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番外編 : 立山

Turugidake
新幹線が富山にさしかかると「左手に立山が見えます」とアナウンスが入ります。冬だと「おーぉ、佐々成政くん、あれ越えたのかー」と感動するわけです。
ただ、「立山」という単独峰はなくて、それが3,000m級の山々の連なりだという基礎知識はあって、どのピークがなんという山なのか知りたいものと願っていました。
で、雪化粧した屏風を遠望し、一番険しい山容に単純に惹かれました。どうやらこれは剱岳というようです。標高2,999mだそうで、おいおい国土地理院さん、1mぐらいオマケしてあげようよと、かなり真面目に思います。
Yakusidake
そこからグイッと右に目を転じると、今度は一転して優しい姿が横たわっていて、これがたぶん薬師岳(と北薬師岳)でしょう。これでも2,926mあるそうで、穏やかな姿とは裏腹の世界が待っていそうです。
ただ、いくら待っていてくださっても、そんなところへは絶対に行く気のないお気楽爺さんは、「次は成政くんが越えたザラ峠とやらを認識したいものじゃ」と熱いコーヒーをいただきながら思うのでした。

<追録> 台風の影響で雲海にすべてが覆い尽くされるなか、さすがに立山だけは頭を突き出していました。東方向から俯瞰しているので、最高峰の剱岳は画面右手かなぁとアバウトにしかわからないのが無念です。(撮影:2022年9月13日)
Tateyama

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