9月16日(水) クロバナタシロイモ
森のなかでこんなのに出会ったら、心臓が縮み上がることでしょう。英名だとブラックバットフラワーとかブラックキャットだそうで、けっこう獰猛な顔つきです。もしインド(原産地)に行くことがあれば、少しはこの花に目を慣らしておこうと思います。
正式和名だと、コウモリとか猫とか言わずに黒花~と始まります。同属(Tacca)の仲間に苞が白いものがあるので、それと区別するための名付けです。
続くタシロは、明治・大正の植物学者・民族学者・冒険家であった田代安定氏への献名だそうで、この先生は日本初の動植物目録を作ったり、八重山諸島の領有権宣言を政府に提言したり、ずいぶんと活躍なさったのでした。
タシロイモのほかにも先生のお名をいただいた植物はあるようなので、この先のややマニアックな楽しみが生まれました。
正式和名だと、コウモリとか猫とか言わずに黒花~と始まります。同属(Tacca)の仲間に苞が白いものがあるので、それと区別するための名付けです。
続くタシロは、明治・大正の植物学者・民族学者・冒険家であった田代安定氏への献名だそうで、この先生は日本初の動植物目録を作ったり、八重山諸島の領有権宣言を政府に提言したり、ずいぶんと活躍なさったのでした。
タシロイモのほかにも先生のお名をいただいた植物はあるようなので、この先のややマニアックな楽しみが生まれました。
<追録> 上の写真には蕾が見えているのに対し、やや日数が経過して全部の花が開いています。花以外のヒゲに見えるパーツは、未発達のために花をつけられない花茎だそうです。(撮影:2020年9月30日)
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