4月22日(水) ポプラ(セイヨウハコヤナギ)
ポプラというのはとてもポピュラーな木で…と書いてみて、ありゃ?と調べごとが発生しました。ポプラ(ヤマナラシ属:Populus)とpopular(英語:有名な、大衆的な)、もしかして語源が同じですか。ポプラの方は、葉がサヤサヤする様子に原義があるようで、日本の同属であるヤマナラシと同じ発想のネーミングです。
対するpopularはpopul(大衆)から来ていて、葉っぱがみんな同じように揺れ動く様子と多くの人間がみんな「いいね」をする現象は、根が共通に思えます。もちろん、素人の思いつきであって、間違っていたらごめんなさいです。
対するpopularはpopul(大衆)から来ていて、葉っぱがみんな同じように揺れ動く様子と多くの人間がみんな「いいね」をする現象は、根が共通に思えます。もちろん、素人の思いつきであって、間違っていたらごめんなさいです。
さてポプラです。きょうのタイトルを「ポプラ(セイヨウハコヤナギ)」としたことにはけっこう言い訳が必要です。ポプラは冒頭に記したようにヤマナラシ属の学名であり、その属には上述したヤマナラシを始め、ドロノキとかギンドロとか(その他十数種)があります。つまり、ポプラとセイヨウハコヤナギは「=」ではないのです。
なのにどうしてイコール扱いをしたかと言えば、popul(大衆)はセイヨウハコヤナギをポプラと言うよなぁという、まさに独断と偏見=爺さんの勝手です。
主幹が空高くまっすぐにのび、枝がそれにまとわりつく樹形は、たぶん北海道の風景としてpopul(大衆)の記憶にこびりついたものでしょう。そう言えば、北大のポプラ(注3)が台風でやられたのは6年前でした。復活を祈ります。
なのにどうしてイコール扱いをしたかと言えば、popul(大衆)はセイヨウハコヤナギをポプラと言うよなぁという、まさに独断と偏見=爺さんの勝手です。
主幹が空高くまっすぐにのび、枝がそれにまとわりつく樹形は、たぶん北海道の風景としてpopul(大衆)の記憶にこびりついたものでしょう。そう言えば、北大のポプラ(注3)が台風でやられたのは6年前でした。復活を祈ります。
<補注1> 同属のカロリナハコヤナギ(カロリナポプラ)を収録しました。(2020年5月24日)
<追録> いかにもポプラという樹形と、葉が繁くなった様子を追加しておきます。(撮影:2020年5月29日)
<補注2> 長いこと塩漬けにしていた疑問が解決しました。(2021年2月21日)
<補注3> 北大のポプラ並木を現地視察しました。(撮影:2022年10月26日)
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