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8月2日(日) レンブ(オオフトモモ)

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レンブの木というのは、わりと定番的にどこの温室にもあるくせをして、いままでどの季節でも葉っぱしか見ることがありませんでした。実を見てこそのレンブ(注1)なのに、温室でも開花・結実はむずかしいのかと、ほぼ諦めの境地でした。
それがいきなりこれです。ムフフ!の感動です。ちょっと大きめのイチジクといったところで、これがもっと赤くなって艶めくと、Wax Apple(英名)というわけです。
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いままでの愛想なさを詫びるように、まだ花状態に近い枝もありました。しかし、フトモモ科のアイディンティティである豪華な雄シベが落ちきっていた(注2)ので、正確に言えば花から実への移行段階でしょう。丈夫な雌シベだけ残っています。
当然に、満開状態の撮影は次の課題ではあるものの、それよりも強い興味はもちろんWax Appleです。「リンゴと梨を合わせたような味わい(Wiki)」と言われても、想像力欠如の爺さんはまったくイメージが湧かず、新宿タカノあたりまで出かけてみるしかないのか、いや、新宿コロナじゃ洒落にならんぞとお悩み中です。

<補注1> 標準和名はオオフトモモです。
<補注2> 2枚目写真は花びらもすべて脱落したあとの状態であり、花びらのように見える4枚の白いパーツは萼です。
<補注3> 花の盛りに出会いました。(2021年4月30日
<補注4> 実の生長過程を見届けると同時に、沖縄の果物屋さんからお取り寄せをしてみました。(2021年6月17日

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