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10月10日(土) アカバナ

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衝撃的な美に遭遇したこの3月以降、ここにはよく通いました。ただ、夏になっても蕾さえ見つからず、どうにも「ただの草」でした。それが8月になると根もとの葉が色づいて、ほかの草が緑一色のなかでは異色の存在となってきました。
そしてようやく咲き始めです。なんと、終わった花にはもう長い莢ができていて、秋に入ってからの変化がかなり足早な性質だとわかります。
201010akabana2
しかし、「赤葉菜」説を支えるほどには葉の色づきが進んでいません。2枚目写真・左に無理に花を入れて秋の姿であることを証明したものの、葉の色具合は8月の初めとほとんど一緒です。色合いも、赤と言えば赤ですけれど、うーむむ…。
そして右嵌め込み写真が自分的には今回一番の収穫でした。スケールを当ててみて初めて認識した花の小ささです。大量のピンぼけ写真に泣いたわけがわかりました。ナマで見ている分には案外に気づきにくい事実でした。
そして、蕾から開花までの莢の生長もとらえています。かつての開花写真ではあたかも莢が初めから長いように見えていたので、観察課題が小さく一歩前進しました。

<補注> 種の飛ばし方は驚くほど芸術的でした。(2020年12月28日

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