と見つめた先は萼の直下、ここがおいしくなるわけでした。
なので、新鮮な実のオツムについている冠は、あれは萼だったのか…といまごろ気づく幸せなオツムです。あと3カ月かぁ、おいしくなるんだよぉ~。
Blueberry120429
そしてこちらは半月ほど前の撮影で、モスラの来襲です。そんなデカイ体で、キュッとつぼんだブルーベリーの花からどうやって蜜を吸うつもりだよ、と冷ややかに眺めていたら、なんの、根性クマさんはしっかりとお食事を楽しんでいました。
そう言えば、1枚目写真の左下隅にはアリさんがいます。空から枝から花粉媒介者が集まるのは蜜がおいしい証拠、その味は実にも引き継がれることでしょう。

<補注> ブルーベリーの種類の見分けについて糸口を得ました。(2021年8月6日

過去のきょう 2020 アオギリ 2019 ドロノキ 2018 コンロンソウ 2017 口紅シラン  2016 オオバウマノスズクサ  2015 キツネアザミ  2014 コハウチワカエデ  2013 コヒロハハナヤスリ  2012 カマツカ  2011 カジノキ  2010 ハクウンボク  2009 ジャケツイバラ  2008 コトネアスター  2007 ヒメヒオウギ  2006 カンボク  2005 ホオノキ  2004 ホオノキ

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番外編 : 派手な変化・地味な変化

Crosswalks
近所の横断歩道が紅白ダンダラに塗られちまいまして、ゲ、ここ渡るときは履き物を脱がなきゃいかんか?とか、祝日しか渡っちゃいかんか?とか…。
これ、事故防止のために目立たせてるんだそうで、たしかに左から侵入のバイクに引っかけられる恐れとかあるんでしょうなぁ。ここで誰か轢かれた??
横断歩道も進化してるわけで、そう言えば紅白の向こうに写っているフツーのだって、昔は道路と直交する長~い線もありました。92年に法改正があって以来、古式ゆかしき「はしご型(目の字型とも)」は順次駆逐されてきているんだそうで。
たしかに、ふと気がつくと世のなかシンプルゼブラ・オンリーで、30年このかた、そんな変化にも気づかずに来たなんて、恥ずかしくて誰にも言えません。

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5月15日(土) ゲンゲ(レンゲソウ)

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野の草にとっての1カ月は大きくて、あんなに愛らしかったゲンゲは恐ろしげなアイアンクローに変身していました。迫力ありますゥ~。
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そして「距骨」です。たぶんゲンゲの属名を調べることがなければ、距骨なんていうパーツが自分のなかにあることは知らないままお骨になったことでしょう。
うーん、あんまり似ているとは思えなくて、自分なら「勾玉」と言いそうです。もっとも勾玉は日本のものなので、学名をつけた人は知らなかったことでしょう。
あるいはなにかフックにも見えて、まさかこれで動物の毛に引っかかろうという魂胆ではあるまいのぉ…とか、ちょっぴり楽しい空想ゲームでした。

<補注> 種を播いたら、意外にスクスク育っています。(2021年10月14日

過去のきょう 2020 サワオグルマ 2019 ミヤマヨメナ 2018 キンカン 2017 ウメ(緑萼、リョクガクバイ)  2016 マメイヌツゲ  2015 ミツデカエデ(雌株)  2014 キクムグラ  2013 ガクウツギ  2012 ヒルザキツキミソウ(モモイロヒルザキツキミソウ)  2011 タチシオデ  2010 ヒメウツギ  2009 カッコソウ  2008 カマツカ  2007 キツネアザミ  2006 カラスビシャク  2005 シロミミナグサ  2004 エゴノキ

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5月14日(金) アコウ

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宿主を絞め殺すという獰猛な性質などおくびにも出さない、優しげな若葉です。過去2回の撮影はどちらも2月だったので、初めて見る春の姿です。
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柔らかそうな若葉が美しいのはもちろんのこと、それを包む托葉の目立ち具合に驚かされました。若葉1枚に托葉1枚がセットで、それが何組か葉芽のなかに入っているようです。まるでシリコンゴムのような質感で、まさに保護材です。
葉の緑が濃くなるとともに早々に落ちてしまうでしょうから、ほぼ瞬間芸です。この手の保護材については、マルバインドゴムキンカチャのものを取り上げています。今回あらためてそれらと比べても、アコウの托葉の儚さは際立っていて、勝手に「美的保護材コンテスト」というものを作り、これをその暫定1位としておきます。

過去のきょう 2020 ヤマモモ 2019 イチョウ 2018 野沢菜 2017 メキャベツ  2016 トウダイグサ  2015 ゲウム(セイヨウダイコンソウ、ベニバナダイコンソウ)  2014 ベニウツギとタニウツギ  2013 シライトソウ  2012 アメリカアサガラ  2011 アオハダ  2010 コンニャク  2009 ギシギシ  2008 オオカメノキ  2007 ヤセウツボ  2006 タラヨウ  2005 ゼニアオイ  2004 エゴノキ

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5月13日(木) スイートピー

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10日前にレンリソウのことを再確認して、そのときから気になっていたのがスイートピーの葉っぱです。比翼連理などと格調高い形容は脇に置いて、早い話、ウサギの耳みたいにピヨーンと2枚並んでいただろうか、思い出せません。
そこで花壇でジトーッとチェックです。はぁー、ホントだ、そっくりです。ついでに過去掲載のスイートピーの写真も見直したら、耳、ありました。わかってから見つめてようやく気づくのだから情けない話です。茎も巻きひげもそっくりです。
なるほど、マメ科レンリソウ属なのですねえ。さてそうなると、課題は日本在来のあと3種のお仲間捜しに絞られます。とは言っても、どれもそこらの道端にある気はしなくて、早く自由に遠出ができる日々が戻ってほしいものです。

過去のきょう 2020 ノースポールギク(クリサンセマム・パルドサム) 2019 オッタチカタバミ 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 シナユリノキ(とユリノキ)  2016 ウンシュウミカン  2015 セイヨウトチノキ  2014 マツバトウダイ(ユーフォルビア・キパリッシアス)  2013 ムレスズメ  2012 カイジンドウ  2011 キンラン  2010 ミツデカエデ  2009 スイバ  2008 アマドコロ  2007 サワフタギ  2006 ミヤコワスレ  2005 セイヨウオダマキ  2004 ソラマメ

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5月12日(水) トネリコバノカエデ

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まるで舞妓さんのカンザシみたいな豪華さは冬の姿から想像がつきはしても、やはり春の光を透かして眺めると感動は新たです。前も同じことを考えたもので、いくら保険をかけると言っても、この種は多過ぎだろうと笑ってしまいます。 Acer_negundo210331
その種の素が受粉する時期に遡ってみました。3月末の撮影です。このカエデは雌雄異株なので、写っている総状花序は雌花の団体さんです。
…となれば、あと必要なのは雄株の開花写真です。かつて夏の姿を撮ったあの木には種がついていなかったので、来春、あそこで雄花を写せるはずです。

過去のきょう 2020 レースラベンダー 2019 ミヤマガマズミ 2018 ツメクサ 2017 キエビネ  2016 コウヤワラビ  2015 ヘラオオバコ  2014 マルバウツギ  2013 アジュガ・レプタンス(セイヨウジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ)  2012 チャンチン  2011 ハクウンボク  2010 オオカワヂシャ  2009 タラヨウ(雌花)  2008 オトコヨウゾメ  2007 アメリカフウロ  2006 カラマツ  2005 ヤマボウシ  2004 カナメモチ

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5月11日(火) タチカメバソウ

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湿った谷筋の薄暗がりのなかで出会うと、花の白さに心が躍ります。ただ、じっくり拝見すると、そのお顔にはなんだか見覚えがあります。サイズこそこちらがずっと大きくて径1cmほどはあっても、つくりはほとんどキュウリグサです。
珍しいものに出会ったつもりが、路傍の草と同属(ムラサキ科キュウリグサ属)だったとは、いい勉強になります。長い花穂は、キュウリグサとおなじく先がカールしていて、どんどん新しい花が咲きます。いわゆるさそり型花序です。
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茎が立つこと+亀の甲羅みたいな葉=タチカメバソウです。たしかにキュウリグサと比べればスックと立っているし、葉の大きさも圧倒的に違います。ただ、この名前、滑舌苦手の爺さんにはやや難物で、舌噛めば痛そう…です。

過去のきょう 2020 ルリヂシャ(ボリジ) 2019 アキタブキ 2018 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2017 レモン  2016 カシグルミ  2015 タラヨウ(雌株)  2014 ニガナ  2013 サンショウ  2012 クサソテツ  2011 カマヤマショウブ  2010 ハナイバナ  2009 ネコノメソウ  2008 クマガイソウ  2007 ナニワイバラ  2006 セリバヒエンソウ  2005 ポポー  2004 スイカズラ

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5月10日(月) バラ(マチルダ)

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マチルダと言えばナタリー・ポートマンという短絡オツムには??のバラでした。換気口の縦穴に入っちゃうほど小さかったマチルダなのに、そしていつも拗ねたようなはにかみ顔だったのに、こんなに堂々と微笑んでいるなんて…。
ふふ、もちろんマチルダ違いです。あの映画が94年、このバラはフランスで88年に作出されています。こちらのマチルダさんはあでやかな人だったのでしょう。
フロリバンダ系統だそうで、このグループについてはサプライズを取り上げたときに学習しました。たしかに、あれは秋だったので、この系統が四季咲き性だとわかるし、このマチルダさんでフロリバンダが花束っぽいと確認できました。

<フロリバンダ系まとめ> 今回のマチルダや、本文中でリンクしたサプライズだけでなく、過去に取り上げたバラのなかにはフロリバンダ系・四季咲き種が多かったとわかったので、前記2種を含めて一覧にしておきます。(和名50音順)
アイスバーグ ☆ サプライズ ☆ スヴニール・ド・アンネフランク ☆ チンチン ☆ ノックアウトとダブルノックアウト ☆ ファンファーレ ☆ プリンセス・ミチコ ☆ フローレンス・ナイチンゲール ☆ マチルダ ☆ 緑光 

過去のきょう 2020 カシワ 2019 キバナウツギ 2018 ヤガミスゲ 2017 ヤマドリゼンマイ  2016 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)  2015 トコナツ  2014 ジングウツツジ  2013 アレナリア・モンタナ  2012 トラフクロマツ  2011 マメヅタ  2010 モッコウバラ(白八重)  2009 チャイブ(セイヨウアサツキ)  2008 シャリンバイ  2007 ウスバサイシン  2006 セッコク  2005 コデマリ(八重)  2004 オオムラサキ

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5月9日(日) サルオガセモドキ

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「見――っけ」でした。夏に咲くというサルオガセモドキの花がもう開いていました。花がつくことなど知らない先月までだったら、確実に見過ごしたことでしょう。
P5230248
チランジアの花はこんなに密やかなものなのかと画像検索したら、このモドキくんのそれはとりわけ地味な一品でした。3弁はチランジア属の基本構成であるらしくても、赤やら紫やら白が主流で、こんな穏やかな色目はそうそう見つかりません。
さらにはヘリコニア風に苞が連続した花穂を持つ派手な仲間も稀ではなく、「初めてのチラ花」がこんな渋いヤツだったのは神様が与えてくれた試練だったのでしょう。それを乗り越えたはた衛門さんは、これからチラ花に萌えたり、花が実を結ぶのを追いかけたりというさらなる試練の道をたどることでしょう。

過去のきょう 2020 ホソノゲムギ 2019 ハナウド 2018 ウグイスカグラ 2017 ドクウツギ  2016 シャクナゲ  2015 ハンカチノキ  2014 ヤナギトラノオ  2013 ボタン  2012 ヤエムグラ  2011 スイバ  2010 オニグルミ  2009 コエンドロ(コリアンダー)  2008 クレマチス・モンタナ  2007 オオアブラギリ(シナアブラギリ)  2006 イチゴ(優香)  2005 オオデマリ  2004 ミズキ

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5月8日(土) ダイオウグミ

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これこれ、これです。真っ赤に熟すとあとひと回り膨らむはずではあっても、もう十分に大王さまです。かつての記事に「小指の先」くらいあったと書いた本人の小指はやや大きめであり、いまでも女性の小指にたとえるなら嘘にはなりません。
風のせいでグルングルンと枝に巻きついているものも多く、千切れやしないかと心配になります。そもそも、あの花の数からしたら、実はかなり少ないもので、たしかに、このサイズが鈴なりになったら、木も疲れ果ててしまうのでしょう。
Elaeagnus_multiflora_vargigantea210331
記憶になかったのはその果柄の長さです。なので花のときの写真(↑撮影:今年3月31日)を引っ張り出したら、まだ少し短めでした。
花のあと、実が膨らむだけでなく果柄も生長し続けるのでしょう。しかも膨らむ部位は萼の下(果柄の途中)であることにもいま気づきました。

<補注> 20日後、実は真っ赤になりました。(2021年5月28日

過去のきょう 2020 クロバナロウバイ 2019 シラカシ 2018 ヒメイズイ 2017 ペチコート水仙  2016 トガクシソウ  2015 クジャクシダ  2014 ハナエンジュ(バラアカシア)  2013 ツタバウンラン(ツタガラクサ)  2012 クレマチス・アーマンディ  2011 カジノキ  2010 ハイノキ  2009 ツボスミレ(ニョイスミレ)  2008 イヌガヤ  2007 ヒイラギソウ  2006 リムナンテス  2005 アサツキ  2004 ウツギ

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5月7日(金) オオジシバリ

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花と種(冠毛)と1ショットずつしか撮っていなくて、しかし過去記事を探したらオオジシバリがありません。まさかと思って「蔵」まで探しに行っても入っていません。こういう基本種は、HPを作り始めた初期に「蔵」に入れたまま、ブログでは取り上げ忘れるというパターンがふつうで、今回のようにどっちにもなかったのは初めて(注)です。
したがって、花がたったの1輪しかない寂しい写真だし、葉っぱの様子もちゃんととらえようとしていません。綿毛だって、花とは1フレームに入りません。
という言い訳に終始して、「オオ」ではないジシバリに触れる余裕がなくなりました。あちらは「地縛り」という素敵な名前は本名(標準和名)ではないのに、こちらの「オオ」さんはツルニガナという別名の影は薄く、大手を振ってオオジシバリです。

<補注> もちろん、自分で知っていたのに載せ忘れという意味であり、知らなくて収録できていないものはたぶん際限がありません。

過去のきょう 2020 カマヤマショウブ 2019 シルバーレース 2018 カザンデマリ 2017 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)  2016 ヒメシャクナゲ  2015 エニシダ  2014 ツリガネズイセン(ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ)  2013 ウラジロノキ  2012 サクラソウ  2011 ヒメハギ  2010 マルメロ  2009 アメリカイワナンテン  2008 ヒルガオ  2007 スイートピー  2006 ベニバナツメクサ  2005 モモイロヒルザキツキミソウ  2004 ハリエンジュ(ニセアカシア)

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5月6日(木) ゼノビア・プルベルレンタ(スズランノキ)

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ようやくスズランノキの花をとらえました!と言いたいところでも、これ、スズランノキ違いなのです。追いかけていたのは世界三大紅葉樹であるスズランノキで、樹高は楽々10mを超えるのに、こちらは1/10のスケールです。
どうしてこんなことになるのか、和名でスズランノキと呼ばれるものには、上記の高木(Oxydendrum arboreum)と今回写した低木(Zenobia pulverulenta)があるのです。かつ、追っかけをしていた執着心からすれば高木の方が「正しい」スズランノキであってほしいのに、どうも名前的パイセンは低木の方らしいのです。
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そんなわけで、純白のお花が涙で曇ります。この木の英語圏での通称はHoneycupだそうで、ハァー、たしかにカップです。甘い香りもします。
くそ、こうなるとなかなか花の撮影に応じない高木野郎が憎たらしくなってきます。今年こそ愛想笑いしてくれないと、ボク、ゼノちゃんのファンになっちゃうからな!

<補注1> 梅雨のさなかに撮影できたオキシデンドルムの花は、ゼノビアのそれとはだいぶ様子が違いました。(2021年6月21日
<補注2> ゼノビアの実は果肉なしの蒴果タイプでした。(2021年7月19日

過去のきょう 2020 ムクノキ 2019 ユスラウメ 2018 シロバナツタバウンラン 2017 コバノタツナミ  2016 ヤマガラシ  2015 セキチク(カラナデシコ)  2014 コバノガマズミ  2013 ハッカクレン  2012 ハイノキ  2011 チョウジガマズミ  2010 カンザン(関山)  2009 シュロ(ワジュロ・トウジュロ)  2008 オサバグサ  2007 ピラカンサ  2006 オーニソガラム  2005 キリ  2004 ヤマボウシ

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番外編 : ハードディスクの交換

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PC(メイン機)のHDDを換装したのは2015年の11月でした。あれから5年半、電源投入は5,000回を超え、使用は8,000時間に迫りそうでした。
Crystal Disk Infoでは危険項目がなく、ごく正常な状態ではあっても、こういう機械ものは「転ばぬ先の杖」が原則だと思います。少しの手間暇と若干の費用(今回:6,712円、前回:7,564円)で「安心」を確保しておくことにしました。
選んだHDDは前回と同じWD、容量も同じ2TBで十分でした。ただ、前回使ったグリーンシリーズがいまはブルーに統合されていて、しかし7,200rpmがメインのブルーシリーズにもグリーンのときと同じ5,400rpmがしっかり残っているので、性能は多少犠牲にしても、発熱や音の小ささでそちらを選びました。
上の写真は新しいHDDをUSBでメイン機につなぎ、データコピーしているところです。この時点で、「まったく」音がせず、筐体も「そう言えば温かい?」くらい、しかもコピーがスルスルと速いことに頬が緩みました。技術は進化しています。

おっと、ここで書き留めておくべきは、最初、USBでつないだのに、PCがそれを認識してくれなかったことです。そのこと自体は当然と思えても、認識させる手立てをすっかり忘れていて、こういうメモがないと次回もまた焦ったら涙です。
まずデバイスマネージャーのUSBコントロラーでHDDの型番が表示されているのを確認。次にスタートマーク右クリックからディスクの管理でHDDを初期化します。
そして、新HDDにデータをコピーしたら、メイン機のHDDの交換です。前のグリーンをはずし、それはそのままサブ機に入れました。いままでサブ機のストレージは使い古しの300GBと500GBの2個で、データもあちこちゴジャゴジャでした。今回の交換で、データ的にも機械的にもスッキリし、余裕が生まれました。
あと、忘れていけないのはドライブレターの変更で、メイン機・サブ機とも前と同じ状態にして交換作業終了、完成!です。
次の交換のとき(5~6年後)は、たぶんこの手順メモがないとかなり記憶が怪しくなっているはずで、このメモのことだけは忘れないように気をつけましょう。

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5月5日(水) 耐寒マツバギク(デロスペルマ・ルミナスレンジャー)

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まるでマツバギクのように光り輝く花びらでも、ここまで明るい黄色の種類は見たことがないし、花冠中央の盛り上がりがちょっと高すぎる感じです。
ただ、雰囲気はよく似ているわけで、マツバギクと同じくハマミズナ科でした。あちらはマツバギク属(Lampranthus)なのに対し、こちらはデロスペルマ属(Delosperma)、うーん、なんと言おうか、迫力のある属名です。
そして商品名はルミナスレンジャーときました。どうしたって、例の変身ドラマを連想します。思えばあのドラマの初回放送が1975年、いま庭仕事が趣味ですというオジサン・オバサンには「レンジャー」という響きがピッタンコなのでしょう。
いや、そういう売り込み作戦よりは、このマツバギクモドキ(←勝手なあだ名です・笑)の強さがすごくて、マイナス25度までOKなのだそうです。なので、一般的には「耐寒マツバギク」という無難でわかりやすい名前が使われています。
さあ、このあっさり簡単ネームが勝つか、それとも秘密戦隊の勝利か、これからは花壇で華々しいバトルが展開されることでしょう。

<補注> ルミナスレンジャー(光り輝く戦士)シリーズとして、黄色のほかに白とピンクの花色があります。

過去のきょう 2020 カズノコグサ 2019 ヘミジギア 2018 クマイチゴ 2017 ショウキウツギ  2016 ヤチヤナギ  2015 キクザクラ  2014 ニワナズナ(アリッサム、スイートアリッサム)  2013 トドマツ  2012 ムラサキカタバミ  2011 ジョウリョクヤマボウシ  2010 タブノキ  2009 ダイコン  2008 ナラガシワ  2007 イチハツ  2006 ハナイカダ  2005 ユリノキ  2004 ムクロジ

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5月4日(火) ヤモメカズラ(ペトレア・ボルビリス)

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ウジが湧くのは男ヤモメの場合であって、本来のヤモメ(漢字だと寡婦)は美しいものです。薄紫の色が抜けたあとも枝に残る萼を寡婦と見たてた名付けです。
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では先に逝ってしまう悲しい旦那はどんなお顔かというと、おや、江戸紫の色合いが乙な優男ではありませんか。しかしこの旦那、2~3日の寿命だそうで、美人だけでなくて美男まで薄命だとは…と、なぜかホッとするのも悲しいことです。
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和名・英名がいろいろあって、それだけ中米産のこの蔓植物があちこちで愛好されていることがわかります。ただ、だいたいが花や萼に注目しているなかで、ちょっと傾向の違うのがサンドペーパーバイン(sandpaper vine)です。たしかに葉の両面(特に裏)は掌に引っかかる荒さで、柔らかな木材なら磨けそうな気がします。

<補注> 白花種を収録しました。(2021年10月27日

過去のきょう 2020 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2019 シロバナフジ 2018 サンカヨウ 2017 セキショウとショウブ  2016 ビオラ・つぶらなタヌキ  2015 ハハコグサ  2014 ダイオウグミ  2013 ゼンマイ  2012 イチハラトラノオ(市原虎の尾)  2011 セイヨウバクチノキ  2010 ベニシダ  2009 トウカエデ  2008 ニワトコとムベ  2007 キモクレン  2006 ヒメコウゾ  2005 スズラン  2004 ハルジオン

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5月3日(月) レンリソウ

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1カ所から2枚、仲良く出る葉がわかりやすく撮れたので、過去掲載の写真を補完しておくつもりでした。ところが、3年前の写真では花がかなり赤っぽい紫で、それに比べて今回の花はずいぶん青みが強いと感じます。
カメラが違うし、光線も同じではないだろうし、そもそも花色というのは揺れやすいとは思いながら、念のため別種ではないか、調べてみました。ギャッ、Lathyrus(レンリソウ属)というのは160種がある(Wiki情報)のだそうで、そこにはスイートピーも含まれるので園芸的な種類も多いのでしょう、しかしそれにしても160ですか・涙。
YListにも、Lathyrusは14種並んでいて、さて困りました。
救いは「日本に野生する従来種は、レンリソウ、エゾノレンリソウ、イタチササゲ、ハマエンドウの4種のみ」というWikiの記述です。そのたった4つでも、レンリソウ以外にはかすりもしていなくて、赤いとか青いとか悩んでいるヒマはないのでした。

過去のきょう 2020 ベニバナツメクサ 2019 スズランとバイモ 2018 ウラジロウツギ 2017 ウバメガシ  2016 ヤドリギ  2015 チリメンガシ  2014 サギゴケ(ムラサキサギゴケ)  2013 ニッサボク  2012 セイヨウタンポポ  2011 シライトソウ  2010 ヘビノボラズ  2009 ギンラン  2008 フサスグリ  2007 シュンギク  2006 ムクノキ  2005 ワスレナグサ  2004 カリフォルニアポピー

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5月2日(日) シラカンバ

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前回は「芋虫が這い出たみたい」と乱暴な言い方をしてしまったシラカンバの雌花穂なのに、シャキッと立ち上がると4~5cmの長さはありました。
あれからすぐの撮影が左側、1週間ほどあとの様子が右側です。1個の雌花は2本の花柱からなり、1枚の苞鱗のなかにそれが3セット入っています。
210502b_platyphylla_f2
そして先月末です。受粉が済んだ花柱は枯れて縮み、開いていた苞鱗が閉じ始めました。その苞鱗の間から、のちのち翼果になる透明の薄膜が見えます。
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少しややこしい雌花穂に比べると、雄花穂は単純です。葯がパカーッと割れて、その下でパカーッと口を開けていたワタシは花粉をずいぶん吸い込んだでしょうに、その粉はさっぱり見えなくて、ま、飛んだのだろうとしておきます。

<補注1> 雌花穂の初夏の姿を記録しました。(2021年7月3日
<補注2> 10月初めには苞鱗が崩れ始めました。(2021年10月5日

過去のきょう 2020 アキグミ 2019 ベニバナシャリンバイ 2018 タマノカンアオイ 2017 キバナオドリコソウ(ツルオドリコソウ)  2016 コイヌガラシ  2015 シャクヤク  2014 マルバアオダモ  2013 カントウタンポポ  2012 シロダモ  2011 カジカエデ(オニモミジ)  2010 クヌギ(雌花)  2009 キンラン  2008 マイヅルソウ  2007 ジュウニヒトエ  2006 カキドオシ  2005 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)  2004 カリフォルニアポピー

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5月1日(土) ホソバヤハズエンドウ

210501var_minor
原っぱでヤハズエンドウが絡まりまくっていました。自分で自分を絡げてどうすんだよ…とほどいてあげようとしても、なまじっかなことではほぐれません。
そうこうしているうち、早くもここまで大きくなった豆がスナップエンドウに見えてきて、今夜はコヤツで一杯かなと集め始めたりして、けっこう幸せ気分でした。
ただ、なんとなく落ち着かないのはこの葉っぱのせいです。なんかスカスカに見えるのは一枚一枚が細いからで、お前、ホントにヤハズエンドウか?
へえ~、ヤハズエンドウには葉の細い変種(var.)があるのでした。葉先が矢筈に凹む「ふつう」種に比べると、「葉が細く、先が凹まず、花も少し小さい」そうです。あーあ、十数年、そんなこと知らずに来ましたねー。落ち込みますなぁー。

過去のきょう 2020 カワヂシャ  2019 キバナホウチャクソウ 2018 ナギ 2017 ダンコウバイ  2016 シマセンネンボク(ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアーナ、幸福の木)  2015 タラヨウ(雄株)  2014 アツモリソウ  2013 チシャノキとマルバチシャノキ  2012 ヨウラクユリ(フリチラリア・インペリアリス)  2011 イヌリンゴ  2010 セイヨウシャクナゲ  2009 ユズリハ(雌花)  2008 ハシリドコロ  2007 チャボタイゲキ  2006 カシワ  2005 シラン  2004 ベニバナトチノキ

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