5月17日(日) アゼナルコ(アゼナルコスゲ)
全体が明るい黄緑というのはこの草の大きな特徴であっても、前回掲載の写真は少し悲しいできでした。曇天だからと変えてみた設定が、たぶん裏目になったような気がします。なので今回はイジリっこなしのカメラ任せ画像です。
それでもこの草の色目のきれいさはわかります。誰を呼びたいわけでもない風媒花のくせに理屈に合わないことで、単なる目立ちたがりなのでしょう。
目立つと言えば、プラプラする花穂もやり過ぎの不合理感にあふれています。ただ、穂の構成はもう前に触れたので、この写真では葉に注目します。
その断面が緩やかなM字型になっていて、オクノカンスゲの葉も同じ形でした。これはしなりや曲げに強い構造で、建築や機械設計でも多用されるものです。理屈に合わない草に、ようやく一つだけ合理的な特徴を見つけました。
それでもこの草の色目のきれいさはわかります。誰を呼びたいわけでもない風媒花のくせに理屈に合わないことで、単なる目立ちたがりなのでしょう。
目立つと言えば、プラプラする花穂もやり過ぎの不合理感にあふれています。ただ、穂の構成はもう前に触れたので、この写真では葉に注目します。
その断面が緩やかなM字型になっていて、オクノカンスゲの葉も同じ形でした。これはしなりや曲げに強い構造で、建築や機械設計でも多用されるものです。理屈に合わない草に、ようやく一つだけ合理的な特徴を見つけました。
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