4月13日(火) ゲンゲ(レンゲソウ)
久しぶりにレンゲソウ…いえ、標準和名優先ルールなのでゲンゲ(注)でした。
過去2回の収録写真はやたら花に迫りまくっていて、その反動みたいに、やたら引いた図を1枚追録していました。そこで今回はほどよい具合でゲンゲの全体像をとらえてみました。その目的は「距骨」探しです。
ゲンゲの属名Astragalusは距骨に由来しているのだそうで、「え、そんな骨、知らんぜよ?」と探してみたら、意外と重要なパーツでした。足と脚をつなぐというか、くるぶしの真んなかで滑り軸受けのように不可欠の役目を負っています。
噛んだガムを親指と人差し指でつぶしたようなその形が、このゲンゲのいったいどこにあるのだろうと目を凝らしてみました。見つかりません。
たぶん、実か種の形だろうと調べてみたら、種でした。うーん、そう言えば花のあとのゲンゲを手に取ったことがありません。ええい、いっそ通販で…と思ったら、なんと1kg売りで1万円!ですか。トホホ、自分で採種してみますわい。
過去2回の収録写真はやたら花に迫りまくっていて、その反動みたいに、やたら引いた図を1枚追録していました。そこで今回はほどよい具合でゲンゲの全体像をとらえてみました。その目的は「距骨」探しです。
ゲンゲの属名Astragalusは距骨に由来しているのだそうで、「え、そんな骨、知らんぜよ?」と探してみたら、意外と重要なパーツでした。足と脚をつなぐというか、くるぶしの真んなかで滑り軸受けのように不可欠の役目を負っています。
噛んだガムを親指と人差し指でつぶしたようなその形が、このゲンゲのいったいどこにあるのだろうと目を凝らしてみました。見つかりません。
たぶん、実か種の形だろうと調べてみたら、種でした。うーん、そう言えば花のあとのゲンゲを手に取ったことがありません。ええい、いっそ通販で…と思ったら、なんと1kg売りで1万円!ですか。トホホ、自分で採種してみますわい。
<補注1> レンゲソウの標準和名がゲンゲであることについては、「ゲ」と「レ」が混乱したものと思っていました。しかし、この草の中国名の一つが翹揺(ほかには紫雲英)であり、この発音を日本的に真似た呼び名とわかりました。
彼の国からこの草が緑肥として伝わったとき、「花の形が蓮華に似るから」と日本人がレンゲソウと呼び出すよりも早く、たぶんゲンゲという外来音で認識されたものと考えられます。いささか抵抗のあった「ゲンゲ」という呼び方も、由緒からすれば正しいわけで、今後は素直にゲンゲと呼ぼうと思います。
<補注2> 距骨を確認できました。(2021年5月15日)
<補注3> ゲンゲは越年草でした。(2021年10月14日)
過去のきょう 2020 ニンニク 2019 カワラタケまたはミダレアミタケ 2018 メギ 2017 ザイフリボク 2016 ミツバツツジ 2015 ニワザクラ 2014 レンプクソウ(ゴリンバナ) 2013 ミツバツツジ 2012 プリムラ・ジュリアン 2011 オウショウクン 2010 ニッコウネコノメ 2009 オオリキュウバイ 2008 タピアン 2007 ムラサキケマン 2006 スズメノテッポウ 2005 シロバナタンポポ
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