いまもって原因がわからなくて、文句の持って行き先がありません。気づいたらPC画面が真っ黒で、なんの操作もできないという悲惨な事態でした。
今週日曜(22日)の朝、PCの動きがものすごくカッタルくて、更新を確かめたら、2~3の小さな品質アップデートのほかに「20H2」という秋の機能更新がスタンバイしていました。「こいつかぁ」とかなり軽い気持ちで再起動をかけ、ほかの用事を済ませて画面を見たらPCはアウト、頑張ってもBIOSから先はまったく進みません。
更新のアンインストールとか、システムの復元とか、考えられる手は尽くしてみたものの、時間は虚しく過ぎ去ります。なにせ、Cドライブにアクセスできない(BIOSでも認識されない)ので、どうにもしようがありません。
サブPCにしっかりバックアップは取ってあるので、仕事やブログなどに支障はないとは言え、メイン機がぶっ壊れたままでいいというわけにもいきません。ここは早めの決断で、OSやアプリをインストールしているデバイスをまるまる新品に換えてしまうことにして、月曜にAmazon発注をしました。
この
デバイス(M.2)は、2年前、思わぬ不幸に見舞われて購入したもので、あのとき5,980円もしたのとまったく同じものが、今回は驚異の2,990円でした。ものすごい勢いで普及が進んでいるようです。
といううれしい発見はあったものの、あとは忍耐と根気の勝負です。入れていたアプリやその設定もすべて一からやり直し、どうやら「ま、この辺で」となったのがきのう(28日の土曜)でした。完璧に1週間、復旧に没頭させられました。
この1週間の多大なるストレスと過ぎ去った時間の賠償請求先は、自分的にはマイクロソフトだとかなり強く思うのに、どうにも証拠がありません。20H2は受け入れOKのPCに順次配信されているそうで、その意味では通知が来ている自分のPCに機能的な問題はなかったはずです。しかし、さすがに「直しました。更新します!」という勇気はありません。キョロキョロと世間の様子を窺いながら、しばらくは再起動の引き延ばし措置を続けるつもりです。
<追録> 土曜(11月28日)になんとか復旧させたあと、二日間の留守のあとで「ご機嫌いかが?」と開いたメイン機には再起動の催促が待っていました。先週は自由意志で再起動して失敗したのに比べ、今度は「更新してシャットダウン」しか選べないので逃れようがありません。
強制終了したところでそれはその場しのぎにしかならないので、やむなく20H2その他を取り込みです。けっこう長い(20分?)インストール時間中、油断してはならじと画面を見つめ続けました。はぁー、疲れた(涙)。
更新してみてわかりました。パソ性能的にはなぁーんも変わりません。ただEdgeがやたらフューチャーされているだけです。その他もろもろ、使いたくないものばかり目立つので、躍起になってそいつらを退治!です。
そして、起動時には「ナンタラカンタラを開始中にエラーが発生しました。指定されたモジュールが見つかりません」というメッセージが出るようになりました。このナンタラ部分はロジクールのダウンロードアシスタントのことで、ワタシはなにもしていないので、MSがぶっ壊してくれたに決まっています。もぉ、ウザイです。
無料で使わせていただいているならいざ知らず、1万6千円も支払ったものを使うのにこれだけ苦労させられる商品って、いったい世のなかにどれほどあるものでしょう。なにを言っても無駄とは知りながら、苛立ちを抑えきれません。(2020年12月1日)