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4月15日(水) チユウキンレン

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陽光に黄色が輝きます。苞葉一枚のサイズが手のひらほどあります。
その巨大黄金物体が展開する隙間から花が咲き出していて、これはもうバショウ科そのものの構造です。バショウバナナ類と同じで、ただし苞葉や花の開く方向が逆で空を向きます。それがそのまま名前になっていて、地から湧く金の蓮、地湧金蓮、チユウキンレン、英名はChinese yellow banana、こちらもそのまんまです。
200415ensete_lasiocarpum2
耐寒性(中国雲南省原産)とは言え、カメラをちょいと引くと、冬を越した姿はやや苦しげです。それでも、幹に相当する葉鞘は逞しく、その上で開く苞葉はまさに蓮の花、ドドーン・ズドーンと地から湧く音が聞こえそうに雄大な景色です。

<補注> 同属(Ensete)のスノーバナナを収録しました。(2022年1月30日
<追録> 真夏の暑さにもへこたれず元気です。(撮影:2023年7月25日)
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