5月8日(金) ニオイロウバイ(クロバナロウバイ)
かつてはやたらキワモノ扱いで取り上げたクロバナロウバイ(注)も、このごろは何カ所かで見られます。それでもまだ珍品度が下がったわけでなく、こんな時期に出会うと、ジワーッとこの「あり得ない」色合いを楽しませてもらいます。
加えて黄緑色が愛らしいこの葉もなかなかの鑑賞価値…と目尻を下げかけたら、あいやー、「クロバーナ、お前もか!」でした。この花と葉っぱ、同じ一つの芽から出ている=混芽ではありませんか。かつての写真は撮影時期が遅すぎて、つまり当年の枝が生長しすぎていて、そこらにまったく気づきませんでした。
ならばふつうのロウバイたちもそうかと過去記事を見直したら、それらが混芽であると言える写真はありませんでした。クロバナと違って開花と展葉の時期に開きがありすぎるので、かなり意識しないと証拠写真は得にくいようです。
やれやれ、「クロバナきれいだね」で終わるはずが来年の1月・2月の追っかけ課題を背負ってしまったわけで、鬼に笑われる展開となりました。
加えて黄緑色が愛らしいこの葉もなかなかの鑑賞価値…と目尻を下げかけたら、あいやー、「クロバーナ、お前もか!」でした。この花と葉っぱ、同じ一つの芽から出ている=混芽ではありませんか。かつての写真は撮影時期が遅すぎて、つまり当年の枝が生長しすぎていて、そこらにまったく気づきませんでした。
ならばふつうのロウバイたちもそうかと過去記事を見直したら、それらが混芽であると言える写真はありませんでした。クロバナと違って開花と展葉の時期に開きがありすぎるので、かなり意識しないと証拠写真は得にくいようです。
やれやれ、「クロバナきれいだね」で終わるはずが来年の1月・2月の追っかけ課題を背負ってしまったわけで、鬼に笑われる展開となりました。
<補注1> クロバナロウバイとしていたこの木(Calycanthus floridus var. floridus)の標準和名はニオイロウバイでした。タイトルだけ訂正しておきます。(2021年5月8日)
<追録&補注2> ずいぶんと咲きっぷりのいい1本に会いました…で終わるはずだったのに、今回の調べで、この木の正体がわからなくなりました。
花が香って葉裏に毛があるのがニオイロウバイで、それとは別に、無香無毛のアメリカロウバイ(注3)という木があるようです。(2021年5月8日 ↓撮影:2021年4月20日)
<追録> 葉の裏を確認しました。どの程度を有毛とするか不明ながら、たしかに無毛ではありません。(撮影:2021年6月8日)
<補注3> アメリカロウバイについての手がかりを得ました。(2021年6月19日)
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