5月15日(金) サワオグルマ
名前を借用されたオグルマにしてみれば、「こんな雑な花びらで小車だなんて!」と憤慨するところでしょう。ただ、パッと見の雰囲気は案外に近くて、しかも低湿地という生息環境も同じなので、名前を覚えるこちらとしては大助かりです。
もちろん、両種は同じキク科でも属違いなので、細部に目をやるといろいろな相違点があります。一番に際立つ差異は茎で、支えるべき花に対して異様に太く、さらに毛むくじゃらです。ここがそれなりにスマートなオグルマとは大違いです。
また、葉の質も厚手でしかも毛深いので、どう転んでもオグルマと混同することはありません…とエラそうにしていたら、サワオグルマの同属にはオカオグルマというのがあって、この二つは細部がわりと似ています。ただ、沢と丘という生息環境差が単純明快なので間違えるはずもない…というのはまだ見ぬうちの自惚れです。
もちろん、両種は同じキク科でも属違いなので、細部に目をやるといろいろな相違点があります。一番に際立つ差異は茎で、支えるべき花に対して異様に太く、さらに毛むくじゃらです。ここがそれなりにスマートなオグルマとは大違いです。
また、葉の質も厚手でしかも毛深いので、どう転んでもオグルマと混同することはありません…とエラそうにしていたら、サワオグルマの同属にはオカオグルマというのがあって、この二つは細部がわりと似ています。ただ、沢と丘という生息環境差が単純明快なので間違えるはずもない…というのはまだ見ぬうちの自惚れです。
<補注1> 上の画像段階から半月ほどの時間経過によって、サワオグルマはさらにガサツ度を高めるのでした。(2023年6月1日)
<補注2> サワオグルマの細部を見直してみました。(2024年5月4日)
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