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3月11日(木) ダイダイ

210311citrus_aurantium
ここには3度目の登場となるダイダイです。最初は正月次が真夏でした。そしていまが春の走りです。そのどれもがみんな同じ絵です。摩訶不思議です。
春だろうが夏だろうが真冬だろうが、コヤツはいつも橙色の大きな実がついていて、葉がワサワサなのです。いや、葉は常緑樹だから許せるとして、問題は実です。年がら年中、立派なサイズで食べごろの色です。どうなってんだ、おまえ!?
正解は波田先生のサイトにあって、「木に残しておくと2~3年は枝に付いている」のだそうです。で、橙色になったものが春にはまた緑色を帯びるそうで、道理でワタシが夏に撮ったものはそんな冴えない色合いだったわけです。
ユズリハなら「代々禅譲するから」みたいなめでたさがあっても、このダイダイは「爺さんがずっと身上を渡さない」みたいな代々ではありませんか。それを正月飾りにするなんて、煙たい爺さんを褒め殺しにしようという魂胆ですかねえ。

<補注> ダイダイの斑入り品種を収録しました。(2023年9月8日

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