3月12日(金) オカノリ
あー、咲いてる~!と騒ぐほどの花ではなくて、思わず漏らした声は、この小さなショボクレ物体を見つけた自分を褒めるものだった気がします。
フユアオイの変種なのであれば、花も冬のうちに咲くのだろうと見張りを続けていたのにずっと変化はなくて、暦の春を待っていたような咲き出しです。あとはこれが結実して、そこから種を収穫できたら、めでたくひとまわりです。
あの海苔そっくりの風味を醸す葉は、残念ながら冬の間は収穫不能でした。サイズが大きくならないし、枚数も限られていては、千切るのは酷というものです。
ただ、ここまで育てて驚いたのは茎の頑丈さです。まるでカーボンパイプのようにガッチリで、何度も吹き荒れた北風も耐えきりました。たぶん根張りも丈夫なはずで、種の収穫が終わったら、その辺もしっかり確かめさせてもらいましょう。
フユアオイの変種なのであれば、花も冬のうちに咲くのだろうと見張りを続けていたのにずっと変化はなくて、暦の春を待っていたような咲き出しです。あとはこれが結実して、そこから種を収穫できたら、めでたくひとまわりです。
あの海苔そっくりの風味を醸す葉は、残念ながら冬の間は収穫不能でした。サイズが大きくならないし、枚数も限られていては、千切るのは酷というものです。
ただ、ここまで育てて驚いたのは茎の頑丈さです。まるでカーボンパイプのようにガッチリで、何度も吹き荒れた北風も耐えきりました。たぶん根張りも丈夫なはずで、種の収穫が終わったら、その辺もしっかり確かめさせてもらいましょう。
<追録> 上に述べた「ショボクレ物体」発言の撤回を求めるように、オカノリの花(↓)がきれいに開いていました。夕方4時を回っていた(上の写真の撮影は午後1時半)し、フユアオイの花も2時半で半開きだったことからして、Malva verticillate系の花はお寝坊さんタイプと思われます(注1)。(撮影:2021年3月17日)
<補注1> このあと、4月に入ると花はどんどん咲き出したものの、その開花時間にはかなりムラがありました。朝、一斉に開くわけでなく、昼から咲く花もあり、かつ何時に咲いたところで一日花だし、花はごく小さいし、鑑賞価値はほぼゼロに近いなぁというのは個人的感想です。(2021年4月10日)
<補注2> 花と実をジトッと見つめ、総括編としておきました。(2021年4月19日)
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