9月27日(日) オオウラジロノキ
初めての出会いはひと月前でした。あのころのクソ暑さはどこへやら、めっきり涼しくなり、オオウラジロノキは黄葉を見せ始めていました。葉裏の白さも失われつつあって、いまごろ名付けされたなら、「裏白」はあり得なかったことでしょう。
というか、こちらはあくまでリンゴ属、あちらはアズキナシ属であって、春先の葉裏とか開花の様子を見なくては勝手を言えなくても、ずいぶんと無理な名前の借り方をしたものだなぁというのが出会い初年度の偽らぬ感想です。
そのリンゴ属メンバーであることを証明するための実が、株元にバラバラと散らばっていました。手で割るのは無理で、足で踏んづけました。
白っぽいおつゆがジュワッと出て、ジューシーであることはわかっても、肉質があまりにボソボソで食欲はかき消されてしまいました。樹上で完熟したものを味見するまで評価は棚上げ(注)で、まだまだ自分にとってこれは正体不明の木です。
というか、こちらはあくまでリンゴ属、あちらはアズキナシ属であって、春先の葉裏とか開花の様子を見なくては勝手を言えなくても、ずいぶんと無理な名前の借り方をしたものだなぁというのが出会い初年度の偽らぬ感想です。
そのリンゴ属メンバーであることを証明するための実が、株元にバラバラと散らばっていました。手で割るのは無理で、足で踏んづけました。
白っぽいおつゆがジュワッと出て、ジューシーであることはわかっても、肉質があまりにボソボソで食欲はかき消されてしまいました。樹上で完熟したものを味見するまで評価は棚上げ(注)で、まだまだ自分にとってこれは正体不明の木です。
<補注1> 味見の期待ができそうな1本を見つけました。(2022年4月23日)
<補注2> さらに新しい場所(3カ所目)でオオウラジロノキに出会ったというのに、なかなか味見の機会には恵まれません。(2024年9月6日)
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