10月5日(月) クレロデンドルム・インキスム

あの白い音符がどうやって「開花」するのかと思ったら、背中が割れるのでした。なにか昆虫の羽化を思わせはしても、なかから出るのは真っ赤なシベです。
日持ちはあまりしないらしく、のびたてと萎れたものの差がずいぶん目立ちます。そんな「終了品」でも雌シベはシャンとしたもので、こら旦那、しっかりせんか!

その旦那、元気なうちは真っ黄色の花粉を思い切り放出します。なのに自分の奥さんは、その花粉を浴びないよう、グィーンと突き出て、人間世界だったらこれはマズイ事態でも、植物界ではセオリーなので咎めることではありません。
その奥さん、うわわ、これじゃ、蛇の舌ですがな。ついこないだ、野道で出会った蛇がピロロピロロと動かしていた舌がちょうどこんな感じでしたっけ。
日持ちはあまりしないらしく、のびたてと萎れたものの差がずいぶん目立ちます。そんな「終了品」でも雌シベはシャンとしたもので、こら旦那、しっかりせんか!

その旦那、元気なうちは真っ黄色の花粉を思い切り放出します。なのに自分の奥さんは、その花粉を浴びないよう、グィーンと突き出て、人間世界だったらこれはマズイ事態でも、植物界ではセオリーなので咎めることではありません。
その奥さん、うわわ、これじゃ、蛇の舌ですがな。ついこないだ、野道で出会った蛇がピロロピロロと動かしていた舌がちょうどこんな感じでしたっけ。
<補注1> この長い花筒がまるで無駄に思われるような、地味で無骨な実を見つけました。(2020年11月8日)
<補注2> クレロデンドルム・クアドリロクラレを収録しました。(2023年3月14日)
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