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12月15日(火) イヌマキ(注1)

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さいたま市指定の天然記念物で「薬師堂のマキ」と呼ばれています。「マキ」と大雑把に言っても、イヌマキだろうかラカンマキだろうか、もしかしてコウヤマキではあるまいな…という興味だけで、訪れる人とてないお堂を探してみました。
説明板(1995年設置)には「目通り幹回り2.25m、高さ約17m」とあります。庭木と違って剪定されることもなく、奔放に枝をのばした姿は雄渾そのものでした。
201215podocarpus_macrophyllus2
気になる「なにマキ?」は、自分ではラカンだと判断しました。葉ののびがいまいち感じられなかったからです。しかし、前記説明板には学名まで括弧書き(注1)してくれて、断定的に「イヌマキ」だとあります。うーん、そう言うならそうなんでしょう。
201215entrance
オマケはこのお堂へのアプローチです。時代劇にときどき出てくる隠し田を思わせてワクワクしました。このトンネルをくぐった右手に、竹林に貼り付くように、巨木を従えた小さなお堂があります。そこから先はどこにも通じていないようで、隠し田だったかどうかは別として、浮き世との結界に守られた静謐な空間でした。

<補注1> 説明板にある学名はPodocarpus macrophyllaとなっていて、種小名末尾がスペルミスしているようです(正しくはmacrophyllus)。揚げ足を取るようで恐縮ながら、イヌマキとした樹種判断もやや怪しまれるので、この記事のタイトルは「現地説明板内容を優先」したとしておきます。⇒ <追録> 樹種判断をはっきりさせたかったので、さいたま市教育委員会にお伺いしてみました。その見解には、自分には欠落していた樹高が加味されていて、ラカンはここまで高くならないのでこれはイヌということでした。とても丁寧な対応をしていただき、ありがとうございました。なお、学名のスペルミスは認めていただきました。(2021年11月24日)
<補注2> 次の天然記念物シリーズは和光の大イチョウです。(2020年12月21日

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