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7月31日(金) ナンバンサイカチ

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英名はゴールデンシャワーだそうで、なんとも幸せというか、罪のない呼び方です。それが和名となるとナンバンサイカチとやや紛らわしくなります。
分類的にはサイカチとは関係なく、枝にもトゲはありません。花の色もサイズも、特にサイカチを連想させるものではありません。しいて言えば、葉が偶数羽状複葉ということで、それさえ、こちらは大型だし、葉先が尖っています。
というわけで、これを理屈で「ナンバンサイカチ」とは認識しにくいのです。ただ、経験的にはこういう納得しにくい名前は案外に記憶に残るもので、無邪気なゴールデンシャワーとともに、たぶん脳ミソのシワのなかには紛れ込むことでしょう。

<補注> 属名のCassiaには少しだけ記憶があって、過去掲載を探したら、木本だとハナセンナモクセンナがあり、草本でもエビスグサとかカワラケツメイとかハブソウがこのナンバンサイカチ属でした。

過去のきょう 2019 ハナズオウとアメリカハナズオウ 2018 ランタナ(スーパーランタナ・ムーンホワイト) 2017 アゼオトギリ 2016 ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ) 2015 ハツユキソウ 2014 タブノキ 2013 ジュズダマ 2012 ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト 2011 オオイタビ 2010 トチカガミ 2009 ハナカンナ(カンナ) 2008 ヒツジグサ 2007 キハギ 2006 ナツズイセン 2005 マンリョウ 2004 サンゴジュ

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7月30日(木) カンガルーポー

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ネコパ~ンチ!という吹き出しをつけたくなります。オーストラリアにあったからカンガルーポーであって、日本に自生していたら、絶対にネコアシグサでした。
足の先につく花は先月上旬に見ているので、これはたぶん「その後」の姿です。ということはこれからこの足(脚)のどこかが膨らみ始めて実ができる…?
前に見たのは室内の鉢植えだったのに、今度のは露地栽培品です。今年の日本の、このチョーグズグズ天気にはぜひネコパ~ンチ!がほしいわけで、たぶんお里とは真反対であろう環境にもくさらずに、元気でパンチ爆発させてくださいな。

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7月29日(水) ニンニクカズラ

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見た目と名前とがなんともシンクロしません。自分で育てていたなら、花や葉を揉んでみて、「うぅ、なるほど…」となる段取りでも、これはお触り禁止品です。
熱帯アメリカの産で、関東の露地では冬越しがむずかしいせいか、鉢植えにされたこの一品が初めての出会いでした。花色は咲き始めが赤紫で、次第にそれが褪せて白く変わるタイプです。うまくその2色が交じってくれるとけっこう賑やかです。
で、困った名前です。英名のGarlic vineを直訳してしまったわけで、今年はニンニクの花がとてもきれいなことを知ったし、黒ニンニクにもお世話になり始めていることだし、なにも「ニンニク」という言葉を忌避する理由はないのに、いったいこの抵抗感はなんなのでしょう。長年擦り込まれた価値観はなかなか頑固なものです。

過去のきょう 2019 アメリカハナズオウ(フォレストパンシー) 2018 アカザカズラ(オカワカメ) 2017 バアソブ 2016 縮緬アカジソ 2015 グロリオサ 2014 ハナイカダ 2013 アマチャヅル(雌花) 2012 シマトネリコ 2011 トケイソウ 2010 ベニスジ(ヤマユリ) 2009 ヌマトラノオ 2008 ウマノスズクサ 2007 カライトソウ 2006 ママコノシリヌグイ 2005 オミナエシ 2004 ホウキギ(コキア、ホウキグサ)

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7月28日(火) キンマ

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この葉でビンロウの実を包んでクチャクチャ…東南アジアの風習です。あれをペッとやると真っ赤なのは、砕いたビンロウの実のせいです。
ではこの葉の役割は?と言うと、コショウの仲間なので効能がいろいろあるのです。まずは「大変渋い」とされる味がポイントだし、薬効面も、頭痛・関節炎・歯痛などの頓服効果があり、胃薬でもあり、去痰効果もあり、母乳の出を良くし、さらに媚薬でもあり云々かんぬん、まさにオールマイティ・キンマなのです。
「白い花をつけるが目立たない」とWikiにあり、そう言われるとかえってムキになるという悪い性格を騙しだまし、とりあえずキンマの収録完了です。

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7月27日(月) バンジロウ

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ちょっと惜しかったなぁという一枚です。冬にはテニスボールほどまで膨らむ実が、いまは卓球の球ほどもないサイズなのはいいとして、惜しかったのはその先についている花の痕跡です。いかにもフトモモ科らしく豪勢な雄シベが残っていました。手前の実にはそれがもうないので、セーフでもありアウトでもあり、ビミョーです。
この枯れ具合からすると、花が美しかったのはひと月前かふた月前か、うーん、外出自粛のせいかぁ~、という恨み節は贅沢に過ぎるというものでしょう。
生活の道がだんだんに狭められる人が増えるなか、お天道様までが意地悪しまくりで、この現代にも凶作・恐慌という言葉がよみがえりそうです。ブログでのどかなことをほざいているのが後ろめたくない世界…早く戻ってほしいものです。

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7月26日(日) ヘリアンフォラ

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漏斗状に丸まった葉の内側が見どころです。シボシボ・シワシワに輝いて見えるのは細かな毛で、虫が滑り落ちてしまう、つまりこれ、食虫植物なのです。
ただ、虫たちも釣られるものがなければそんなドジは踏まないわけで、彼らを引き寄せる仕掛けが葉の先端の尖ったパーツです。これが蜜腺=甘い罠です。
葉のフォルムがなんとなくサラセニアを思わせて、分類的に見るとサラセニア科ヘリアンフォラ属でした。従兄弟同士みたいな関係です。ということは、サラセニアと同じくヘリアンフォラも花を咲かすわけで、次の出会いが楽しみです。

過去のきょう 2019 ウバユリ 2018 カキノキ(枝垂れ柿) 2017 フユイチゴ 2016 ツタウルシ 2015 コバノギンバイカ 2014 ツチアケビ 2013 ミズナラ 2012 コミカンソウ 2011 アレチマツヨイグサ 2010 シカクヒマワリ 2009 ルドベキア・ニチダ 2008 クララ 2007 ルリタマアザミ 2006 セリ 2005 コンロンカ 2004 カクレミノ

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7月25日(土) クロツグ

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へー、こんなきれいな色の椰子の実があるんだぁ~と眺めていたら、どうも虫が飛び交います。よくよく見たら、実だと思ったこのオレンジ色物体は花でした。3裂した花びらからボサボサの雄シベがこぼれています。
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いつもながらの「あと調べ」でわかったことは、クロツグは雌雄同株の雌雄異花ということでした。したがってオレンジ色が派手なのは雄の花(穂)であり、雌花は緑の球らしいのです。撮影時はてっきり若い実だと思っていたので、雄花と同じく3裂した様子はさっぱりわかりません。次回課題です。
さらに恥ずかしいことは、このヤシはクロ「ッ」グだと思っていたことです。今回あらためて、「ツ」は小さくなくてクロ「ツ」グであり、「ツグ」は南西諸島(自生地)で棕櫚のこと、棕櫚のような皮が黒いから「クロツグ」だと知りました。
2枚目写真の左隅にそれらしい幹が写っています。ギリギリセーフというか、どれもこれも不完全というか、なんとも悔しいクロツグの初掲載です。

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7月24日(金) ヤツマタモウセンゴケ

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えぇっ、こんなに「ふつう」のつくりなんですか。大きさだって、指の先くらいは十分にありました。見たい見たいと思っていたモウセンゴケの花は、あまりにも「ふつう」すぎて、しっかりと花茎をたどって本当に間違いないか確認してから写しました。
コケ(苔)とつく和名がこの余計な不安のもとであって、属名のDroseraには苔の意味などなく、「露」に関係した言葉のようです。分類的にも多年草であり、種子植物であり、維管束植物であり、要するに「ふつう」の草本なのでした。
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ならば花と葉を一緒に写すのがいつもの自分の方針なのに、小さな鉢植えがゴチャゴチャしたここの展示状態だと、ネタバレしすぎてダメでした。無念にも花と葉は別写真となり、そのつながり具合は記憶のなかだけと相成りました。
おっと、その葉もまた「ふつう」のモウセンゴケではなくて、これはその名もズバリ、ヤツマタモウセンゴケという珍しい種類でした。

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7月23日(木) セイヨウニンジンボク

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セイヨウニンジンボクの花色は標準が薄紫です。過去掲載の花は二度ともにその色で、たぶんほかの色の花があることなど意識していなかったと思います。
ですから、今回、白い花を見つけたのはちょっとした進歩です。特に別種ということではなく、「花の色は白いものもある(Wiki)」のだそうです。
200723seiyouninjinboku2
それでも「区別しないのか?」と疑いの目で葉を比べました。左が白花、右が標準色の株です。白い株の小葉が細く、かつ葉表に艶がないように見えます。そんな違いがあるという記述資料はまだ見ていないので、これは差とは言えないのでしょう。
小葉の数は「5枚から7枚(同)」であり、この貼り合わせ写真は悔しいことに「5または7」になっています。次の課題は「6枚タイプ」の発見!です。

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7月22日(水) アデニウム・オベスム・ドワーフ(砂漠のバラ)

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2種類目の「砂漠のバラ」です。どうやら、アデニウム(属)のことは全部「砂漠のバラ」と呼ぶようで、たしかに花は前に載せたアラビカムとよく似ています。
となると、種小名をちゃんと覚えなくてはいけないし、姿の違いもわかっていなければいけません。オベスム(obesum)というのは、アラビカムよりもずっとポピュラー、つまりアデニウムの標準品的存在でした。東アフリカの生まれなのに、いまどきはタイで商業栽培されていて、園芸品も多く、これはオベスム・ドワーフです。
姿の違いはまず枝振りでしょう。丸いボール(塊根)から直線的にブイブイと枝がのびるアラビカムに対し、こちらは横にのたうつ感じです。葉も少し違って、薄めで広卵形のアラビカムに比べると形が丸く、少しカールしています。
…などと、たった一つずつを見てわかった気になるのはバカな話だし、買い込む気持ちも皆無なので、はい、結論=アデニウム、いろいろですなあ。

過去のきょう 2019 マムシグサ 2018 ベニヒ 2017 イヌエンジュ 2016 ウオトリギ 2015 カシワ 2014 メタカラコウ 2013 センジュラン 2012 キクイモモドキ 2011 パイナップルリリー 2010 ヒメヤブラン 2009 イヌヌマトラノオ 2008 オオダイコンソウ 2007 ヤブカラシ 2006 クリナム・パウエリー 2005 イヌゴマ 2004 ノブドウ

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7月21日(火) ナンヨウザクラ

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どうやらセーフでした。10日ほど前から「呼ばれてる」気がして、なのにどうも都合がつかず、ハラハラドキドキ、ようやく出向いたら、花はまだありました。
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たしかに、これなら桜と呼ぶのに無理がありません。名前が混乱している(同じくナンヨウザクラと呼ばれることあり)テイキンザクラよりはずっと和風です。桜吹雪とまではいかなくても、チラリホラリと花びらが舞い落ちて、ちょっと感動です。
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そして、出遅れたおかげで実もたくさんできていました。真っ赤に熟れて落ちた実はさっそく穴ぼこだらけになっていて、虫さんにもご馳走なのでした。

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7月20日(月) ブラッシア(スパイダーオーキッド)

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きのうの「蜘蛛の脚」を受けて、「蜘蛛の蘭」です。俗称がスパイダーオーキッド、一度見たら忘れることなど到底不可能な姿です。
ただ、その蜘蛛さんがこんなに並んでくれると、自分には煙突掃除のブラシにも見えてきます。同じブラシでも試験管ブラシを思わせるブラシノキとはまた違って、ちょっと大作りで粗いブラシといった感じです。
…などと無理にブラシに話を持っていけばオチは決まっていて、この蘭の正式名称(属名)はブラッシアなのでした。とは言え、ブラッシアには63種類もの品種があって(by Wiki)、ここから先は特殊な人々の世界ということにしておきます。

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7月19日(日) メディニラ・マグニフィカ(オオバヤドリノボタン)

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おお、このクキッと曲がった雄シベこそノボタン科の印、属は違ってもノボタン類に共通の蜘蛛の脚を連想させる特徴です。
200719medinilla_magnifica2
前の掲載は真冬だったので、花は蕾さえ見られませんでした。カレンダー的には真反対のいま、花は絶好調でした。ブランブランと枝の先から垂れ下がり放題で、冬と変わらず量感にあふれた葉と艶を競っています。
そのぶら下がった花穂の付け根方向にはピンク色の大きな総苞があって、これがたくさんの花蕾をくるんだ姿もかなり面白そうな気がします。今度はもうちょい前の時期、三度目の面会にここを訪ねてみたくなりました。

過去のきょう 2019 アオギリ 2018 ウワバミソウ 2017 トモエソウ 2016 アカバナルリハコベ 2015 ジュウモンジシダ 2014 ヒペリカム・ヒドコート 2013 アマチャヅル(雄花) 2012 ボタンクサギ 2011 ヨロイグサ 2010 チチコグサ 2009 メハジキ 2008 オオツヅラフジ 2007 チゴザサ 2006 ヤクシマハギ 2005 コバギボウシ(斑入り種) 2004 ヒメヒオウギズイセンとミズヒキ

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7月18日(土) オミナエシ

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かなり「またかい?」画像です。最近も「花と蝶」の構図は出したばかりだし、そのものズバリでオミナエシに蝶というのも、ずっと前にもう収録済みです。
しからばきょうの掲載趣旨やいかにと問えば、「クルルン!」です。ベニシジミの口吻(吸収管)が蚊取り線香のようにクルクル巻いています。対して、上にリンクしたのはどちらも管がのび切っています。蝶は蜜を吸う(または舐める)ために花に止まるわけで、飛行中は巻いていても、降り立ったら即のばします。
したがって、「止まっている+巻いている」はかなり瞬時のはずで、これはとてもラッキーな一枚でした。「あ、またもツマにしてくれて」とオミナエシが怒っています。いやいやオミナエシさん、美しい老後のお姿まで載せて差し上げたんだし、お女郎さんがお大尽の「妻」になって幸せに…という昔話を思い出しましょうよ。

過去のきょう 2019 ルイヨウボタン 2018 カヤ 2017 カジノキ 2016 イヌカラマツ 2015 イヌザクラ 2014 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2013 ウワミズザクラ 2012 スズカケソウ 2011 ニンジンボク 2010 ゴボウ 2009 マツカゼソウ 2008 アオツヅラフジ 2007 シオデ 2006 ノハナショウブ 2005 サトイモ 2004 ジュズダマ

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7月17日(金) ピンポンノキ

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わわわわわ、見ちゃいましたよ。これですか。花ですか、これ!? 白い虫が寄生しているかのようで、「フラワ~~」という幸せ感には距離があります。
そもそも名前が「なんじゃそれ?」だし、先行して見た実も「どうなってんだ?」だったわけで、そこにこの花とくれば、「すごいな、お前!」と言うしかありません。
200717sterculia_nobilis2
どうしてこうも動物的な風体をする必要があるのか、ちょっと理解に苦しみます。その5本の触手(?)は花びらではなく萼で(花びらなしタイプ)、花穂の先端で開いているのは雌花のようです。訪花昆虫をグワシッと抱きしめそうな態勢です。
そしてその後ろで萼を開かないでいるのは雄花のようです。いつまでもそうしてガードしていたら虫に嫌われるでしょ!と叱ろうと思ったら、そうか、こうやって適当に「だめよ、だめよ」というポーズをした方が虫はそそられるのかも…と考えついて、「お前、男のクセしてそんなジラシ作戦をするのかよ」と毒づいてしまいました。

過去のきょう 2019 サンゴジュ 2018 ナガバハエドクソウ 2017 オオバギボウシ 2016 シソ(アカジソ、アオジソ) 2015 チドリソウ 2014 サワグルミ 2013 ミソハギ 2012 コンロンカ 2011 エンビセンノウ 2010 ヤナギハナガサ 2009 マサキ 2008 ヤナギラン 2007 チダケサシ 2006 トモエソウ 2005 オイランソウ 2004 ヤブツバキ

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7月16日(木) パキポディウム・エブレネウム

200716pachypodium_eburneum
きのう、マダガスカル(島)が登場したので、ついでと言ったらかわいそうでもパキポディウム(同島原産)です。パキポの仲間はここには2種収録していて、最初はその名前に惹きつけられたアアソウカイ(Pachypodium geayi)でした。
次いで、パキポ仲間では一番ポピュラーらしいグラキリス(P. gracilius)を取り上げることになり、アアソウカイではあまり意識しなかったパキポディウムというややこしい属名を覚える必要に駆られたという「歴史」があります。
その流れでエブレネウムです。塊根の幅で20cm少々でも、ググるとウン万円の値段がついていて、なかなかに「趣味の一品」のようです。
さらにググると、この塊根から花茎がグィーンとのび出し、その先にボボンと大きな花をつける可能性もあるようです。そう言えばアアソウカイも花殻を見たにとどまっていて、どのパキポでもいいから、この目で花を見たいものです。

過去のきょう 2019 イタリアンパセリ 2018 テンダイウヤク 2017 ウバメガシ 2016 トウジュロ 2015 クリ 2014 シモツケソウ 2013 アオギリ 2012 ワラビ 2011 ヒトツバカエデ 2010 ヒマラヤヤマボウシ 2009 ヤブマオ 2008 モクゲンジ 2007 クレオメ 2006 アサザ 2005 ヒメヒオウギズイセン 2004 リアトリス

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7月15日(水) マダガスカルジャスミン

200715stephanotis_floribunda
植物の名前につく地名は案外にいい加減なことがあるのに、このマダガスカルは本当でした。古くに大陸と分離されたため、固有の動植物が多いことで有名な島です。そこを原産地とするこのジャスミンは、キツネザルほど風変わりではなくても、純白の分厚い花びらと、同じく量感あふれる葉が印象的です。
おっと、ついジャスミンと言ってしまったこの「ジャスミン」は嘘です。「え、嘘だなんてヒドイよ、アメリカくんカロライナくんも、科が違うのにジャスミンだよ」とマダガスカルくんが怒っていまして、地名よりもこのジャスミン濫用の方が問題です。
というより、モクセイ科ソケイ属の属名がJasminumであるだけで、そこにはたしかに香りのいいマツリカ(ジャスミン茶の原料)もあれば、危ういほど匂うハゴロモジャスミンもあります。しかし、オウバイキソケイなど、自分の感度では香りと無縁の種類までが立派にJasminumなので、ジャスミン=いい香りではないのです。
それなのに、微かに香るだけですぐジャスミン呼ばわりする日本人が悪いわけで、先人の愚行を詫びるため、「香り」とか「ジャスミン」とは縁もゆかりもないStephanotis floribundaという学名を正確に覚えよう…とは思うのでした。

<補注>マダガスカルジャスミンにはアフリカシタキヅルという別名もあって、これならジャスミン詐称問題は起きません。ただ、その「シタキ」がまたなかなかに謎を含んでいるのです。
さらに蔓性植物の宿命で、「草か木か」問題もあります。分類的には草本扱いが本流のようでも、地面から這い上る「幹」は立派に木に見えて、草・木・草・木の順番では木の日に取り上げてしまいました。

過去のきょう 2019 アオカズラ 2018 オウゴンオニユリ 2017 斑入りバナナ(ムサ・アエアエ) 2016 アレチハナガサ 2015 バイカモ(ミシマバイカモ) 2014 キンシバイ 2013 ホウキモロコシ 2012 ワイヤープランツ 2011 コリアンダー(コエンドロ) 2010 アーティチョーク(チョウセンアザミ) 2009 イヌビワ 2008 ムラサキバレンギク 2007 イチジク 2006 ヒマワリ 2005 オオエノコログサ 2004 ユリ(品種不詳・カノコユリ系)

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7月14日(火) ムラサキバレンギク

200714murasakibarengiku
えーと、エキナセアの和名はムラサキバレンギクだったよなぁ。紫を載せずにただバレンギクと言えばラティビダ(Ratibida・未収録)のことらしいし、このサイズでこの垂れ下がり方だと、ムラサキバレンギクだと思うんだけど…。
という葛藤は、吸蜜中の蝶(たぶんヒョウモンチョウのうちのなにか・中型)にはまったく関係ないことだったでしょう。もちろんエキナセア本人もあずかり知らない問題で、本来は花びらが赤紫であることなどどうでもいい話のはずです。
悪いのは爺さんを悶々とさせる園芸家さんなのです。白い紫、これはアガパンサスでもあった話です。今後は名前に色名を入れることは禁止とする法律を作ったらいかがなもんでしょう。揚げ足取りに忙しい野党の皆さん、たまには悩める植物愛好家たちに救いの手をさしのべれば、人気が上がるかもしれませんぜ。

<マジメなメモ>
☆ ムラサキバレンギク:Echinacea purpurea
☆ バレンギク: Ratibida pinnata(Wikiにリンク
☆ コバレンギク:Ratibida columnifera

過去のきょう 2019 オオグルマ 2018 ランダイスキ 2017 ユクノキ 2016 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー) 2015 ユリノキ 2014 シマススキ 2013 クロモジ 2012 トチバニンジン 2011 ノウゼンカズラ 2010 ベニバスモモ(ベニスモモ) 2009 ミヤギノハギ(ナツハギ) 2008 ジュンサイ 2007 チョウセンシラベ・シルバーロック 2006 カランコエ 2005 マルバマンネングサ 2004 ホテイソウ

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7月13日(月) オマツリライトノキ

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和名がどうにもこうにも困ります。たぶん、ウチで育てたら、近所の人が「おや珍しい。なんていうの?」と尋ねます。ワタシ、真面目に「オマツリライトノキ」。十中八九、「へ? なにそれ?」とくるでしょう。ワタシ再び、「オマツリライトノキ!」。
さてその謎の名前です。まず最後の「ノキ」、これは簡単です。
次は「ライト」です。学名がWrightia religiosaで、なんと去年ウチに嫁入りしたセイロンライティア(Wrightia antidysenterica)と同属でした。ライトは照明ではなくWrightia(植物学者ウィリアム・ライトに由来)から来ていることが判明です。
そして「オマツリ」、これが難解です。原産地のタイではモークと呼ばれ、幸福を招く験担ぎの木なのでした。庭の東北方向に植える習慣があるそうで、つまり「お祭り」ではなく「お祀り(またはお奉り)」ではないかという説があります。
現地の習俗になど思いが及ばず、プラプラぶら下がる花が「お祭り」的かとテキトーに考えたはた衛門は、純白の花を見ながら赤面するのみでした。

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7月12日(日) トビシマカンゾウとゼンテイカ(ニッコウキスゲ)

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トビシマカンゾウの飛島は、山形と秋田の県境を海に20kmほど延ばしたところにあります。このカンゾウはそこで最初に確認され、島の名が冠せられました。
ただ、佐渡にも大群落があり、あるいは飛島が所属する酒田市の海岸でも見られると資料にはあります。で、この写真は?と言うと、それらのどこでもなくて、珍しい種類なので、いくつかの場所で保存育成されているのでした。
仲間のニッコウキスゲと比べると、花茎がとてものびやかです。そして葉がやや細めでよじれています。離島の海風を想像すると、これらの特性はなにか逆のように感じるのに、ご本人はいたって余裕でやりすごすようです。
200712tobisimakanzou2
グッと迫ると緊迫の美を感じます。花びらや蕾がスマートで、しかしその組成には強靱さを内包しています。ファンが多いのがうなずけます。
200712nikkoukisuge
比較のため、お仲間さんに再登場してもらいます。そして前回掲載では単純にニッコウキスゲとしていたのを訂正します。標準和名はゼンテイカでした。漢字だと禅庭花とはされるものの、名の由来に定説はありません。
日光の人はゼンテイカなどとは呼びたくないだろうし、佐渡の人もトビシマカンゾウではない呼び方をしたいだろうし、名前とは面倒なものです。

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7月11日(土) ハイビスカス(ブッソウゲ)

200711hibiscus
まるでソフトクリームみたいです。グリッ・グリッ!と音がしそうなほどの迫力です。花はあまり変哲のない赤だったのに、蕾の豪快さに惚れました。
200711sion
そしてこちらのシックさにもまたグラッときました。紫音(しおん)という品種です。名前的には本来のシオン(紫苑)とかぶるし、「音はしないでしょ」とやや顰蹙です。いやいや、この渋~い色を見ていると、紫の音が聞こえるような…。

<過去掲載のハイビスカス>ふつうタイプその1 ☆ ふつうタイプその2 ☆ アーノッテアヌス ☆ フラミンゴタイプ ☆ 八重タイプ

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7月10日(金) ニンニク

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花の「秘密」がけっこう自分受けしたので、調子に乗って「種を採るぞぉ」とそのままニンニクを放置してみました。しかし結果は失敗でした。
どうもニンニク(の花)というのはうまく稔らない(種をつけない)らしいのです。自分の育て方がヘタだったからではなく、プロの農家も花からは採らないようです。
200710ninniku2
なぜ? これが種だからぁ~!…どうもこのごろチコちゃん調になります。収穫適機をはるかに過ぎていて、玉が崩れてばらけています。このニンニクの1片1片は植物学的には「腋芽」です。早い話が脇芽で、農家はこれを種と呼びます。
ついでに言えば、ニンニク(やタマネギ)は根菜ではなく葉菜です。あの地中から掘り出す玉は根ではなく葉(葉鞘)の重なりで、その間で腋芽が充実したものがいわゆるニンニクの玉というわけです。収穫適機にはその葉鞘もまだ新鮮で分厚いのに、ときを過ごす間にとろけてなくなり、腋芽むき出し状態がこの写真です。
もちろん、この腋芽もかなりベトベト状態で、種としての機能は期待しにくい状態だったので廃棄しました。イトーさん、ひと株無駄にしました。ごめんなさい。

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7月9日(木) リョウブ

200709ryoubu
けっこう都合のいい一枚です。ボロのハタキ(これ、かなり死語?)のようにぶら下がる去年の実が落ちないまま、今年の花が咲きました。
冬、このボロハタキだけが残った木を見上げ、「この木なんの木?」と首をかしげていた昔がありました。興味深くて、写真も撮ったはずなのに、正体がわからないのでここに出せないまま、ファイルは埋もれてしまいました。
いつの間にかそれがリョウブとわかり、若葉の横に枯れ残りの寂しい実をとらえたのが5年前のことでした。そして今回はさらに進化バージョンです。
とは言いながら、こうなる木がある一方で、去年の実など落とし尽くして開花を迎えるのがリョウブの一般型ではあります。人間にも、物持ちのいい人・悪い人があるからなぁ…というバカな感想では、この写真の説明にはまったくなりません。

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7月8日(水) キンコウカ

200708kinkouka
写っていたのに気づかない…なんてことは毎度のことで、このキンコウカ、10年以上前にここに載せたときは珍しさに目が眩み、そのスタイリッシュな「金の光」をとらえただけで大満足だったようです。
ここはあのとき駄作に詠んだと同じ高原(標高500m程度)の同じ場所です。それなのに、前よりもググッと迫ることができているのがミソで、群生が遊歩道の近くまで広がってきていたのはうれしいことでした。
そこで、葉や茎の様子は前回の写真に譲り、今回は花だけ堪能です。花柄の付け根には托葉があり、蕾はちょっとトンボソウを思わせます。いやいや、それは寄り道で、本題は雄シベです。クイッと曲がった葯が白からオレンジに変わっています。そしてその下がこんな毛むくじゃらであるのにようやく気づきました。
この手の毛はショウキウツギハグマノキにもあります。しかしあれらは花柄についているのに対し、こちらは花糸(雄シベの柄)です。ここがこんなブラシ状だと、せっかく訪花昆虫の体についた花粉をきれいに落としてしまいそうです。
もしかして、虫がつけてきたほかの植物の花粉はここで払い落とし、自分の花粉だけを雌シベにくっつけてほしいという装置でしょうか。毛には保温や撥水という機能もあるので、大事な雌シベをこうして保護している可能性もあります。あれこれ考えるうちに、この毛は「金の光」よりもさらに眩しいものに見えてきました。

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7月7日(火) マタタビ

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こらこら、まだ年季は明けてないでしょ!…という写真です。開花中は俯いて人見知りの本人に代わり、虫寄せのために白く化けるマタタビの葉なのに、もう緑に戻りつつあります。花がしぶといのか、葉がサボリ屋なのか、微苦笑です。
そして、ヨツスジハナカミキリにも「こらこら」と声をかけました。花粉をクチャクチャやってくれずに、そんなところを舐めたってダメでしょ!
こうしてあとから写真を見直して気づくことはいろいろあって、撮影のときはマタタビの葉柄の付け根を舐めてみませんでした。そこに蜜腺のある木もたまにあるので、ヨツスジくんは花粉よりもそっちが好きだったのかもしれません。
葉が緑に戻るのは、近くのマタタビも同じタイミングだったのか、葉の付け根は花粉よりも甘いのか、部屋に戻ってから考えても仕方がありません。現場で瞬時にそんなことに考えが及ぶセンスが欲しいとつくづく思います。

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番外編 : 虫の名前メモ(2020年5~7月)

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<クジャクチョウ> ウッソでしょ!という色合いの翅です。オレンジ色のパンチはもちろんのこと、前翅先端の虹色にも強く惹かれます。(撮影:7月3日)
こうやって地べたで休憩することが多い蝶だそうで、楽に撮影できました。ただ、枯れ葉のような翅裏も大切なポイントとは知らず、表だけで満足してしまいました。
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<ショウジョウトンボ> これまで真っ赤な雄は二度(2009年2010年)登場していても、雌は初めてです。雄に比べると地味ではあっても、翅の付け根のオレンジ色がそこはかとなくお洒落です。(撮影:6月17日)
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<ヒメヒラタアブの仲間> ヒラタアブは種類が多くて、なかなか特定できません。たぶんヒメヒラタアブのなかの「なにか」です。(撮影:5月27日)
そして、この写真の花はカワヂシャです。今年見つけた群生地は、あのあと無残な刈り取りに遭ってしまいました。ところがこの写真はもっと身近な場所で撮れました。アブの体長が1cm以下なので、花の小ささがわかります。
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これも、たぶん上と同じヒメヒラタアブのなかの「なにか」です。こちらではマメグンバイナズナにまとわりついていました。(撮影:5月27日)

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7月6日(月) ツタバキリカズラ

200706maurandya_barclayana
ゴーヤほどはポピュラーではないにせよ、夏の日除けとして使われます。この写真でもフェンスに這わせているのがわかります。
日本の夏を過ごしやすくするため、わざわざメキシコからやって来て(と思う・笑)、アサリナとあっさり呼ばれていました。ところがそれだと学名的に異名となってしまって、正しい属名はというとMaurandya、マウランデャ? 馴染みません。
…というような背景事情があって、なんともクドクドしい和名です。ツタバはまあそんな感じだし、ツタ(ナツヅタ)というよりヘデラだなぁ、とは言わないでおきます。
次のキリも、たしかに色目も形もキリの花なのです。ただサイズが1/3以下ではあるし、紫ならいいとして、花がピンクのときはちょっと困ります。
かろうじて、最後のカズラだけは無問題です。さて、街でまた見かけたとき、ツタバから順にスルッと名前が続いて出てくれるかどうか、カズラだけが出てきてそこで堂々巡りして、暑いのにまたヒートアップなんてことがありませんように。

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7月5日(日) ソランドラ・マキシマ・ワリモー

200705warrimoo
これとあれ、ホントに同じもの? 春ならあの大きくて黄色いティーカップみたいな花が咲いていたわけ? かなり信じられない思いです。
とりあえず、ついていた名札を信じて、これがあのソランドラ・マキシマだそうです。ただし、葉っぱが派手なこちらは斑入りの園芸種で、ワリモーと言います。
ワリモーの綴りはWarrimooで、検索するとオーストラリアの地図が出てきました。シドニーの西にある村のことで、地名としてはワーリムーです。ソランドラ自体は中南米のものなので、たぶんワーリムーで園芸開発されたということでしょう。
そもそも中南米もオーストラリアも知らないはた衛門にしてみれば、双方の気候や土壌の差がまったく想像できません。けっこうゴツめのソランドラをここまでソフト路線に変身させるなんて、ワーリムー…どれほど穏やかな土地なのでしょう。

<補注> なぜ'Warrimoo'なのかは調べ切れていなくて、あくまで勝手な想像です。

過去のきょう 2019 ヤクシマオナガカエデ 2018 カリブラコア・ティペットダブル 2017 ゴマノハグサ 2016 リュウビンタイ 2015 タコノアシ 2014 タラノキ 2013 トチバニンジン 2012 イワガラミ 2011 ノハナショウブ 2010 バーベナ 2009 オオバギボウシ 2008 ブルーサルビア 2007 リシマキア・プンクタータ 2006 アフリカハマユウ(インドハマユウ) 2005 ノブドウ 2004 アサガオ

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7月4日(土) ヒメイワダレソウ

200704himeiwadare
わりと気合いを入れて探したのが11年前のことでした。ところがその「発見日記」に途中(4年前)で補注を入れています。ヒメイワダレソウの珍品度は低下中です。
その「どうでも良さげ」な扱われ方がこの写真です。画面左下にはウラジロチチコグサが生えているし、右下には棒きれや石ころが転がっています。
芝生では色気がなさ過ぎ、かといってマツバボタンポーチュラカではうるさ過ぎ…そんな場所にはけっこう適任なのでしょう。多少の踏みつけには絶える強さがあるので、敷石(飛び石)の間を埋めるなどはピッタリの役目です。

過去のきょう 2019 ヤマミズ 2018 レザーウッド(キリラ・ラセミフローラ) 2017 ヨーロッパキイチゴ(ラズベリー) 2016 ネグンドカエデ・エレガンス 2015 リョウブ 2014 ヒメアガパンサス 2013 クチナシ 2012 ナギナタソウ 2011 ニワフジ 2010 アカメガシワ 2009 クサフジ 2008 キミノニワトコ 2007 ヒツジグサ 2006 コンボルブルス 2005 ワルナスビ 2004 メタセコイア

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7月3日(金) コバノランタナ

200703lantana_montevidensis
名前どおり葉が小さくて、ふつうのランタナが4~5cm(長さ)あるとすれば、こちらはその半分くらいのものです。そして全体があまり立ち上がりません。わさわさと鬱陶しくなりがちな「ふつう」に比べると、とてもおとなしい感じがします。
それは花にも言えることで、存在が慎ましやかです。サイズも小さいし、色変わりもしません。「ふつう」よりはずっと「ふつうの住宅」向けです。
そんなランタナ仲間をここに収録したのを機会に、知識を整理です。
「ふつう」=標準和名:シチヘンゲ、学名:Lantana camara、原産地:南米
コバノランタナ(これが標準和名)、学名:Lantana montevidensis、原産地:南米
あと、このブログには「スーパーランタナ」も収録してあります。原種である二つと違って作出された園芸種だし、木ではなく草類です。そんな異端は別にしても、「本当のランタナ」があと少し存在するらしいので、次の幸運を待ってみます。

過去のきょう 2019 ヤブデマリ 2018 キツネノボタン 2017 ナガバハエドクソウ 2016 カレープラント 2015 シデシャジン 2014 ヨコグラノキ 2013 エゾミソハギ 2012 アマチャ 2011 シロザ 2010 ストケシア(ルリギク) 2009 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2008 ウツボグサ 2007 イタチハギ 2006 オカトラノオ 2005 ボタンクサギ 2004 ユズリハ

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7月2日(木) ヤブカラシ

200702yabukarasi
すぐに落ちてなくなってしまうヤブカラシの花びらは今回の主題ではありません。ずいぶん昔に、それはもう撮影できています。
あのときよりもっとグッと寄ってみたら、おやぁ、その透明な粒々はなんですか。1・2・3・4…、あっちにもこっちにも、20個以上はくっついています。
これは真珠体というもので、ダニやアリのためにヤブカラシが作り出す餌なのだろうと言われています。ヤブカラシだけではなく、ブドウ類とかマメ類とかも同じ粒々をつけるのだそうで、これを誰が食べるのか、新たな観察課題ができました。

過去のきょう 2019 クサレダマ 2018 カイノキ(ランシンボク) 2017 トウネズミモチ 2016 オウゴンマサキ 2015 サンゴシトウ(ヒシバディゴ) 2014 オゼコウホネ 2013 カシワ 2012 ツノゲシ 2011 トウグミ 2010 ネムノキ 2009 キンコウカ 2008 モモバギキョウ 2007 ヤマユリ 2006 テリハノイバラ 2005 ツルハナナス 2004 ノウゼンカズラ

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7月1日(水) ヤライコウ(イェライシャン、トンキンカズラ)

200701telosma_cordata
ヤライコウをすぐ夜来香と書けてしまうと歳がバレます。なおかつ、その夜来香をイェライシャンなどとそれらしく発音したりすると戦中・戦後派丸出しです。ここはまったく知らないふりをして、李香蘭? 誰、それ?と言っておきましょう。
あの歌では「白い花」とされていました。たぶん夜目にはそう見えるか、あるいは黄色くては「恋の花」らしくないのか、とりあえず写真は本物のヤライコウです。
ガガイモ科ですから、「恋の花」にはかなり遠い佇まいです。しかし、夜に匂うとされる花の香りは日中でも十分に華やかでした。この手の香りには「白粉(おしろい)っぽい」というボキャしかない自分でも、これはかなりの高級品に感じました。

<補注> 特性的にも名前的にも紛らわしいものにヤコウボク(夜香木)があります。

過去のきょう 2019 チャンチン 2018 ナンブソウ 2017 ツチグリ 2016 ガーベラ 2015 ムラサキクンシラン(アガパンサス) 2014 クマノミズキ 2013 オグルマ 2012 チシャノキ 2011 サジオモダカ 2010 オオバジャノヒゲ 2009 オニシモツケ 2008 マタタビ 2007 コナスビ 2006 アリアケカズラ 2005 ハルシャギク 2004 ザクロ

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