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6月30日(火) ベゴニア・ペアルケイ

200630begonia_pearcei
とてもシンプルで愛らしいベゴニアです。現在出回る各種の黄花ベゴニアの母種だそうで、そう聞くとかわいさの奥に威厳が潜んでいるようにも見えます。
ペアルケイの綴りはpearceiで、これを南米ボリビアの高地で見つけたイギリス人の名前(Pearce)に由来します。このお人、ベゴニアだけでなく蘭(フラグミペディウム)にもその名を残しています。日本で言えば幕末ごろの話です。
1本の花茎に花は2個つき、横向きに開いて黄色い葯が目立つ方が雄花、その下側で俯いて咲くのが雌花です。このしかけは同属のシュウカイドウで学びました。ペアルケイの雄花もポロッと落ちやすいそうで、触るのは御法度です。

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6月29日(月) ヒイラギナンテン

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ずいぶんと稔り具合のいいヒイラギナンテンに出会いました。過去掲載は3月2回1月が1回であり、つまりは花にばかり目が行っていて、ほかはせいぜい苞のかわいさを取り上げていただけです。
そんな積年の無視に、ヒイラギナンテンの実が絶えかねたようです。ほらほらほらぁ~と、イヤシいはた衛門を誘惑してくれていました。
おずおずと一粒いただきました。さすがにいきなりパクッ!とはやらず、まずは指の上で潰してみました。わっ、柔らか、びっくりです。自分の指から血が出たみたいでビビリました。舐めました。無味無臭です。色だけのコケ威しでした。
これはたぶん鳥さん専用でしょう。しかし、葉のトゲのガードがキツすぎるから鳥も嫌がりそうで、これは一度お食事シーンを拝見しないと収まりません。

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6月28日(日) ハマナデシコ

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葉も花も、たしかにナデシコ(Dianthus)の顔をしています。そして、ナデシコ類の代表と言えるカワラナデシコに比べてまとまりの良いところが美点です。
このコンパクトさは育つ環境によるものでしょう。海岸の礫地や砂地がテリトリーなので、ヘロヘロと背丈をのばしたら吹き飛ばされてしまいます。
そう言えばあながちコロナのせいだけでなく、このところ「なでしこジャパン」はさっぱり話題に出なくなりました。たぶんあの「なでしこ」はカワラナデシコのことだと思うので、あれをハマナデシコだということにしたら、もっとキリッと引き締まった試合ができるようになるのではあるまいか…JFAさん、これナイスアイデアでしょ!

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番外編 : コウモリのテリーくん

このところ停電対策にやたら熱心で、非常用電源を自作するわ、懐中電灯を買い増しするわ、かなりの用心状態です。この記事は非常時のテストとして、部屋のブレーカーを落とした上で、自作電源だけを使って書いています。
ちなみにいま電源につないでいるのはパソ(デスクトップ)、モニター(23型液晶LED)、バイオライト、それにモデムとルーターで、ときどきインバーターのファンが休む程度で運用できています。電源350Wに対し、これら機器の合計(概算)が170W、余裕の裕子ちゃんです。バッテリーが230Ahあるので、計算が間違っていなければ、このまま16時間はこうして通常の作業ができる「はず」です。
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おっと、この記事はそんな「電源自慢」ではありませんでした。話題は買い増した懐中電灯であって、昔だったら値段が一桁違ったよなぁとしみじみ感じ入るほど、超強力・超頑丈のモンスターライト、買い物は大成功!でした。
ところが!です。上の写真の「重要注意」を読んでいて「う、むぅ…」となりました。「コウモリのテリー」、何者じゃそれ? またもやウイルスか??
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まったく同じ文章の「重要注意」は立派な箱にもありました。で、説明書の裏側(英文)を右肩に貼り付けておきました。ブフ、batteriesでしたか。Bat Terieね。なかなか笑わせてくれる翻訳装置のイタズラでした。
大陸の人たちはこういうことを平気でやります。中→英→日と自動翻訳し、その結果はノーチェックですから、怪しい英語・難解な日本語が充満します。
ふだんはそのテキトー翻訳にイライラするばかりだったのに、いやあ、コウモリのテリーくんはイケてました。まさしく、Don’t Worry です。

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6月27日(土) カンノンチク

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きのうのウチワゼニクサの花は、勝手な推測で「喜ぶべきではなさそう」としたのに対し、カンノンチクに花がつくことはマズイ事態であることは知られた事実です。同属のシュロチクの花を載せたとき、そのことには触れました。
恥ずかしながら、これは当家の鉢植えです。通常は部屋に置いていたものを、養生と称して半日陰の目立たない場所に放置していました。2週間ほど前、ふと気づいたらこんな穂が出ていて、あわてて根詰まり解消対策をし、どうせ穂が出たなら花を見てやろうとそのままにしておきました。
つまり、そのときはこの粒々を蕾だと思ったわけです。ところがそこからほころぶ気配など皆無で、あらためてジトッと見たら、どうやらこれはもう実です。
そしてWebで「カンノンチク・花」とやると、それはほとんどがオレンジ色でした。つまり、花穂は最初赤っぽい色で花が咲き、結実するにしたがい、だんだんに緑色に変わるようなのです。あれまー、花がついただけで恥ずかしいのに、その初期段階に気づかなかったという恥の上塗りまでしてしまいました。
カンノンチクの花は2年続けて咲くこともあるらしいので、こうなったら来年は立派なオレンジ色の花をここに載せて、恥を厚塗りにしてみますか。

<補注> この物体はいつの間にか消滅していました。(2020年8月6日)

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6月26日(金) ウチワゼニクサ(タテバチドメグサ、ウォーターコイン)

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うーん、さすがにチドメグサ属だけあって、ショボショボの花です。しかし、それだけに見つけた喜びは大きいわけで、ヒヒヒとニヤケながら撮りました。
比べてみると、オオチドメの花よりはずっと花びらがはっきりしています。ノチドメのそれと比べた日には、まるでテッポウユリのように立派です。\(- -;)
今回見たのは「大阪のメダカ鉢」と同じく水槽育ちであり、いま見れば、あの写真でも花らしいものは認められます。一方、ウチワゼニクサと正体を知ったときの環境は天然自然の沼辺で、花穂らしいものはどう探しても見つかりません。
生存が苦しくなったときに開花結実する…というある種の植物の本性に照らし合わせれば、ウチワゼニクサの花を見てニヤケるのはいけないことかもしれません。

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6月25日(木) ヒメユズリハ

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お姫さまにしては存外な質素さだよネ&姫に雄花というのもなんだかなァ…などという言いがかりは脇に置くと、雌株しか収録できていなかったヒメユズリハの雄株に会うことができて、ちょっとした達成感がありました。
危なく通り過ぎるところだったほどなにげない木です。ユズリハにしては全体がなんとなく小ぶりなので、シゲシゲと見つめ回したら、あちこちにこんな感じの雄花がポコポコついていました。このまま葯が開くだけの簡素な花です。
葉柄の赤みが淡いところはアオジクユズリハと似た感じでも、こちらの葉には姫らしい丸っこさがあります。また葉脈を透かすと細かい網目があります。姫とは言っても、レースのドレスを纏った洋風のプリンセスなのでした。

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番外編 : 非常用電源

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点灯している蛍光灯スタンドのプラグがどこに挿さっているかがキモです。スタンドに電気を供給している青い箱は直流を交流に変換する装置で、その箱の後ろにつながっているのが2個のバッテリー、つまりこれ、非常用電源です。
三浦半島で異臭がするわ、房総半島でメガマウスが捕獲されるわ、首都圏に大地震が来る予兆は十分です。停電の不自由さは311で経験済み、しかもウチはオール電化なので、電気が止まったらどうしようもありません。
そこで、財布が許す範囲で用意したパーツは、バッテリー:ACDelcoディープサイクルバッテリー M31MF×2個、インバーター:電菱 SK350-112、そしてバッテリー2個を並列結線するためのケーブル:22SQ KIV(赤黒 各 0.5m)、あとは写真には写っていない充電器:COTEK BP-1210、締めて64,118円(税・送料込み)でした。
当然ながら、こんな面倒をせずに市販のポータブル電源を買う手はありました。しかし、この程度の金額で入手できるものは、たとえば業界標準的なsuaokiで言うならG500という型番になり、500Wh 137.7Ahという性能です。
対して今回のはた衛門システムは350Wh 230Ah、つまり使える電気機器はワット数が低いものに限られる代わりにG500の2倍近い時間の使用が可能です。
これはどういうことかと言うと、停電中も冷蔵庫やエアコンを日常的に使おうとすると、途方もないバッテリーが必要であり、予算と置き場の問題から、プランニングの途中であっさりとあきらめたのです。逆に311のとき本当に困ったのはLAN(Wi-Fi)が使えないことで、携帯電波(電話とLTE)は輻輳してまったくつながりませんでした。そこで、モデムとルーター、プラスαくらいの機器だけを停電期間中ずっと使えることに特化したのが今回のシステムというわけです。
たぶん「本番」までにはあと何週間かはあるでしょうから、その間に運用実験と補充電を繰り返し、来たるべきそのときに備えることにします。

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6月24日(水) キハナショウブ

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なぁーんだ、そういうことかぁ~と納得です。春3月、まだペンペングサが目立つここで、芽を出したハナショウブの葉色にずいぶん差があって驚いたものです。
その「ずいぶん」は、じつは特定のひと畝だけのことなのでした。そして、その畝に咲く花は黄色、葉も黄緑、一列だけが菖蒲園での浮いた存在でした。
そこでこの異質の花色の品種を特定してやろうと真面目に調べました。紫主体のハナショウブ界に黄色い花を咲かせたいと願った人たちが何人かいたそうで、彼らはあろうことか、ふつうのハナショウブにキショウブを掛け合わせ、キハナショウブと呼ばれる一群の品種を創り出したのでした。
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最初にできたものは「愛知の輝(かがやき)」といって、この世界では基本知識編のようです。ただ、そんなことなど知らずに撮ったこんな写真では特定など覚束ないし、なにせコロナのせいで八つ橋が封鎖され、ほどよい近さに寄れません。
よーし、来年こそはググッと花や葉に迫り、その正体を暴いて…という気持ちは、いまのところ、残念ながらこの葉色くらいの淡さです。

過去のきょう 2019 ハナショウブ(濡烏) 2018 カラマツ 2017 メダラ 2016 イイギリ 2015 ジョウリョクヤマボウシ 2014 ギョウジャニンニク 2013 ニッサボク 2012 オオバノトンボソウ 2011 ギシギシ 2010 モミジイチゴ 2009 レッドロビン 2008 フタリシズカ 2007 カイコウズ(アメリカデイゴ) 2006 ラッカセイ 2005 セイヨウバクチノキ 2004 アカツメクサ

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6月23日(火) セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー)

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ブラックベリーの花は、オランダイチゴ系とは違って野性味がかなり強めでした。もう、見るからにそのまま実になりますよぉ~という感じです。
200623blackberry2
その「花から実へ」のプロセスを展示するかのような枝がありました。たくさんの実が受粉して膨らみ、色づいていきます。いわゆる苺は花托が膨らんで実になる(本当の実はゴマのように花托に貼り付く)のに対し、こちらの花托はそんな「ゴマカシ」をしません。実を収穫すれば裏側は陥没していて、花托は枝に残ります。
あれもベリー、こっちもベリー、つくりが違うじゃないかと思ったら、おっとブルーベリーなんていうぜんぜん違うタイプもありました。小さめの液果はみんなベリーと呼ぶわけで、berryの意味を知らずにむくれたらvery笑われます。

過去のきょう 2019 キンギョツバキ 2018 シロツメクサ(クローバー) 2017 フイリクサヨシ 2016 ヒルムシロ 2015 アイイロニワゼキショウ(ルリニワゼキショウ) 2014 キリモドキ(ジャカランダ・ミモシフォリア、ジャカランダ) 2013 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2012 ヒメシャラ 2011 ビワ 2010 ネズミモチ 2009 エーデルワイス 2008 オオバナウツボグサ 2007 ホザキシモツケ 2006 シュッコンカスミソウ 2005 キョウチクトウ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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6月22日(月) ドクダミ

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ハタと気がつくことはあるわけです。はた衛門だけに…。いや、けっこう大きいドクダミ群落を見つけて、念のために撮っておこうとパシャパシャやりながら、あれ? もしかして? と考えました。「蔵」に入れた記憶はあっても、こちらには?
不安的中でした。ゴシキドクダミヤエドクダミ、そしてツルドクダミという渋いところまで載せているのに、超基本種のドクダミが未収録でした。
200622dokudami2
そこで、「やっばい、ヤバヤバ」と別の写真まで持ち出します。1枚目写真はあまりに陽光燦々の環境で、ドクダミ生息地としてはやや贅沢に過ぎました。喬木の下で光を半分遮られ、葉が目立っているこちらの方こそ、「らしい」生態でしょう。

過去のきょう 2019 トキソウ 2018 テロペア・スペシオシッシマ 2017 マルメロとカリン 2016 サカキ 2015 ミズキ 2014 ホタルイ 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 アマリリス 2011 スカシユリ 2010 ハグマノキ 2009 シチダンカ 2008 メグスリノキ 2007 キキョウソウ 2006 ゴウダソウ 2005 スカシユリ 2004 ヤマモモ

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6月21日(日) アセロラ

200621acerola
「うん、うん」と二度大きく頷くことができた一枚です。一つ目の満足は「青い実」で、そのわけは真っ赤なアセロラの実を載せたときに語っています。
お味見は残念ながら無理であっても、写真的に前回の情けなさをカバーできたうれしさがあります。実だけでなく、先が矢筈型の葉まで美しく輝いていました。
そして二つ目の満足は「キントラノオ科」というちょっとレアなグループを短期間で連続掲載できたことです。じつは4日前のコウシュンカズラがそのキントラノオ科メンバーであって、「似ても似つかんなぁ」と、しみじみ見比べています。

過去のきょう 2019 キングサリ 2018 ヒナマツヨイグサ 2017 ウチワゼニクサ(タテバチドメグサ、ウォーターコイン) 2016 ノビネチドリ 2015 サンカヨウ 2014 ホソバタイサンボク 2013 ドイツスズラン 2012 ヤマコウバシ 2011 マルバチシャノキ 2010 ロベリア(瑠璃蝶草) 2009 コアジサイ 2008 クリンソウ 2007 イトバハルシャギク 2006 ツキヌキニンドウ 2005 アンズ 2004 ハンゲショウ

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6月20日(土) ハマボッス

200620hamabossu
あ、これも林檎に見えなくもないぞ、とうれしくなりました。きのうのアセビに続いて、丸い実が赤くなる過程です。しかも、ハマボッスは受精直後の膨らみかけの状態しか知らなかったので、あれがここまで丸くなることも新知識です。
200620hamabossu2
そして、同じ場所にはまだこんな若々しい株もありました。今回の2枚を含め、収録した計5枚のハマボッスの写真はじつに状態がさまざまです。
もちろん、撮影時期や場所が大きく異なることはあっても、かなり長い期間、花を咲かせつつ実をこしらえていく「しぶとさ」にあふれているとわかります。桜のような一発勝負もよし、こういう粘り腰もよし、多様性バンザイです。

過去のきょう 2019 ハマヒルガオ 2018 イソノキ 2017 ヤハズホオノキ 2016 アナベル(アジサイ) 2015 ゼラニウム 2014 ハンゲショウ 2013 サントリナ 2012 サボテン(ノトカクタス・品種名不明) 2011 カワラマツバ 2010 ヤブムラサキ 2009 アジサイ(渦紫陽花)  2008 ササユリ 2007 クロバナフウロ 2006 マリアアザミ 2005 ムラサキシキブ 2004 アガパンサス

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6月19日(金) アセビ

200619asebi
翡翠のネックレスと赤い林檎はとてもクロスしていました。アセビの実が思いがけないほどきれいなことに気づき、それが茶色に枯れる前、一瞬だけ林檎色になると知ったのが去年のいまごろのことでした。
その「一瞬」がいつなのかわからないまま去年は見逃しに終わり、この春、枯れ残りと花のツーショットでお茶を濁していました。それがついにハッケーン!です。年が違うので言いにくいところはあっても、どうやら翡翠ネックレスと赤林檎はほとんど日を置かずにつながっているのでした。
そして「一瞬」という過剰表現も、いまここで修正しておきます。個々の実は緑から赤までいろいろだし、赤にも数段階あって、そこから類推するに、たぶん1週間から10日ほどはこの色合いを楽しめそうです。梅雨の季節、雨に濡れた赤林檎という叙情的な作品にも挑戦してみようかと考え始めました。

<補注> 翌日載せたハマボッスの実も赤林檎タイプでした。(2020年6月20日

過去のきょう 2019 ムクロジ 2018 ミヤマオダマキとヤマオダマキ 2017 ドクゼリモドキ(ホワイトレースフラワー) 2016 ヒオウギアヤメ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 ムクロジ 2013 ササユリ 2012 ガクアジサイ 2011 ナナミノキ(雌株) 2010 キョウガノコ 2009 エゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー) 2008 ミヤマウグイスカグラ 2007 イチヤクソウ 2006 サクラ(染井吉野) 2005 コムラサキ 2004 コムラサキ

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6月18日(木) キキョウ

200618kikyou
先日、サラガミネキキョウを載せるにあたって困ったのは、ふつうのキキョウと葉を比べられなかったことです。過去の掲載二度とも花にしか目が行っていなくて、葉の形も、つき方さえもまったく確認することができませんでした。
それ以前に、近所の遊歩道でも同じ反省はしていて、今夏用に植え替えられた花壇にはキキョウと思しきものがあったのに、背が異様に低くて、葉で種類を確かめようにも、こちらに標本写真がないという体たらくを懺悔したものでした。
ははぁ、キキョウの葉っぱってこんなにありきたりだったのか…としみじみ見入りながら撮りました。形にもつき方にも、衒いがぜんぜんありません。しかも花期は梅雨前から10月まで、たっぷり5カ月あります。明智の紋所、やけに繊細な植物を選んだものだと思っていたのは完全に自分の無知で、したたかな野の草でした。

過去のきょう 2019 フタマタイチゲ 2018 ウリノキ 2017 コルクガシ 2016 ベニバナヤマシャクヤク 2015 サワフタギ 2014 ワタナベソウ 2013 コクテンギ 2012 ヒルザキツキミソウ 2011 ハナショウブ(沖津白波) 2010 テイカカズラ 2009 クロバナロウバイ 2008 イワタバコ 2007 ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) 2006 ベニバナ 2005 マツバギク 2004 サルスベリ

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6月17日(水) コウシュンカズラ

200617kousyunkazura
カズラ(葛)であることは、左上にのび上がる2本の蔓で明らかです。ただ、コウシュンはピンと来なくて、調べると「恒春」でした。台湾南端の地名です。
名前どおりに気候のいい土地らしくて、憧れの場所はどんどん増えます。ただ、この木は恒春だけのものではなく、東南アジア一帯に広く分布するようです。沖縄では生け垣に使われるそうで、先年の旅行で見かけなかったのが残念です。
寒さは苦手で、関東の露地で育てるのはむずかしく、これも室内の鉢植えでした。…というのはこんな悲しい写真の言い訳です。

<補注> コウシュンカズラとアセロラは、キントラノオ科というレアなグループの仲間です。(2020年6月21日

過去のきょう 2019 ヤブニッケイ 2018 セッコク 2017 カボチャ 2016 ウラジロヨウラク 2015 ウキヤガラ 2014 セイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ) 2013 ケマンソウ(タイツリソウ) 2012 ハグマノキ(スモークツリー) 2011 ラベンダー・デンタータ 2010 ヒメジョオン 2009 ギンバイカ 2008 アゼナルコスゲ 2007 ワラビ 2006 ローズゼラニウム 2005 カツラ 2004 シロタエギク

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6月16日(火) ヘリコニア・フミリス

200616heliconia_humilis
「バカにすんなよ!」が逆立ちしていました。1年前、ついにこらえきれずにヘリコニア・ロストラタを収録したとき、照れ隠しにそんな言葉を書き付けたものでした。そのロストラタを寸詰まりにして逆さにした感じ…それがこのフミリスでした。
うわぁ!と仰ぎ見るロストラタに比べると、余裕の見下ろし目線です。空から降りてくるのではなく、花穂は尋常に上に向かって開きます。
苞に黄色部分がないので、色合い的にも滑稽感からは解放されています。中南米にだってこんな穏当なキャラがあることを知って、少し安心しました。

過去のきょう 2019 ヒメコウホネ 2018 ヤナギイチゴ 2017 ピンオーク(アメリカガシワ、アメリカナラ) 2016 マルバシモツケ 2015 テウチグルミ 2014 ガマ 2013 サンショウ 2012 イロマツヨイグサ(ゴデチア) 2011 ナデシコ・ソーティ(黒花ナデシコ) 2010 イボタノキ 2009 バイカウツギ 2008 サンショウバラ 2007 カンパニュラ・メディウム(フウリンソウ、ツリガネソウ) 2006 ハタザオキキョウ 2005 バショウ 2004 オシロイバナ

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6月15日(月) ベニガクアジサイ(ベニガク)

200615benigaku
江戸の昔から愛されてきた由緒ある品種です。標準和名だとベニガクアジサイと長ったらしくて、そこを「ベニガク」と端折るとちょっと通っぽくなります。
この品種を知って「ああぁ」と思い出したのは16年も前の記事でした。「初めてルージュを引いた女の子」と評したアジサイがまさにこの感じでした。
ただ、ベニガクはヤマアジサイの流れを汲むので、葉がとてもスマートです。昔の写真はそんなことはお構いなしに花しか見ていません。しかも、あれが植えられていたお寺さんでこのごろ見ることがなくて、追検証ができません。
しかし、悲しいドジに比べればドヤ顔できることもあって、ヤマアジサイとともにベニガクの源流と考えられているエゾアジサイはしっかり収録済みでした。少しずつ、ほんのわずかずつループがつながるうれしさを噛みしめています。

過去のきょう 2019 シロバナハマナス 2018 シュンギク 2017 アフリカハマユウ(インドハマユウ) 2016 イノデ 2015 ライムギ 2014 エゾアジサイ 2013 ベニバナ 2012 ヒメタイサンボク 2011 ノグルミ 2010 ニゲラ 2009 ヤマブキショウマ 2008 ベニバナイチヤクソウ 2007 ムラサキウマゴヤシ 2006 ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ) 2005 シャクヤク 2004 ハキダメギク

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6月14日(日) サラガミネキキョウ

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ホタルブクロにしては袋が短すぎるし開きすぎで、蛍が逃げてしまいます。かと言ってキキョウほど凜とはしていなくて、いったいお前は何者じゃ!?
はい、サラガミネキキョウと申します…と名札がついていたので助かりました。山野草のお店あたりではけっこう人気者のようです。
サラガミネとは四国は松山の東南方向にある標高1,271mの山のことでした。頂上付近がお皿状に平らという珍しい山容です。ならば、そこにこれが群生しているかと言えばさにあらず、「そこで育種された」という肩透かしの名前由来です。
交配の片親はホタルブクロでも、もう一方の親がチシマギキョウだそうで、これはたしかに涼しい場所が必要だったのでしょう。由来を知ればそれほど「反則」には思えなくても、なんとなくズルっぽい響きのある「サラガミネ」キキョウです。

過去のきょう 2019 オニノヤガラ 2018 サキワケシモツケ(ゲンペイシモツケ) 2017 ツクバネガシ 2016 ホソバアオキ 2015 ボダイジュ 2014 タツナミソウ 2013 ネズミモチ 2012 ウワバミソウ 2011 ラムズイヤー 2010 ヤマグワ 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ムクノキ 2007 ナンテンハギ 2006 ヤエドクダミ 2005 ブナ 2004 ガクアジサイ

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6月13日(土) ショウキウツギ

200613syoukiutugi
おお、じつに男っぷりのいい頃合いの鍾馗さまに会えました。これこれ、これがヒゲモジャのピーク、お顔の周りはヒゲだらけ~の状態です。
もちろん、紅顔の美少年のときはかわいらしかったし、歳を重ねた老境の姿にも風格が感じられました。しかし、ものごとにはやはり盛りがあります。ショウキウツギの「正しい」鑑賞時期は、どうやら梅雨の入りあたりでした。
ただ、見つめているうちに思い出すものがあって、ショウキウツギのなんたるかを知らない人はあれとこれとを同列に見はしないかと心配になります。あるいは、実も膨らんだあとのこのおヒゲの役割ってなんだろうとか、これがたっぷりの雨を含んだらどんな様子になるんだろうとか、余計なことばかり考えます。

過去のきょう 2019 アセビ 2018 テンジクスゲ 2017 ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ) 2016 ムラサキミツバ 2015 イヌガラシ 2014 チョウセンキハギ 2013 ゲラニウム(Jolly Bee ) 2012 ヒメカジイチゴ 2011 アカモノ 2010 アオテンマ 2009 ヤマボウシ(紅山法師) 2008 ニワトコ 2007 ナヨクサフジ 2006 カシワバアジサイ 2005 ウメモドキ 2004 ムクゲ

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6月12日(金) キバナノコギリソウ

200612achillea_filipendulina
絶好調状態のキバナノコギリソウです。前は「地味な初登場」という言い訳が必要なくらいくたびれた姿でお茶を濁していました。
ところが、言い訳は今回もつきまといます。前回掲載のタイトルは「キバナノノコギリソウ」だったのに、今回は「キバナノコギリソウ」です。格助詞「ノ」がとれました。
二つの呼び方が流通していて、4年前は格助詞つきがメジャーと判断したようです。その根拠がなんだったのか、いまとなってはまったく不明です。対するに、今回、「ノ」なしにしたのは、いつもどおりYListに拠っています。
当然ながら過去記事および掲載種リストは訂正しなくてはならず、ここ何年かはそんな「あれこれ手直し」ばかりしています。もしこれが紙の日記だったらどんな苦労だったろうと想像しながらも、ネットでもその面倒さの基本は変わりません。

過去のきょう 2019 チョコレートコスモス 2018 ヤマアジサイ・乙女の舞 2017 フシノハアワブキ 2016 ヤマウコギ 2015 ドクウツギ 2014 クラマゴケ 2013 フェイジョア 2012 ムシャリンドウ 2011 アリウム・ギガンテウム 2010 オオテンニンギク 2009 ニワナナカマド(チンシバイ) 2008 シナノキ 2007 オオマツヨイグサ 2006 ムシトリナデシコ 2005 クリ 2004 クチナシ

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6月11日(木) ヤエカシワバアジサイ

200611yaekasiwaba
まだまだ蕾と思っていたら、カシワバアジサイが一気に咲き出して、あっという間に自分の重さに絶えきれずにお辞儀をし始めました。これは純白の花びらが美しく積み上がった品種で、いかにも重量感たっぷりでした。
カシワバアジサイには一重だけでなく八重咲きもあることには前から気づいていたのに、その呼び方は区別していませんでした。どうやら頭に「ヤエ」をつけて呼び分けるものらしいので、過去に遡ってタイトル訂正が必要になります。
問題は花のない若葉紅葉の写真で、それが一重の株だったか八重の株だったか、思い出すのがほぼ無理です。撮影した可能性のある場所を急いでチェックしてみたら、5カ所すべてが八重でした。八重のシェアの高さに改めて驚きながら、一重と八重で葉に差がないことを検証する課題(注)を抱えてしまいました。

<補注> 一重・八重の差というよりは、両方でいろいろある園芸品種間で葉に差があるかどうかの問題であり、スルーしたい気持ちが十分です。

過去のきょう 2019 マルバイワシモツケ(イワシモツケ) 2018 シナノナデシコ(ミヤマナデシコ) 2017 ショウジョウバカマ 2016 ホンカンゾウ(シナカンゾウ) 2015 カモミール(カミツレ、カモマイル、ジャーマンカモミール) 2014 ツゲ(ホンツゲ) 2013 タカノハススキ 2012 ユリノキ(斑入り種) 2011 レンゲツツジ 2010 ウメガサソウ 2009 ナンテン 2008 マグワ 2007 ヒョウタンボク(キンギンボク) 2006 ホオズキ 2005 ハアザミ(アカンサス) 2004 ナツツバキ

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6月10日(水) カンガルーポー

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たぶん20年ぶりくらいの出会いです。それでもしっかり覚えていたのは、この愉快な音感の名前と、そして不思議な形と感触の花のせいです。
もっとも、前は切り花で求めたので、全体を見たのは初めてです。アヤメショウブを思わせる葉が密に茂ったなかから花茎がニョキニョキ出ています。
200610anigozanthos2
開いた花はファンフラワーを思わせる半円形で、緑の雌シベを6本の雄シベが180度展開で囲んでいます。開いた緑のパーツは萼としか思えないので、いわゆる花びらはないタイプのようです。
ただ、開いた姿ははっきり言って蛇足で、カンガルーポーの真髄はやはりそれが開く前の「paw」にあります。たしかに、カンガルーがピョンピョンするとき、前足はこんな風になっているはずで、さすがにオーストラリア原産の花だけあります。

<補注> 花後らしき姿を露地で見ました。(2020年7月30日

過去のきょう 2019 ムラサキスズメノオゴケ 2018 ガジュマル、ほかいろいろ 2017 セッコウガキ 2016 ネグンドカエデ・フラミンゴ 2015 アブラツツジ 2014 エキノプシス・カマエセレウス(ビャクダン、ピーナツカクタス) 2013 ニッサボク 2012 ヒメコバンソウ 2011 キショウブ 2010 アカショウマ 2009 ハタザクラ(実) 2008 ラミウム・マクラツム 2007 オニノヤガラ 2006 ブドウ(ヨーロッパブドウ) 2005 シャグマユリ 2004 タイサンボク

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6月9日(火) ヤブデマリ・ピンクビューティ

200609viburnum_pink_beauty
5つに割れた花びらの下2枚が大きくて、なんとなく素性がバレバレです。すでにたくさんできている実も、けっこう見慣れたつき方と形です。
そして、なんと言っても刻みの深いこの葉で、もうガマズミ属そのものです。せっかく頬紅塗りまくったのに、ヤブデマリはやっぱりヤブデマリでした。
しかし、笑ってしまったら作出した人には申し訳ない話で、このピンク色がどこから出るものかはまったく想像がつきません。いままで野山のヤブデマリの花びらにこんな色みが潜んでいるなんて、気配すら感じたことがありませんでした。
さらに、名前だって「ビバーナム・ピンクビューティ」とされてしまう(注)と、案外に園芸センターではいいお値段がしそうです。これからふつうのヤブデマリの花を見るときは、どこかに赤みが含まれていないかチェックしそうです。

<補注> ビバーナム(Viburnum)はガマズミ属の属名です。なお、ヤブデマリには矮性のヒメヤブデマリという園芸品があり、このピンクビューティはそれを母種にしたものだそうで、腰丈程度に収まる美点があります。

過去のきょう 2019 キュウリノキ(ナガバノゴレンシ) 2018 タチアワユキセンダングサ 2017 トウキ 2016 オオトウワタ 2015 マツモトセンノウ 2014 シリブカガシとマテバシイ 2013 アナガリス(ルリハコベ) 2012 イヌリンゴ 2011 キレンゲツツジ 2010 ナルコユリ 2009 ニワウルシ(雄株) 2008 コアジサイ 2007 ノリウツギ 2006 プリベット 2005 サルビア・グアラニチカ 2004 ネムノキ

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6月8日(月) サフランモドキ(ゼフィランサス・カリナタ)

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今年、これが二度目の咲き出しのサフランモドキ(ゼフィランサス)です。最初に咲いたのは5月27日で、花数もまだ少なく、葉も頼りなさげでした。
それがアッと言う間に萎れてしまい、「え、今年はもうおしまい?」と嘆いていたら、次の雨のあと、また元気に咲き出しました。昔、これを載せたのは8月の31日付けですから、ずいぶん長い期間、繰り返して咲く気のようです。
さて、その過去掲載をチェックして焦りました。この花の呼び方を小癪にも学名で補完していて、しかし、その学名(Zephyranthes grandiflora)は異名でした。間違いではなかったとしても、標準名はZ. carinataだそうで、「チェッ、グランディフロラの方がカッコ良かったのに」…とボヤキながらも、修正が必要になりました。

<補注1> これまでサフランモドキとの見分けに往生していたハブランサスを手元で育て、どうやら区別が明確になりました。(2020年8月17日
<補注2> 二度どころか、10月になるまで、思い出したように花は咲いています。(2020年10月11日)

過去のきょう 2019 ムラサキ 2018 フクギ 2017 ヒゼンマユミ 2016 オオバヤシャブシ 2015 ハマクサギ 2014 イ(イグサ) 2013 トネリコ 2012 カラスムギ 2011 ジャーマンアイリス 2010 カナウツギ 2009 ギンリョウソウ 2008 アケボノフウロ 2007 シロバナヤエウツギ 2006 ウラジロチチコグサ 2005 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2004 ナンキンハゼ

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6月7日(日) バラ(フローレンス・ナイチンゲール)

200607nightingale
ブルーインパルスの感謝飛行に倣って、バラを感謝掲載です。その名はなんと、フローレンス・ナイチンゲール、誰でも知っている「あの人」です。
お目にかかったことはなくても、ああ、こんな感じの人だったのでしょう。丸い純白の花びらがふんわりと重なって、これはもう、やさしさの塊です。
四季咲き性だそうで、冬でもたぶんこのやさしさを見ることはできるのでしょう。そのころにもまだ感謝掲載が必要などということがないように祈ります。

過去のきょう 2019 センダン 2018 ゲットウ 2017 ハナヤエムグラ 2016 シロバナニガナ 2015 ハンカイソウ 2014 ジューンベリー 2013 スズラン 2012 サツキ 2011 ナナカマド 2010 ネジキ 2009 ナガバオモダカ 2008 マルバストラム 2007 ウツギ・マギシエン 2006 タケニグサ 2005 ヒメシャラ 2004 オオカナダモ

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6月6日(土) ニンニク

200606ninniku1
無事に咲きました。ニンニクの花です。葉(偽茎=葉鞘)の間から茎がのび出し、その先に蕾がついているのを確認したのが5月10日でした。そこから開花(6月3日)まで、3週間ちょっとしかかからなかったわけです。
似ているタマネギの場合はこの期間が5週間でした。見かけやすいふつうのネギの葱坊主と違い、気合いを込めて待ったこともあり、とても長く感じたものです。その下敷があったので、今回のニンニクはずいぶんあっけない開花でした。
とは言え、「ニンニクの芽」がどんどん摘み取られていくなか、たったひと株だけ蕾が残っているのはドキドキする光景でした。無事に花を写すことができたのは、ひとえに寛大なあのイトーさんのおかげです。感謝感激雨あられ(注)です。
200606ninniku2b
そこでお礼代わりにカットモデルを作りました。1枚目写真でも、個別の花からピロピロとヒゲが出ているのがわかります。そのヒゲの正体は雄シベでした。6本の雄シベには、葯が大きいものとそうでないものがあり、その役立たずっぽい方の花糸が分岐してクネクネした糸になっているのです。
思うに、自分が男として機能できない分、訪花昆虫の興味をこのピロピロで惹こうという健気な心ばえなのでしょう。男の鑑です。そんな献身の愛を受け、子房はすでに充実しています。この様子だと1個の実に複数の種ができるようです。
そして中央は個別の花が開く寸前の苞です。ネギとタマネギとニンニク、3種を比べると、ニンニクの苞が一番「あっさりサヨナラ」でした。花を保護する役目を終えると同時にハラリと茎を離れるわけで、雄シベのピロピロと考え合わせると、ニンニクは究極の機能主義者みたいです。「効く」理由を自分的に理解できました。
さらに右端は苞を含む全体図です。地面から苞の先端までは80cm、そして開いたあとの花穂の直径は10cmです。葉がくたびれていなければ立派な「園芸品」だったのに、残念無念でした。

<補注1> 収穫適機が過ぎたニンニクを自分の畑に残すのはプライドが許さなかったようで、イトーさんは大きな鉢にそれを植え替えて拙宅玄関前にドーンと置いていってくれました。したがって、今回の写真はすべて自宅での撮影です。

<追録> ニンニクが虫媒花である証拠写真です。(撮影:左=6月3日、右=6月12日)
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<補注2> 花後も育て続けて採種しようという目論見の顛末を記録しました。(2020年7月10日

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6月5日(金) アマチャ

200605amatya
アマチャは三度目の登場です。自分的には初回からわりと真面目に取り上げていて、前回の内容でほぼ語り尽くした感があります。
それなのに「またもや」のわけは不義理のお詫びです。7月とか8月とか、撮影のタイミングが遅すぎて、花が主目的ではない種類だとしても、あまりと言えばあんまりな姿を二度も続けてここにさらけさせてきました。
オォ、時期さえ良ければなかなかの美貌でした。しかも花の位置の低さとか葉柄の赤さとか葉のスマートさとか、要点も一応は押さえています。これで過去の意地悪に「ごめんね」ができた…ということにしておきましょう。

過去のきょう 2019 シルバープリベット 2018 ミヤマヨメナ 2017 コムギとオオムギ 2016 ハマダイコン 2015 イトヒメハギ 2014 ビヨウヤナギ 2013 エケベリア(サブセシリス) 2012 ウツギ 2011 スダジイ 2010 フレンチラベンダー 2009 イヌビワ 2008 ノハラワスレナグサ 2007 セイヨウムラサキ 2006 カラタネオガタマ 2005 スイセンノウ(フランネルソウ) 2004 フィーバーフュー

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6月4日(木) ホウレンソウ

200604hourensou1
ややや、これはホウレンソウではないですか。まさか、ホウレンソウに薹が立つなんて、夢にも思いませんでした。想像力の欠如です。虚を突かれました。
そして、そのホウレンソウが雌雄異株だなんて、うーん、日本人の何割が知っているんだ! TV屋さん、番組に困ってるなら、取り上げてもらえませんかねー。
200604hourensou2
まずこれが雌株で、雌花はただただ白い雌シベを見せるだけ(上左)です。それが、受粉するとヒシのようなイガイガの実(上右)になります。
なお、手前のアブくんはおさぼり中です。風媒花(なので花びらなし)であるホウレンソウは、彼らの手助けは必要としないのです。
200604hourensou3
そしてこちらが花粉を飛ばす雄株です。なにやらもう全体モアモアしていて、野菜としての味も雄株は劣るのではと妄想しました。しかし、そんな記述はどこにも見つかりません。今度、八百屋で「これ、雌雄どっち?」と聞いてみますか。

<補注> このあと、ミョウガの実がとてもコミカルであることを新聞で知り、続けてレタスに花が咲きそうな現場を見つけました。今年は野菜に驚かされる年だったようです。(2020年11月17日)

過去のきょう 2019 コムギ 2018 キソケイ 2017 コバノズイナ 2016 フウトウカズラ 2015 エンコウカエデ 2014 ルイヨウボタン 2013 センダン 2012 キツネノテブクロ(ジギタリス) 2011 ハルザキヤマガラシ 2010 ニワウルシ 2009 ヤマアジサイ 2008 ニンジン 2007 ムギワラギク 2006 イイギリ 2005 チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ) 2004 ノウゼンカズラ

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6月3日(水) エニシダ

200603enisida
花がそろそろ終わりかけになったので、豆とのツーショットを残しておこうと狙った一枚です。ところが、まだ花が盛りのころの姿を確認したら、そこにも豆はたくさんぶら下がっていました。エニシダもなかなかシツコイ系です。
今度はこの莢から豆を取り出してみよう、とか、花から豆に変化する様子がわかる写真も欲しいな、とか、いろいろと課題ばかりが出てきます。
しかし、この一枚はまったく無駄ではなくて、エニシダとおとといのサイカチをつなげる内容が写り込んでいました。その共通点とは、葉が幼いときのツンツンです。新しい葉の先端はトゲのように鋭く突き出し、生長に伴ってそれが弱まり、ついには丸くなる…そんなパターンがこの写真にも隠れています。
属は違ってもマメ科同士なので、同じ経過を辿るのも不思議ではないなぁ、と少しだけドヤ顔になったあと、ありゃ、ほかのマメ科も調べろってこと!と焦りました。うーん、課題はいろいろありますんで、あとはまあテキトーにしときましょう。

過去のきょう 2019 クロウメモドキ 2018 コメガヤ 2017 バイモ 2016 シナガワハギ 2015 トキワハゼ 2014 マタタビ 2013 ヤマモモソウ(ハクチョウソウ、ガウラ) 2012 セイヨウニワトコ 2011 ニシキウツギ 2010 ブラシノキ 2009 クリ(雌花) 2008 センダイハギ 2007 タチバナ 2006 シロバナシラン 2005 ハナザクロ 2004 カリフォルニアポピー

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6月2日(火) シャスタ・デイジー

200602leucanthemumxsuperbum1
ん、フランスギクみたいだけど、なんか違う!?という「勘」が当たりました。その「なんか」を分解的に考えると、草丈と花のサイズでした。
まず草丈は、フランスギクを腰丈とすれば、これは臍丈ぐらいとデカイのです。そして花もフランスギクよりはひと回り・ふた回り大きくて、直径10cmまで育ちます。そのため、見ようによってはだらしないほど花びらの外周が垂れていました。
フランスギクの類似種を調べると、シャスタ・デイジー(Shasta daisy)という園芸種(作出品)が見つかりました。日本語的には発音しにくいためか、シャスターデイジーと呼ばれ(書かれ)ることが多くても、ここは正確な表記にしておきます。
200602leucanthemumxsuperbum2
ただ、草の高さや花の大きさは変化しやすいものなので、自分なりに区別するためのポイントをあげておきます。写真左がフランスギクで、へら型(直線的で、先が急に窄む)の葉と茎の粗い毛が特徴です。
対するシャスタ・デイジー(右)の葉は、先端がゆっくりと細くなっていて、かなりふつうの葉っぱ的です。また、葉肉がやや厚く、色も深めです。さらに、生長した葉には側脈が強く表れるのもフランスギクとの違いです。茎にはわずかに毛があるものの、フランスギクほどに目立つ粗さではありません。
園芸開発されるときの母種がフランスギクだったそうで、両種が見分けにくいのは当たり前でも、いろいろ混ぜ合わせてマイルドというか中庸路線の形態を持つに至ったのがシャスタ・デイジーなのだと理解しておきます。

過去のきょう 2019 トラフアナナス 2018 ホップノキ 2017 マダケ 2016 エビヅル 2015 ベニサラサドウダン 2014 オウシュウマンネングサ(ヨーロッパタイトゴメ) 2013 サルトリイバラ(サンキライ) 2012 ホタルカズラ 2011 ツクバネソウ 2010 モモイロタンポポ 2009 ワニグチソウ 2008 セッコク 2007 ソヨゴ 2006 オリーブ 2005 ヤマモモソウ(ハクチョウソウ、ガウラ) 2004 ユリノキ

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6月1日(月) サイカチ

200601saikatikoaohanamuguri
清新・無垢とはこのことかと思えるサイカチの幼い葉です。艶のある肌合いは透明感にあふれ、葉先の尖りがヤンチャそのものです。
周りの先輩たちを見ると、この輝きがだんだんに薄れ、先端のツンツンも次第に失われて小判型に丸まってしまう過程がわかります。
そんなサイカチの雄花を蹂躙しまくる暑苦しいヤツがいました。まったく花粉しか見えていなくて、その挙動は唐突です。接写しているこちらの顔にも平気で衝突してくれます。かなり重量感のある体当たりを二発受け、苦笑いしながらこのコアオハナムグリと若葉を見比べて、たぶん寿命が幾月かは延びたことでしょう。

<サイカチの四季>1月 ☆ 2月 ☆ 5月 ☆ 8月 ☆ 10月 ☆ 11月 

<補注> 同じマメ科であるエニシダの葉にも、サイカチとそっくりの特性がありました。(2020年6月3日

過去のきょう 2019 ハナヒリノキ 2018 クスダマツメクサ 2017 オニスゲ 2016 フキタンポポ 2015 オオヤマフスマ 2014 クサイチゴ 2013 マツバギク 2012 シロモジ 2011 アズキナシ 2010 シライトソウ 2009 ナツハゼ 2008 ギンリョウソウ 2007 ムシトリナデシコ 2006 ユスラウメ 2005 カルミア 2004 ソメイヨシノ

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