11月29日(日) エゾヨモギギク
植物につけられる「エゾ」という冠は案外におおまか(分布が北海道に限らない)なのに、このキクは本当に北の大地限定版なのだそうです。
ほかには大陸に分布(変種名・borealeは北の意)していて、あまりヌルイ気候は好きではないのでしょう。さても現下の状況だとあちら方面への旅はヤバイ(注1)わけで、関東の地で植栽品をパシャパシャできたのは幸運でした。
ところが話がそううまくは続かなくて、ふつうのヨモギギクと、その変種とされるこちらの区別がよくわかりません。ともに薬用になる点も同じだし、見かけもこれと言った違いを識別できない(注2)のです。早い話、ついていた名札が頼りという情けなさで、まあ、こうやって記録しておいて、ある日「膝ポン」が来るのを待ちましょう。
ほかには大陸に分布(変種名・borealeは北の意)していて、あまりヌルイ気候は好きではないのでしょう。さても現下の状況だとあちら方面への旅はヤバイ(注1)わけで、関東の地で植栽品をパシャパシャできたのは幸運でした。
ところが話がそううまくは続かなくて、ふつうのヨモギギクと、その変種とされるこちらの区別がよくわかりません。ともに薬用になる点も同じだし、見かけもこれと言った違いを識別できない(注2)のです。早い話、ついていた名札が頼りという情けなさで、まあ、こうやって記録しておいて、ある日「膝ポン」が来るのを待ちましょう。
<補注1> このころ、北海道でコロナが大爆発していました。(2021年秋)
<補注2> 葉の裂片数に違いがあってヨモギギクよりエゾヨモギギクの方が多いという記述(東邦大学薬用植物園)を見つけました。手持ちの写真を確認すると、わずか1~2片の違いしか見つからず、これを有意差としていいか不安です。(2024年秋)
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