« 9月24日(木) アカザカズラ(オカワカメ) | トップページ | 認識改め編 : アケボノソウ »

9月25日(金) オオバシマムラサキ

200925callicarpa_subpubescens
葉の大きさが通常のムラサキシキブに比べれば倍ほどもあるし、鋸歯もノホホンと緩いし、葉脈はやたら目立つし、「なんじゃ、これ?」です。
ところが、これは小笠原に自生するオオバシマムラサキと言って、そんじょそこらで見ることはない珍種でした。もちろん温室の植栽品です。
花だけだとムラサキシキブとほぼ違いません。このあとでできる実も、参考写真で見る限りフツーです。したがって、楽しむべきはこの「変な」葉っぱなのでしょう。
小笠原には、このオオバシマムラサキに加え、葉が大きくないシマムラサキやウラジロコムラサキという仲間がいるそう(注)です。ただ、なにせ遠いし、いま訪れるのは憚られるし、それらともどこかの温室での出会いを願っておきましょう。

<補注> 小笠原産ではなくて、次は九州特産のCallicarpa(ムラサキシキブ属)に会いました。(2022年8月28日

過去のきょう 2019 サンタンカ(白花種) 2018 ホザキアサガオ(ミナ・ロバータ) 2017 ツルマメ 2016 ヤブタバコ 2015 イワシャジン 2014 オオモクゲンジ 2013 エゴマ 2012 ムクロジ 2011 スダジイ 2010 オニバス 2009 ヒオウギ 2008 クサネム 2007 オオモクゲンジ 2006 ハナセンナ 2005 シロミノコムラサキ 2004 フウセントウワタ

|

« 9月24日(木) アカザカズラ(オカワカメ) | トップページ | 認識改め編 : アケボノソウ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 9月24日(木) アカザカズラ(オカワカメ) | トップページ | 認識改め編 : アケボノソウ »