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4月18日(土) 混芽、混芽、混芽

200418huji
腸詰めみたいだなぁ、もしかして食べられる?などとニヤつきながら藤棚を見上げたら、エッ! 混芽ですか。そうだったんですか…とショックです。
200418ityou
立ち直れないなぁとイチョウの根もとに佇んだら、うん、イチョウはそうだったんじゃないかと薄々感づいていましたけど、はぁ、やっぱりそうでしたねえ。
200418yamaguwa
もう破れかぶれで桑を眺めれば、くっそー、これも花と葉っぱが同じ芽から出ているじゃないですか。しかし一方、うれしいこともありました。「雌雄異株、まれに同株」という気まぐれな桑なのに、「また」も雌雄同株の木に当たりました。
14年も前には、桑の雌花と雄花を撮影できるのがうれしくて、それぞれ別の写真にしてしまったので、「同株」だった証拠がありません。あれに比べたら、今度は同じ枝に雌雄両方の花が並んでいて、立派な進歩です。
ただ、引き過ぎて細部がわからんという難点は拭いがたく、セコイ手を使いました。これで葉っぱの先とか雌花のモジャモジャ具合がわかって、ヤマグワです。

<補注1> きょうの過去記事(↓)を内容チェックしていたら、2007年のホオノキの写真に「混芽」疑惑を持ち、そこから関連記事を辿ったら、2014年2月5日の記事に、「ホオノキは混芽を持つ」と明記していました。
これはおそらく図鑑知識であり、その後さっぱり身につかず、今春、さも初めて知ったがごとく「混芽!混芽!」とフィーバーしてしまったわけです。
あまりに情けない事態で、これ以上、自分の傷口に塩を擦り込むのも変態チックなので、この春の混芽フィーバーはここでいったん終わらせることにします。
<補注2> しつこくも、5月に入ってムクノキも混芽だったことに気づきました。上の「いったん終了」宣言はさっそく撤回です。(2020年5月6日
<補注3> シラカンバは雌花序だけが混芽でした。(2021年4月12日

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