12月3日(木) エンピツビャクシン
冗談みたいな名前は本名(標準和名)です。樹形が鉛筆みたいなのではなく(わりとふつうのシルエット)、この木で鉛筆を作ったことに由来します。北米東部では珍しくない樹種でも、日本では当然ながら植栽品です。
上で「作った」と過去形にしたのは、どうやらいまは別の樹種(北米西部産)で鉛筆を作っているらしいからです。その切り替わりがいつごろだったか、にわか調べではわからないのが残念です。と言うのも、子供のころの記憶にある「あの香り」は、いまの鉛筆よりももっと濃かったような気がするのです。
具合のいいことに、幹には剪定された小枝の木口がありました。擦り寄ってクンクンしてみると、おー、古い学び舎の姿が脳裏に鮮明に!というのは嘘で、ものすごく淡い鉛筆香でした。そう言えば、あの校舎もとっくの昔になくなりました。
上で「作った」と過去形にしたのは、どうやらいまは別の樹種(北米西部産)で鉛筆を作っているらしいからです。その切り替わりがいつごろだったか、にわか調べではわからないのが残念です。と言うのも、子供のころの記憶にある「あの香り」は、いまの鉛筆よりももっと濃かったような気がするのです。
具合のいいことに、幹には剪定された小枝の木口がありました。擦り寄ってクンクンしてみると、おー、古い学び舎の姿が脳裏に鮮明に!というのは嘘で、ものすごく淡い鉛筆香でした。そう言えば、あの校舎もとっくの昔になくなりました。
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