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6月6日(土) ニンニク

200606ninniku1
無事に咲きました。ニンニクの花です。葉(偽茎=葉鞘)の間から茎がのび出し、その先に蕾がついているのを確認したのが5月10日でした。そこから開花(6月3日)まで、3週間ちょっとしかかからなかったわけです。
似ているタマネギの場合はこの期間が5週間でした。見かけやすいふつうのネギの葱坊主と違い、気合いを込めて待ったこともあり、とても長く感じたものです。その下敷があったので、今回のニンニクはずいぶんあっけない開花でした。
とは言え、「ニンニクの芽」がどんどん摘み取られていくなか、たったひと株だけ蕾が残っているのはドキドキする光景でした。無事に花を写すことができたのは、ひとえに寛大なあのイトーさんのおかげです。感謝感激雨あられ(注)です。
200606ninniku2b
そこでお礼代わりにカットモデルを作りました。1枚目写真でも、個別の花からピロピロとヒゲが出ているのがわかります。そのヒゲの正体は雄シベでした。6本の雄シベには、葯が大きいものとそうでないものがあり、その役立たずっぽい方の花糸が分岐してクネクネした糸になっているのです。
思うに、自分が男として機能できない分、訪花昆虫の興味をこのピロピロで惹こうという健気な心ばえなのでしょう。男の鑑です。そんな献身の愛を受け、子房はすでに充実しています。この様子だと1個の実に複数の種ができるようです。
そして中央は個別の花が開く寸前の苞です。ネギとタマネギとニンニク、3種を比べると、ニンニクの苞が一番「あっさりサヨナラ」でした。花を保護する役目を終えると同時にハラリと茎を離れるわけで、雄シベのピロピロと考え合わせると、ニンニクは究極の機能主義者みたいです。「効く」理由を自分的に理解できました。
さらに右端は苞を含む全体図です。地面から苞の先端までは80cm、そして開いたあとの花穂の直径は10cmです。葉がくたびれていなければ立派な「園芸品」だったのに、残念無念でした。

<補注1> 収穫適機が過ぎたニンニクを自分の畑に残すのはプライドが許さなかったようで、イトーさんは大きな鉢にそれを植え替えて拙宅玄関前にドーンと置いていってくれました。したがって、今回の写真はすべて自宅での撮影です。

<追録> ニンニクが虫媒花である証拠写真です。(撮影:左=6月3日、右=6月12日)
Houkakontyu

<補注2> 花後も育て続けて採種しようという目論見の顛末を記録しました。(2020年7月10日

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