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1月4日(月) メタセコイア

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メタセコイアをこれだけ並べて植える(↓)と、なんの役に立つのでしょう。
最初に考えたのは風除けです。しかし、ここでお茶にしようと腰を下ろしても、冷たい風は容赦なく吹き抜けます。冬に葉がなくては、この案、却下です。
ならば日除けはどうでしょう。夏のガンガン照りは葉で遮り、冬は暖かな陽射しを通すのは、並木としてはなかなか気が利いています。ただ、ここは道路ではなくて、通る人も滅多にない疎林なので、どうにも意味のない「気働き」です。
なにかの防御柵と考えるには、象でもすり抜けられそうな間隔が変だし、遮音目的であっても、どこにも音源がないのだから困ります。
要はなんの役にも立ちそうになくて、ただそれでもスゲェー!と喜んだ爺さんはいたわけで、年に数人、そんなおバカがいれば十分のお役立ちなのでしょう。

<追録> 上の写真とはまた別の場所で、メタセコイアがずらり並んでいました。80年ほど前に日本には導入されていて、珍しいからとたくさん植えられたのでしょう。そのときの苗木が、もう立派に巨木です。(撮影:2022年12月15日)
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メタセコイアのこんな状況から心配になるのはウォレミマツです。「新・生きた化石」として、このごろはあちこちで幼木を見かけます。まだ並木を見たことはなくても、そのうちいまのメタセコイアに取って代わりそうな勢いです。
ただ、今後さらに古い「生きた化石」が見つからないとも限らず、そのときに見捨てられないか…などと無駄な心配をしていると、案外に長生きするかもしれません。

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