7月12日(日) トビシマカンゾウとゼンテイカ(ニッコウキスゲ)
トビシマカンゾウの飛島は、山形と秋田の県境を海に20kmほど延ばしたところにあります。このカンゾウはそこで最初に確認され、島の名が冠せられました。
ただ、佐渡にも大群落があり、あるいは飛島が所属する酒田市の海岸でも見られると資料にはあります。で、この写真は?と言うと、それらのどこでもなくて、珍しい種類なので、いくつかの場所で保存育成されているのでした。
仲間のニッコウキスゲと比べると、花茎がとてものびやかです。そして葉がやや細めでよじれています。離島の海風を想像すると、これらの特性はなにか逆のように感じるのに、ご本人はいたって余裕でやりすごすようです。
グッと迫ると緊迫の美を感じます。花びらや蕾がスマートで、しかしその組成には強靱さを内包しています。ファンが多いのがうなずけます。
比較のため、お仲間さんに再登場してもらいます。そして前回掲載では単純にニッコウキスゲとしていたのを訂正します。標準和名はゼンテイカでした。漢字だと禅庭花とはされるものの、名の由来に定説はありません。
日光の人はゼンテイカなどとは呼びたくないだろうし、佐渡の人もトビシマカンゾウではない呼び方をしたいだろうし、名前とは面倒なものです。
ただ、佐渡にも大群落があり、あるいは飛島が所属する酒田市の海岸でも見られると資料にはあります。で、この写真は?と言うと、それらのどこでもなくて、珍しい種類なので、いくつかの場所で保存育成されているのでした。
仲間のニッコウキスゲと比べると、花茎がとてものびやかです。そして葉がやや細めでよじれています。離島の海風を想像すると、これらの特性はなにか逆のように感じるのに、ご本人はいたって余裕でやりすごすようです。
グッと迫ると緊迫の美を感じます。花びらや蕾がスマートで、しかしその組成には強靱さを内包しています。ファンが多いのがうなずけます。
比較のため、お仲間さんに再登場してもらいます。そして前回掲載では単純にニッコウキスゲとしていたのを訂正します。標準和名はゼンテイカでした。漢字だと禅庭花とはされるものの、名の由来に定説はありません。
日光の人はゼンテイカなどとは呼びたくないだろうし、佐渡の人もトビシマカンゾウではない呼び方をしたいだろうし、名前とは面倒なものです。
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