10月31日(土) ローゼルソウ
まっすぐにのびた枝にそれがボコボコついている姿はかなりの迫力です。単葉から5裂まで変化幅のある葉の色も深く、やや異風の眺めです。
2枚目写真の右側にそのボコボコができていく過程を示しました。咲いた花が萎むと萼と苞がムクムクと肥大・肥厚してくるのです。もちろんそのなかには実が入っていても、大事なのは外側のこの真っ赤な部分です。
ローゼル(Roselle)は英語圏の呼び名で、学名だとHibiscus sabdariffaです。先日のロバツスも「変なハイビスカス」だったし、フヨウ属は多彩です。
日本でもローゼルと呼ぶのがふつうでも、標準和名はローゼルソウでした。その和名どおり「草」とする考えが主流でも、低木とする分け方もあって、きょうが「木」の順番なのにその題材に窮したこの日記にはとても便利な存在です。
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