3月27日(土) コクサギ
コクサギの雌花・完全版です。去年考えた「あと1週間から10日ほど早め」ではまた臍を噛むところでした。毎年の春の訪れ具合には差があるものの、単純にカレンダーで数えるなら、あの状態からじつに半月も前が開花どきでした。
そうわかってみると答えは簡単で、「染井吉野と開花時期が同じ」です。あーあ、こんな単純なことを知るのに10年以上かかりました。
子房はもう最初から4室に膨らんでいます。初めて見るゼリー状の柱頭は、噴水がそのまま凍ったみたいに見えます。機能を失ったのに律儀に残る雄シベが少しばかり哀れです。花托(花床)がやけに広くて、その意味が不明です。
そして花びらです。雄花で知ってはいたものの、どうしてそこまで地味~な色合いなのでしょう。もう少し黄色くなるとか、いっそ真っ白になるとか、どっちかに振ることはできなかったもんですか…と言いつつ、ふふ、かわいいです。
そうわかってみると答えは簡単で、「染井吉野と開花時期が同じ」です。あーあ、こんな単純なことを知るのに10年以上かかりました。
子房はもう最初から4室に膨らんでいます。初めて見るゼリー状の柱頭は、噴水がそのまま凍ったみたいに見えます。機能を失ったのに律儀に残る雄シベが少しばかり哀れです。花托(花床)がやけに広くて、その意味が不明です。
そして花びらです。雄花で知ってはいたものの、どうしてそこまで地味~な色合いなのでしょう。もう少し黄色くなるとか、いっそ真っ白になるとか、どっちかに振ることはできなかったもんですか…と言いつつ、ふふ、かわいいです。
<補注> 増補版に「コクサギの雌花アルバム」を設けました。
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