2月10日(水) ノハラアザミ
快晴微風という、撮る側にはうれしい日でした。しかし、この日旅立つ種にとってはとんでもない迷惑で、フラフラと漂った種の飛距離は5mほどでした。
ただ、せっかくの羽毛なのだから遠くへ飛びたいだろうと思うのはこちら側の勝手と気づきます。コンクリートの側溝に着地とか、池に着水とか、飛べば飛ぶだけ待っている不幸も大きくなります。親の近くに降りたこの子たちは果報者なのでしょう。
その親たちです。師走の中旬まで美貌を保っていたとは思えない「完璧な」枯れ上がり方で、種類を見極めるのに手間取りました。種が全部抜けてしまった萼は麦藁色に輝いて、最初はオケラかなと思ったりしました。
ただ、わずかに残っている葉の棘は恐ろしいし、上から見ると紛らわしいその萼も横から眺めればまさにアザミでした。そして、その総苞片が開き気味という特徴からして、これをノハラアザミの老後の姿と特定できました。
ただ、せっかくの羽毛なのだから遠くへ飛びたいだろうと思うのはこちら側の勝手と気づきます。コンクリートの側溝に着地とか、池に着水とか、飛べば飛ぶだけ待っている不幸も大きくなります。親の近くに降りたこの子たちは果報者なのでしょう。
その親たちです。師走の中旬まで美貌を保っていたとは思えない「完璧な」枯れ上がり方で、種類を見極めるのに手間取りました。種が全部抜けてしまった萼は麦藁色に輝いて、最初はオケラかなと思ったりしました。
ただ、わずかに残っている葉の棘は恐ろしいし、上から見ると紛らわしいその萼も横から眺めればまさにアザミでした。そして、その総苞片が開き気味という特徴からして、これをノハラアザミの老後の姿と特定できました。
<補注> ここから1カ月後には根生葉が元気な姿を見せます。
過去のきょう 2020 ベンジャミン 2019 ネオベンサミア・グラシリス 2018 ダイオウマツ 2017 ヒメオドリコソウ 2016 ウラジロチチコグサ 2015 ベンガルボダイジュ 2014 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2013 ミズバショウ 2012 イヌツゲ 2011 ナガバノモウセンゴケ 2010 カトレア 2009 ムサシアブミ 2008 ハマボッス 2007 ナワシログミ 2006う ウメ(八重寒紅) 2005 ジャノメエリカ
| 固定リンク
コメント