« 4月11日(日) グラプトペタルム・パラグラエンセ(エケベリアとしていたのを訂正) | トップページ | 4月13日(火) ゲンゲ(レンゲソウ) »

4月12日(月) シラカンバ

210412betula_platyphylla
シラカンバの雄花(枝先端)については、ずいぶんと昔、増補版に収録しています。そこには「写っているのは雄花です」と書きながら、「じゃ、雌花は?」というセルフ突っ込みをせずに16年もの月日が流れていました。ひどいもんです。
やれやれ、芋虫が這い出したみたいな雌花を若葉の付け根に見つけました。冬のうちからブラブラと鬱陶しい雄花に比べると、柔らかな葉にくるまれて悠然と登場する雌花は奥ゆかしいというかお嬢様というか、さすが!でございます。
おっとぉー、シラカンバは雌花だけが混芽ということになります。そう言えば1年前のいまごろは「混芽、混芽、混芽」と浮かれていました。今度の春はシラカンバの雄花と雌花(注2)について、もう少し細部まで迫ってみたいと思っています。

<補注1> 雄花とか雌花とか言っている穂状物体は、正確には雄花穂(ゆうかすい)または雄花序(ゆうかじょ)、雌花穂(しかすい)または雌花序(しかじょ)です。
<補注2> 雌花穂・雄花穂の次の段階を記録しました。(2021年5月2日
<補注3> 10月初めには苞鱗が崩れ始めました。(2021年10月5日

過去のきょう 2020 コクサギ 2019 ウンリュウヤナギ 2018 モモイロバイカイカリソウ 2017 ツクシスミレ 2016 サルオガセ 2015 ヒイラギソウ 2014 クロモジ(雌花) 2013 ヒトリシズカ 2012 ユキヤナギ(ピンク) 2011 アマナ 2010 エンレイソウ 2009 ホソバアカメギ 2008 クレマチス・白万重(しろまんえ) 2007 プリムラ・マラコイデス 2006 オオベニウチワ(アンスリウム・アンドレアナム) 2005 ハナカイドウ

|

« 4月11日(日) グラプトペタルム・パラグラエンセ(エケベリアとしていたのを訂正) | トップページ | 4月13日(火) ゲンゲ(レンゲソウ) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 4月11日(日) グラプトペタルム・パラグラエンセ(エケベリアとしていたのを訂正) | トップページ | 4月13日(火) ゲンゲ(レンゲソウ) »