5月19日(火) イヌムギ
わざわざ牧草として南米大陸から持ち込んでおいてイヌ呼ばわり(だいたいが役立たずの意味)はないだろうと憤ります。ウマクサとかウシムギとか、ほかにどうとでも呼びようはあったでしょうに、いまや立派に路傍の草です。
似た環境に育って見かけもやや似るものにカモジグサがあって、きょうの写真2枚はそちらと比べられるように意識しています。
まず1枚目は花序が円錐形(カモジグサは穂状)であることを示していて、先端の小穂から下に行くほど、分岐した花茎が長くなっています。
2枚目左は小穂の特徴で、まず頴(護頴)に紫色がうっすら兆しています。また芒はあるものの短めです。加えて、内頴は護頴の半分程度しか長さがありません。
そして右側では葉舌を示しています。薄い膜状のギザギザは4~5mmもの長さがあって、イヌムギを見極めるときの大切なポイントです。
似た環境に育って見かけもやや似るものにカモジグサがあって、きょうの写真2枚はそちらと比べられるように意識しています。
まず1枚目は花序が円錐形(カモジグサは穂状)であることを示していて、先端の小穂から下に行くほど、分岐した花茎が長くなっています。
2枚目左は小穂の特徴で、まず頴(護頴)に紫色がうっすら兆しています。また芒はあるものの短めです。加えて、内頴は護頴の半分程度しか長さがありません。
そして右側では葉舌を示しています。薄い膜状のギザギザは4~5mmもの長さがあって、イヌムギを見極めるときの大切なポイントです。
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