6月2日(火) シャスタデージー
ん、フランスギクみたいだけどなんか違う!?と感じ、その「なんか」はなに?と自分に尋ねたら、答えは草丈と花のサイズでした。
まず草丈は、フランスギクを腰丈とすれば、これは臍丈ぐらいとデカイのです。そして花もフランスギクよりはひと回り・ふた回り大きくて、直径10cmまで育ちます。そのため、見ようによってはだらしないほど花びらの外周が垂れていました。
フランスギクの類似種を調べると、シャスタデージー(Shasta daisy)という園芸種(作出品)が見つかりました。日本語的には発音しにくいためか、シャスターデージーと呼ばれ(書かれ)ることが多くても、「ター」とはのばさないのが正確な扱いでしょう。
ただ、草の高さや花の大きさは変化しやすいものなので、自分なりに区別するためのポイントをあげておきます。写真左がフランスギクで、へら型(直線的で、先が急に窄む)の葉と茎の粗い毛が特徴です。
対するシャスタデージー(右)の葉は、先端がゆっくりと細くなっていて、かなりふつうの葉っぱ的です。また、葉肉がやや厚く、色も深めです。さらに、生長した葉には側脈が強く表れるのもフランスギクとの違いです。茎にはわずかに毛があるものの、フランスギクほどに目立つ粗さではありません。
園芸開発されるときの母種がフランスギクだったそうで、両種が見分けにくいのは当たり前でも、いろいろ混ぜ合わせてマイルドというか中庸路線の形態を持つに至ったのがシャスタデージーなのだと理解しておきます。
まず草丈は、フランスギクを腰丈とすれば、これは臍丈ぐらいとデカイのです。そして花もフランスギクよりはひと回り・ふた回り大きくて、直径10cmまで育ちます。そのため、見ようによってはだらしないほど花びらの外周が垂れていました。
フランスギクの類似種を調べると、シャスタデージー(Shasta daisy)という園芸種(作出品)が見つかりました。日本語的には発音しにくいためか、シャスターデージーと呼ばれ(書かれ)ることが多くても、「ター」とはのばさないのが正確な扱いでしょう。
ただ、草の高さや花の大きさは変化しやすいものなので、自分なりに区別するためのポイントをあげておきます。写真左がフランスギクで、へら型(直線的で、先が急に窄む)の葉と茎の粗い毛が特徴です。
対するシャスタデージー(右)の葉は、先端がゆっくりと細くなっていて、かなりふつうの葉っぱ的です。また、葉肉がやや厚く、色も深めです。さらに、生長した葉には側脈が強く表れるのもフランスギクとの違いです。茎にはわずかに毛があるものの、フランスギクほどに目立つ粗さではありません。
園芸開発されるときの母種がフランスギクだったそうで、両種が見分けにくいのは当たり前でも、いろいろ混ぜ合わせてマイルドというか中庸路線の形態を持つに至ったのがシャスタデージーなのだと理解しておきます。
<補注> 従来、「シャスタ・デイジー」という表記を採っていましたが、標準和名表記に訂正します。(2022年5月)
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