8月28日(金) オオウラジロノキ
急な斜面の途中にあって、枝を下から見上げるしかありませんでした。尾根筋の乾いた場所が好きだそうで、傾斜地もそれに準じた環境なのでしょう。
木の全容を押さえたくて、登って来た道を戻って下の平坦地から眺めても目的は叶わず、ならば上から俯瞰してやろうと場所をあれこれ変えてもほかの木に紛れてしまい、ずいぶんと余計に汗をかかせてくれた憎たらしい木です。
枝振りはごついし、奔放でした。ふつうのウラジロノキのような皮目はない一方、トゲ状の突起とか枝が落ちた痕とかが目立ち、全体が荒い感じです。
ただ、いまの時期は1枚目写真にあるような実がたくさんついていて、イヌリンゴとは言わずともかなり目立ちます。この実がふつうのウラジロノキのそれより大きめなので「オオ」ウラジロノキなのでした。もちろん、葉裏は遠目でもわかる白さです。
花はかなり「ふつう」と似ているようだし、実は「ふつう」ほどには色づかなくても、ほんのりと赤みをきざし、そのころなら食べることができるらしいのです。またこの斜面をうろつきたい動機が自分のなかにできてしまいました。
木の全容を押さえたくて、登って来た道を戻って下の平坦地から眺めても目的は叶わず、ならば上から俯瞰してやろうと場所をあれこれ変えてもほかの木に紛れてしまい、ずいぶんと余計に汗をかかせてくれた憎たらしい木です。
枝振りはごついし、奔放でした。ふつうのウラジロノキのような皮目はない一方、トゲ状の突起とか枝が落ちた痕とかが目立ち、全体が荒い感じです。
ただ、いまの時期は1枚目写真にあるような実がたくさんついていて、イヌリンゴとは言わずともかなり目立ちます。この実がふつうのウラジロノキのそれより大きめなので「オオ」ウラジロノキなのでした。もちろん、葉裏は遠目でもわかる白さです。
花はかなり「ふつう」と似ているようだし、実は「ふつう」ほどには色づかなくても、ほんのりと赤みをきざし、そのころなら食べることができるらしいのです。またこの斜面をうろつきたい動機が自分のなかにできてしまいました。
<補注1> 1カ月後に再訪しました。(2020年9月27日)
<補注2> 新しい場所で開花をとらえました。(2022年4月23日)
<補注3> さらに新しい場所でオオウラジロノキを見つけました。(2024年9月6日)
過去のきょう 2019 ワビスケ(紺侘助) 2018 木立性ベゴニア・アシュラ 2017 レンゲショウマ(白)とモミジアオイ(白) 2016 オクラとトロロアオイ 2015 オキナアサガオ 2014 カクレミノ 2013 アメリカオニアザミ 2012 ガマズミ 2011 ラクウショウ 2010 ミッキーマウスノキ 2009 ヒメキンミズヒキ 2008 クララ 2007 ミツバアケビ 2006 ヘチマ 2005 ヤブラン 2004 ケイトウ
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